楽しい銃社会の生き抜き方   作:WEVE

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UA1万突破記念第二弾!
ミレニアムの生徒会『セミナー』のとある1日に焦点を当てた回となります!
時系列は連邦生徒会長が失踪する少し前くらいのつもりです!
ぜひお楽しみください!


Ep.EX セミナーのとある1日

AM6:30起床

 

今日は土曜日

昨日ユウカから『買い物に付き合って欲しい』と頼まれた為、いつもより少し早めに起きた

因みに何故か『べ、別にデートという事では無いですからね!?』と言われた。言われなくても分かってると伝えたらほっぺ思っきり抓られた。何で?

 

ピコンッ♪

 

「…んぉ?セミナーのグルモ*1に通知?何々…?」

 

スマホを持ち上げモモトークを開き、そこに書かれた内容を見る

…調月先輩からだ

 

『【緊急事態発生】黒崎コユキがまたミレニアムの予算を悪戯で0にした模様。被害は無し。しかし念の為書類合わせもとい確認の為、本日セミナーは特別登校日とする』

 

「…ははっ」

 

最後の一文に、乾いた笑いが込み上げる

恐らく2軒向こうの早瀬先輩とその隣の生塩先輩も同じ状態だろう

そして奇しくも3人は同時に顔を上げ

 

「…絶対に許さんぞ、黒崎ィ…!」

 

「絶対に許さないわよ、コユキ…!」

 

「絶対に許しませんよ…コユキちゃん?」

 

ここに、三人の悪魔が降臨した

 

                        

 

「………」カタカタカタカタカタカタ…

↑治安維持委員なのに今日元々オフだったせいで書類整理手伝ってるウツキ

 

「………」カリカリカリカリカリ…

↑今日ウツキと買い物(デート(本人否定))に行く予定が潰れて不機嫌なユウカ

 

「………」カタカタ…カタカタカタ…カチッカチッ

↑お気に入りの詩集を読もうとした矢先に出勤なせいでやる気スイッチオフなノア

 

「」

↑コユキだったタンパク質の塊

 

←報告書提出の為この場には居ないが(現状のコユキについては)何も知らない調月先輩

 

以上、イカレた4人+1で書類仕事をしている

土曜の、休日の、朝っぱらから

何が悲しくて休日を書類整理に費やさなくちゃいけないんだ…!

もうやだ、おれとろけちゃう…

 

「…あ、ぶひせーきゅー…これはーせせーぱいのひごと…」でろぉん…

 

「…あぁ、そこおいといて。いまはみたくにゃい…」ぬるぉん…

 

疲労、ストレス、その他諸々により溶け出す2人…いや、ノアも画面端で無言のままぐでぇん…と溶け出していた

兎も角、このままではセミナー存続の危機にも…!

 

「…これは…どう言う状況なのかしら…?」

 

ガチャリと音を立てドアが開くと、調月先輩が入ってきた

当たり前っちゃ当たり前だが、この光景(溶けてる3人がデスクに並びコユキだった何かがその辺に落ちてる)に困惑しているようだ

 

「その…突然登校日にしたのは謝罪するわ。だから、その…元に戻ってくれないかしら…」

 

「いえ、別に調月先輩は悪くないんで…と言うかそこに転がってるソレが原因なんで…」

 

「…………………そう」

 

おいそこコユキ、オメェの事だぞゴラ。こちとら休日返還してまで尻拭いしてやってんのに呑気に寝やがって…(気絶の間違いだし気絶させたのはコイツ)

 

「全く、悪戯にも程があるわよ…何で今日に限って…」

 

「まぁまぁユウカちゃん、明日も放課後もあるんですから…」

 

「あ、明日は美甘先輩と模擬戦で午前午後両方とも埋まってるからすまん」

 

「」←Yuka Freeze

 

「何故貴方は今このタイミングでそれを言うのかしら…余りにも非合理的よ…?」

 

あれ、俺なんか言いました…?あのー…えぇ…?(困惑)

とんでもなくクソボケをかますウツキであった

 

もうちっとだけ続くんじゃ☆

 

                        

 

「…お、」

 

「「「終わったぁ~…」」」

 

時計の針が11:30を指す頃、ようやく全ての仕事が完了した

三人そろってグググっと身を伸ばす

すると『クゥッ』と可愛らしい音が音が隣から聞こえてきた

音のした方に視線を向けると…

 

「あっ…」

 

顔を羞恥に染めながらお腹を抑えている早瀬先輩がいた

 

「ふふ、そろそろお昼時ですもんね」

 

生塩先輩がクスリと笑いながら言う

早瀬先輩は俯いたままだ

 

「…!そうだ、この後セミナーの皆ででお昼食べに行きませんか?」

 

俺がそう提案すると聞いてた調月先輩の含め三人が若干食い気味に肯定してきた

コユキ?知らんな、その辺のシロツメクサでも齧ってろ

 

「んじゃ、そうと決まれば…」

 

俺はスマホを操作して近場のファミレスを調べる

しばらくスクロールしていき、よさげな店を見つけたので三人に見せた

 

「こんな感じの店なんですけど…どうでしょうか?」

 

