楽しい銃社会の生き抜き方   作:WEVE

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総合評価500

&

UA40,000突破


皆様、本当にありがとうございます!


今回の記念回について、詳しくは活動報告の【W記念回について】を見て下さい!
これからも『楽しい銃社会の生き抜き方』をよろしくお願いします!


Ep.41 居待ウツキと財布の危機

と、言うわけで再びトリニティ総合学園まで足を運んできたわけなんですが…

 

「は?あんたが突っ立ってるのが悪いんでしょ?」

 

「〜〜でさ、そしたら泣きながら許して〜って 

 

「あっはは!何それちょーウケるwww」

 

うーん流石トリニティ、相変わらずゲヘナと別ベクトルで治安が死んでいる…

…あーダメだいるだけで気分悪くなってくる…早く阿慈谷のとこに行こう

 

そう思って早歩きでヒフミから送られてきた座標に向かう…その途中でドンッとした鈍い衝撃が肩に襲いかかってきた

そして直感で理解した

あ、これ絶対面倒なことになる奴ですやん…と

 

「…は?あんたどこ見て歩いてんの?」

 

あああああ…ごめん、本当にごめんだけど『ごめん』より『面倒くせぇぇぇ』が先に来てる…!

こうなったら…

 

「…すみません」

 

必殺『とりあえず「すみません」で切り抜けられないか試す』!

これでダメなら耐久になります

 

「ふぅん…で、何が『すみません』なの?ほら、謝ってるなら分かるでしょ?」

 

あつキレそう…いやいや、他学園の自治区…それもこんな時期に問題なんて起こしたら後が絶対地獄になる…ここは相手の要求を出来る限り呑みながら…

 

「しっかりと前を見ずに歩いた上、肩をぶつけてしまってすみませんでした」

 

しっかりと頭を下げて謝罪をする

一応心は篭ってるよ、8割めんどくさいだけど

 

「じゃあ、誠意を見せて貰おうかしら…土下座とかどう?」

 

土下座、かぁ…まぁマシな方か、慣れてるし(.慣れるほどやらかしてるの意)

そうして俺は膝を曲げ両手を地面につけ、額を地面に乗せようとした時だった

 

「…あら、そちらにいるのは…ウツキさんですか?」

 

「あ、羽川さん!お久しぶりです!」

 

偶々通りかかった羽川ハスミさんに声をかけられた

そして…

 

「…えっと…これは一体、どう言う状況で…?」

 

俺が一般生徒に土下座一歩手前の姿勢をしている様子に困惑していた

うん、わかるよ…俺もちょっと困惑入ってるからね

状況の説明をしようとした…が、

 

「な、何で正義実現委員会が…!?」

 

「っ!?ま、待ちなさい!…ウツキさんすみません、またあとでお話しましょう!」

 

相手がダッシュで逃げていったので、反射的に羽川さんが追いかけにいってしまった

…何と言うか、突然やってきて荒らすだけ荒らしてから帰ってく嵐みたいな時間だったな…

…約束まで意外と時間余裕あるな…ってか早く来すぎたな…助けてくれたお礼もしたいし…

…よし、羽川さんが帰ってくるまで待ってるか

 

                        

 

「お待たせしました、ウツキさん」

 

数分後、少し申し訳なさそうな顔をした羽川さんが帰ってきた

どうやら逃げられてしまったらしい

いやアイツどんな逃避性能だよ、正義実現委員会から逃げ切るとか…

 

「次見つけた時は…必ず…!」

 

「まぁ、実害は特に無かったですし…そんなに気にしなくても…」

 

羽川さんを軽く落ち着かせ、近場のカフェまで向かう

ここはパフェが有名らしく、店前には俺より一回り大きなイチゴパフェの飾りが設置されていた

…え、これ食品サンプルなの?てことは実寸大ってこと?怖ぁ…

俺はチョコレートパフェのMとカフェオレのホットを注文する

 

「羽川さんはどれにします?」

 

「えっと…私は別に…それに手持ちも無いので…」

 

「いえいえ、お礼ですし奢らせてください。なんなら3つくらい頼んでもいいですよ!なんt」

 

「ほ、本当ですか!?で、ではこの超大型ストロベリーパフェのXLを…」

 

そう言って羽川さんは1番右上に書かれたメニューを指差す

この店の看板メニューで、店頭に置いてあったアレだ

値段は高いが、単価で見たら1番安い可能性はあるな…

まぁお礼だし…このくらい奢ってみせろよ、ウツキィ!

 

「じゃあもう注文しちゃいm「3つお願いします」?????」

 

                        

 

「お待たせしました、こちら注文のカフェオレとチョコレートパフェです!」

 

「あ、ありがとうございます」

 

店員さんからパフェとカフェオレを受け取り机に置く

ひと足先にあの妙に柄が長く先端の小さいスプーンでパフェを口に運ぶ

うん、甘さ控えめなチョコソースと甘いクリームが良く会っていて最高ってやつだな

そんなこんなで暫くパフェを食べていると…

 

「お、お待たせ…しました…!超大型ストロベリーパフェのXL3点…です!」

 

ドンッ!と机を揺らしながらアホみたいなサイズのパフェが3つ置かれた

見てるだけで胃もたれしてきた俺はカフェオレを口に運ぶ…あ、美味しい

 

「ご、ごゆっくりどうぞ〜…」

 

ほら見ろ店員さん凄い顔になってるよ…あっこれ気にしてないなこの人、目にパフェしか映ってねぇや

…マジでこれ奢るのかぁ…7:3とかにしとけば…いや、お礼だからな!うん!何とでもなるはずだ!

と言うか食い切れるのか?この人…

 

                        

 

「ふぅ…ごちそうさまでした。申し訳ありません、奢っていただいて…」

 

食い切っただと!?

 

この人ヤバくね?あのクソデカいパフェ3つが俺のMサイズのパフェ1つ,カフェオレ一杯と同じ速度で消えたんだが…

もうこれがキヴォトス最高の神秘で良いよ…

 

そして羽川さんには先に店から出てもらった

レシートに書かれた額と財布の中身を見て「ヒュッ」となったのはまた別の話だ

そして、

 

「…よし、もうこれからは安易に『奢る』なんて言わない様にしよう!」

 

随分と軽くなってしまった財布を仕舞いながら、俺はそう決意したのだった




ではまた次回お会いしましょう!
バーイ!
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