「…はぁ」
ミレニアム屋上にて、一人ため息を吐く
今から7分24秒後に作戦開始、C&C,セミナーに思いっきり楯突く
…正直言って気がめっちゃ重い
そもそも俺はセミナーの人間だ。だと言うのに…
「………はぁ」
一応、集めた情報と作戦を見返す
そこまで時間があったわけではないので必要分しか書かれていないが
・美甘先輩は別の仕事に離れている
・保管庫は2階東側左手奥から3番目にある
・ほぼ確でC&Cの三人 VS 俺一人になる
・現状の財政を加味した上で床,窓,扉等を破壊しないよう細心の注意を払う
・神秘瞬間解放は3%まで。それ以上はぶつかった際に窓が壊れる可能性有り
・窓には近付かない。角楯先輩は常に俺を射線上に置いていると思え
・閃光弾,煙幕弾は共に2つずつ。使用場面には注意
・上記二つはアスナ先輩には効果が薄い、常に警戒するべし
・万が一の場合はすぐに離脱し、必ず朝になるまでに再度突入する
・この作戦は既にセミナー,C&Cにバレている可能性が高い。よって対策されている前提で行動する
とメモのように書かれている
美甘先輩が居ないなら、大分楽になる
決して他の先輩方が弱いと言うわけじゃないが…やはり美甘先輩は別格だからな…
何だよ壁キックからの頭上から乱射って魅せプかよチクショウ
「…そろそろ時間だな」
サバイブを背負い、ゲバルトを右手に持ち変える
スライドを引き、銃身に弾を送り込む
…もう、後には退けない
「…行くか」
もう、覚悟は出来てる
…後が怖いなぁ(出来てないやん)
で、意気揚々()と出て来たのはいいんだが…
「あーもう邪魔だなぁ!?」
数えるのが嫌になる程のスイーパーとドローンに行く手を阻まれた
恐らく俺が没収して保管庫に押し込んでた奴を引っ張り出して来たのだろう
改めて見ると俺めっちゃ押収してたんだなぁ…と思いながら必要分だけゲバルトで撃ち抜く
市販品とは言えエンジニア部の手が入ってるからな、この程度一撃だ
乾いた発砲音と空薬莢の落ちる音が響き、戦場を彩る
これ以上は球の無駄になると判断した俺はスイーパーを足場にして跳躍、そのままドローンを蹴飛ばして一度に3機のドローンを撃墜する
黄色のスイーパー(他よりちょっと速い奴)だけゲバルトで撃ってから、ロボットの間を縫うように走り抜ける
「さてと、保管庫は…」
そう呟いたところで気付く
…ここ、左側面全部窓じゃね?
じゃあ、角楯先輩の的になるくね?
それに気付くと同時に、勢いよく床を蹴り上げて加速する
その瞬間、唸るような音を立てながら背後を弾丸が通り抜けた
「ッッッぶねぇ!」
まーずいなこれ…完全に位置バレしてやがる…
角楯先輩のライフルは高重量,高反動だから次の砲撃までに約3.4秒のラグがある
その隙に何とかこの窓ゾーンを抜け…たかったんだけどなぁ
「ちょっと来るの早すぎやしませんかね…
「あ、ウツキ見つけた!やっほー、久しぶり〜!」
「ウツキさん、お久しぶりですね♪こんな形で再会するとは思いもしませんでしたけど」
…最ッ悪だ
C&C3/4が揃っちまったんだが…
いや、マジどうするかなぁ…
閃光弾,煙幕弾→アスナ先輩の『直感』の前では無意味
逃走→室笠先輩の広範囲爆撃を回避出来る気がしない
応戦→角楯先輩の砲撃を交戦中に回避出来る奴?いるわけねぇだろ!
おっとぉ?これもしかしなくても詰んだか?
「あまり抵抗しない方がいいですよ?ヘイローのない身では命にも危険が及びますので」
「いやぁ、ご心配感謝します…けど、今回『も』諦め悪く行かせてもらいますからね!」
俺は一気に加速して室笠先輩の目の前まで走り込む
室笠先輩が爆弾を取り出すより先に…攻め落とす!
右足を軸に室笠先輩と背後を合わせるようにターンし、開かれかけた爆弾ケースに隙間に1発
それと同時に腰から下げた煙幕弾のピンを抜き、そのまま落とす
地面にぶつかると勢いよく煙を吐き出し、俺と角楯先輩含めた全員の視界を潰す
これで角楯先輩の砲撃は暫く収まるはず…この隙に室笠先輩かアスナ先輩を…ッ!
左側から気配を感じたと同時に姿勢を低くする
頭上を弾丸が通り抜ける気配がした
この状況、位置的にもアスナ先輩で確定だな
俺は脚を伸ばして室笠先輩の脚に絡ませ、そのまま強く引いて引きずり倒す(一応背中から倒れるように調整したが確実に女性にやっていい事ではないので後で土下座して許しを乞いましょう☆)
俺は上半身だけを起こし、勘で銃口を向け発砲する…が、当たった感覚がしなかったため外れたのだろう
俺は室笠先輩から少し離れ、姿勢を低く保ったままゲバルトを構える
…そろそろ煙が晴れてくるな…晴れるより先に離脱した方が良さそうか
俺はそう判断し、閃光弾のピンを抜いて2秒数えてから飛び退く
煙から飛び出すと同時に炸裂、夜闇に慣てきた目には致命的だろう…特に
「角楯先輩からしたら…たまったもんじゃねぇだろ?」
俺は一気に駆け出して窓ゾーンを抜け…
「ッ!」
ようとするが、その瞬間爆風に吹き飛ばされ足を止められる
…まだ使える爆弾残ってたんかよ
「…ウツキさん、流石にアレは女性にしていいものではないのでは?」
「…ハイ」
めっちゃ笑顔でブチギレながら室笠先輩が両手にダイナマイトを持つ
…さてと、土下座かヘッショか切腹か…どれなら許してもらえそうですかね?
まぁ謝るのは終わった後になるけど…許して☆
「ダメです♪」
\(^o^)/オ ワ タ
一方その頃…
「目がッッッ!目がァッッッッッ!!!」
↑角楯先輩です
背中痛ァ!な室笠先輩
&何故かほぼ無傷なアスナ先輩
&大佐になった角楯先輩
VS
大罪人 兼 被告人 兼 クソボケ 兼 馬鹿野郎ッ!のウツキ
ファイッ!
ではまた次回会いましょう!
バーイ!
ミレニアム1章が終わったら…
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ミレニアム2章!
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エデン条約1章!
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SRT1章!