三人は詳細を軽く確認して

 

「いいと思いますよ」

 

「結構近い所にあるのね」

 

「…ええ、値段も手ごろ、アクセスも良好…とても合理的だと思うわ」

 

「んじゃ、予約入れときますね~」

 

丁度良く12:00の枠が開いていたので、そこに予約をねじ込む

近場といっても早くに行って損はないので、俺たちはセミナーの部室を後にした

…因みに予約は大(・)人(・)5(・)人(・)で取ったが、特に他意はない

別に『流石に置いてくのは可哀想』とか、『ちょっと言い過ぎたお詫び』とか、そんなことは全然思っていないのだ

 

                        

 

「   いやぁ、腹一杯になりましたね…」

 

「ええ、たぶん今日は夕飯いらないわね」

 

「昼のうちに食べておいて夜まで持たせるのも合理的よ…」

 

「…その、今日はごめんなさい」

 

「だから、もう謝んなくてもいいっての。許してるんだからさ」

 

昼食を済ませ、皆で店から出る

因みに代金は俺の奢りで済ませた。カッコをつけたいお年頃なんでね()

流石にコユキも反省したのか、いつもよりしおらしくなっていた

 

「そんじゃ、あとは解散って感じだけど…」

 

俺はそこで言葉を一度止め、早瀬先輩に向き直り

 

「今からでいいなら、買い物付き合いますよ。早瀬先輩」

 

「…え?」

 

そう告げる

え、理由?そんなもん   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だって…わざわざ俺を荷物持ちにしたいほど欲しい物があるんでしょ?」

 

「「「………え?」」」

 

「えっ?」

 

何をしたらこんなクソボケになれるのだろうか。きっと親より早死した事への罰だったりするのだろうか…

それは、主のみぞ知る…途中までは

 

                        

 

それから、俺は早瀬先輩の買い物に着いて行った…のだが…

 

「流石に買い過ぎでは?」

 

「誰かさんが進んで荷物持ちになってくれたからね」

 

「ごめんなさい」

 

完全にSiriに敷かれてやがるぜ…こいつァ…!

まぁ早瀬先輩の場合はSiriというより太m

 

「今何か変な事考えてなかった?」

 

「いいえ何も?」

 

コッッッッッワ!?なんでナチュラルに心の中読めるんですかねぇ…?これがキヴォトス最高の神秘…か…()

 

「ち、因みになんだけど…」

 

「…んぉ?どうかしましたか?」

 

突然モジモジしながら質問してくる早瀬先輩

 

「その、ウツキってさ…ふ、太ももの太い女の子って…どう…思う?」

 

「……………え?」

 

急に何の…ハッまさか…俺の部屋の上から2番目の棚の奥に隠してあるアレが見たかったのか!?違う、違うんすよ早瀬先輩…!偶々アレが少し健康的な体型の子が出てくるだけな奴だけで別に早瀬先輩をそういう目で見てる訳では…!

 

「バッチバチに良いと思いますね(ちょっとなんの事かわかりませんね)」

 

…ん???俺今なんて言った?

 

「あの、早瀬先輩…俺さっきなんて  」

 

言いましたか?そう聞こうと思った…のだが

 

「えへへぇ…そっかぁ…そうなんだぁ…♪」

 

なんかすっごいニッコニコで両手で頬を抑えてる…ってかこっちの声届いてなさそうだなこれ…

 

「…まぁ、幸せそう?だし…いっか!」

 

その後は特に気にする事もなく、早瀬先輩との買い物を続けるのだった

 

                        

 

「…はぁ、つっかれたぁ…」

 

我が家のベッドに横たわり、天井を見上げながら独り呟く

今日は色々あったな…

まず、朝から休日なのに出席して…仕事して…その後みんなで飯食って…早瀬先輩の買い物に付き合って…そのまま夕飯食って来て…帰り道に見覚えのないC&Cの生徒がいて…なんとなくでお悩み相談されて…確か感情表現の仕方だったかな?で、これまたなんとなくでピースピースを伝授して…あ、そうだ調月先輩のお付きのメイドだったんだ

 

…纏めると凄ぇな今日の俺、過労死するて

 

「…っくぁ…さっさと風呂入って寝るか…」

 

こうして、俺のちょっと変わった一日は終わりを迎えた

明日こそは、休める事を祈って…

 

尚、コユキはしっかりと反省をして3日間の間大人しくしていた

それ以降は予算を0にしたりはしなくなった…が、その代償か俺へのイタズラだけは治らなかった

 

「おいゴラ黒崎ィ!テメェまた俺のデスクにびっくりペペロくっつけただろ!」

 

「にははっ!捕まえられるもんなら捕まえてみて下さいよーだ!」

 

「あれ『ウルセェし見た目もヤベェからやめろ』っつったばっかだろーがァ!」

 

「ぷぷぷー、ウツキさんにお似合いじゃないですかー!」

 

「お前を壊す…!」カタストロォム!

 

「にははっ!」

*1:
グループモモトークの略




うーん、短いね(前回比)

ではまた第三弾でお会いしましょう!
バーイ!
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