楽しい銃社会の生き抜き方   作:WEVE

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やべぇ、メインヒロインが全然出てこないよ…(タグ参照)
来れば…来てさえくれれば後は甘砂糖なんだ…!暫くは
後コイツ本当にミレニアム生?
ミレニアムしてたのほぼ1話だけじゃん
早く…!早くヒロイン(アリスとホシノ)を…!


Ep.5 vs災厄の狐

…当たらない

ワカモはほんの少しだが焦り始めていた

先程から何度も射線上に彼を捉え、引き金を引いているにも関わらず…命中どころか掠りもしていない

普通に撃てば身を捩って回避

着地の瞬間を狙えば足を引きタイミングをずらし

空中にいる時に撃てばいつのまにか持っていた瓦礫で相殺

じれったくなったワカモが接近戦に持ち込む

 

蹴る、回避、撃つ、回避、叩く、防ぐ、撃つ、防ぐ、蹴る、回避

撃つ、防ぐ、叩く、回避、撃つ、防ぐ、撃つ、回避、蹴る、回避

もう一度蹴ろうとして…足を掴まれた

 

「っ!?」

 

「掴っまえったぁっ!」

 

そのまま空中に投げ出される

彼の銃口がこちらに向く

 

「たんと喰らいなぁ!」

 

サバイブのトリガーに指をかけ、銃の反動を利用しながら連続撃ちをぶち込む

だが、相手はあの災厄の狐だ

何発かは入ったが決定打にはなり得なかった

 

「ッ…フフ♡そんなに熱烈に攻められてしまったら…このワカモ、もっと激しくしたくなってしまいますわ♡」

 

「言い方ぁ!?語弊を生む言い方をするなぁ!?」

 

まっじで口減らねぇなコイツ!?

余裕を持て余してんのか痩せ我慢なのか…

 

「こっちは今一発即アウトなんだぞ?少しは加減しろっての!」

 

そう叫びながら地を蹴り駆ける

互いのの銃身をぶつけ合い鍔迫り合いの様になる

 

「(このままじゃ押し負ける…!)」

 

俺はそう悟りバックステップで下がる

ワカモは少しよろけたが直ぐに立ち直り銃口を向ける

咄嗟に近くにあった小石を手元に向けて投げる

そこそこに痛かったのかワカモは顔を顰め、銃口が少しズレた

その隙を見逃さずに俺はサバイブを構えながら駆け出し、エイムを合わせながら引き金を引く

 

「ッ…そろそろ潮時…ですね」

 

そう呟いたワカモはとてつもない跳躍力で信号を伝いながらビルの上まで登っていった

 

「っ!逃すかよ!」

 

「ウフフ♡今回はこれで終い…ですが、今度会う時はお互い『全力で』ぶつかり合いましょう♡」

 

それでは、と言いながらワカモがビルから落ちていった

急いで駆け寄ったが、そこには誰も居なかった

 

「チッ…逃しちまったか…」

 

それにしても、『全力で』か…

まさか見破られてるなんてなぁ…

 

「ま、もう会わなきゃ良いだけの話か。あー、つっかれた〜!」

 

その場で大の字になり仰向けで寝っ転がる

もう駄目だ、動けん、疲れた

 

「こりゃ明日は筋肉痛だなぁ…とほほ」

 

ま、あの人筋肉痛とか関係無しにトレーニングさせてくるから駄目か

何だよ、『筋肉痛ですか?じゃあトレーニングしましょう!』って

脳筋かよ

 

「本当はセミナーの予定だっけど…明日はゲーム開発部に逃げるか」

 

流石にこの状態で書類仕事は死んでしまう

生塩先輩苦手なんだよなぁ…綺麗な人だとは思うんだけど…

 

「流石に秒単位で記憶されてるのは…ちょっと…」

 

この前なんか何月何日何時何分何秒に何々してましたよね?って

ホラーだよ、もう完全にホラーだよ

 

「…そういや、今日は花岡先輩見なかったな」

 

ゲーム開発部の部長で俺の恩人?的な人、それが『花岡 ユズ』先輩だ

確かあの日は雨が降ってて…

 

「…あ〜…いや、思い出すのは辞めよう」

 

今考えても恥ずかしい話だ

まさか不安からか俺より小さい女の子に泣きついたなんて…

 

「…死にたい」

 

駄目だ、思い出しちゃ駄目だ

そう、俺は覚えてなんかいないんだ

別に花岡先輩に泣きついてなんかないし

頭撫でられて落ち着いたりなんてしてないし

早瀬先輩の家に匿われて風呂に入れられたり

その後寂しさを紛らわす為に一緒に寝たりなんかしていないのだ

 

「ハッ…そうだ早瀬先輩⁉︎」

 

ガバッと起き上がりダッシュで先輩達を隠した所まで向かった

 

                        

 

「ふぅ…よし、これで一先ずは安心ですね」

 

目的地に到着すると後から来たらしいゲヘナの『火宮チナツ』さんが3人の手当を行っていた

見ると3人とも大きな怪我はしていなかった様だ、安心安心

 

「…さて、後は3人を運んで…ウツキさん⁉︎」

 

「うぉう、そんな驚かなくても…」

 

「そうじゃなくて、その怪我!何処でやったんですか⁉︎」

 

「…怪我?」

 

チナツさんが指を指したのは左頬だった

ふと触れてみると、手に赤色が少し付着した

あー…あの時ちょっと掠ったかぁ…

 

「じっとしててくださいね?直ぐに治療を…!」

 

いや、そんな慌てんでも…と言おうとしたが、チナツの圧倒的な手際により言う前に処置が完了していた

 

「全く…目を離したら直ぐに怪我をするんですから…」

 

「ヴッ…スミマセン…」

 

目を逸らしながら返事をすると、少し呆れた様にため息を吐いた

その後は3人を2人がかりで運び、その後シャーレの事を思い出したのかチナツさんは走っていった

 

「さてと、筋肉痛がクる前にやる事やっときましょうかね」

 

そう呟いた俺はモモトークを起動し、少し下にスワイプして真っ黒のアイコンを叩いた

そして文字を打ち込み、返事が返ってきた事を確認してから電源を落とす

 

さてと

 

久々に会いに行くか




早く…っ!早くパヴァーヌを…エデン条約を…!
そしたら、そしたら曇るんだ…!皆が…!盛大に…!

感想と評価もらえたら泣いて喜びますのでよろしくお願いします!
それではまた次回があればお会いしましょう!
バーイ!
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