私の妻が人外過ぎて地球がヤバイ   作:ちゅーに菌

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作者の中のジェノバさんのイメージ。

ジェノバさんだって生き物なんですから宇宙に沢山いる気がします。その中の一体がクラウドの星に落ちてきた+シンラくんの星に落ちてきた奴なわけです。

この作品のジェノバさんはそれとは別の個体のジェノバさんです。ええ、きっと。

え? ジェノバって名はクラウドの星のガスト博士が付けた通称?

………………。
…………。
……。

君のような勘のいいガキは嫌いだよ…。






Fate/Zero
果ての先


現代で子供に聞かせられるように再編された絵本には大概こうある。

 

とある王子様とお姫様は恋をし、密会を重ねました。

 

そして、なんなかんやで横槍が入りながらもそれを潜り抜け、最後にはゴールイン。

 

そして幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし。

 

まあ、偏屈な童話作家なんかは悲劇の物語にしたり、 救いのない物語にしたりするが自身の子供に最初に読み聞かせたい童話はそんなものだろう。

 

誰も初めからそんな辛い世界を見せたくは無いのだ。何れ嫌でも知ることになるのだから。

 

ハッピーエンド、両者幸福、大円満、全てが丸く収まる結末。そう言った幸せな物語が万人に好まれると言うことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それで?

 

 

その先は?

 

 

ハッピーエンドの向こう側は?

 

 

円満な関係はその後、3年は続くのだろうか?

 

意地悪なお姉さんはお姫様の食事に毒を盛らないのか?

 

怖い魔女が姫を連れ去りはしないのだろうか?

 

王子様の浮気ないし、お姫様の不倫は?

 

大臣は王子様の事を快く思っているのか?

 

子供が産まれて育児は上手く行くか?

 

子供たちが成長し、国を二分するほどの権力闘争に発展はしないだろうか?

 

王子様もしくはお姫様が先に死ぬときに手を握ってくれているのは一体誰か?

 

そう、全ては"if"の世界。

 

要領の得ない空想の産物。始めから無意味だと言うことが決定されている幸せな世界。

 

或いは始めから完結した物語。

 

この物語は絵本を読んだ子供が親に聞く、身勝手な空想のようなものだ。

 

これは最愛の人と2人で生き続けるだけの果ての先の続き。

 

絵本には描かれない空白のページ。

 

もう行こう、ここに彼女はいない。

 

無数に分岐する今日という世界へ。

 

醜悪で消費的な矛盾まみれの世界へ。

 

脆くも美しい不完全で完全な世界へ。

 

さあ、目を醒まそう。

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

朝。目が醒めた。

 

なんだか夢を見ていたような気がしないでもないが起きるタイミングが悪かったのだろう。ひとかけら足りとも覚えがない。

 

まあ、夢は夢。楽しい夢を見たとしても起きてそれが夢だったと気づき、落胆することにはもう慣れた。

 

私は地味に若干寝違えた首を鳴らし、伸びをすると見慣れた布団から起き上がった。

 

寝具からいつもの服に着替え、縁側へと続く襖を空けた。瞬間。

 

 

「アハッハッハッハッ!」

 

 

金髪の長い髪をした何かが、高笑いしながら長い床に雑巾掛けをして走り去っていった。

 

凄まじい速度で通快したために私の髪が靡き、襖が鳴った。

 

あの速度では次に来るのは1分と掛からないだろう。まあ、それまでに居間に辿り着けるので轢かれる心配は恐らくない。

 

先祖の無駄な拘りにより、この家が三十三間堂の廊下並に長いことに感謝しながら進んで行った。

 

まあ、無駄に長いせいで埃と砂まみれになるのでこのように適度に雑巾掛けが必要なため、どちらかと言えばさっさと改築したいのだがな。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

居間に入ると既に朝食が3人分並んでおり、それぞれに最近めっきり見掛けなくなった蚊帳が掛かっていた。

 

私の定位置に座るとそこにはまだ湯気の立ち登る緑茶があった。

 

まあ、彼女の事だ。私が起きる時間を予測していたのだろう。いつもの事なので特に疑問もない。

 

とりあえずお茶を啜っていると私が入ってきた襖が開いた。

 

「朝の労働はクセになりそうだ」

 

「おはよう姫子さん」

 

ゆったりとした口調でさっきまで雑巾を掛けていた女性……姫子さんが入って来た。

 

金髪の長髪、朱く美しい瞳、女神のようなプロポーション。

 

そして、その全てを台無しにする泥棒の風呂敷のようなほっかむりと、"きゅうけつき"と丸文字の平仮名で書かれた白いシャツを着た外人さんである。

 

長いスカートは美しさを引き立てると言うのに上半身が残念にも程がある…。

 

良く見ると畳から3cmほど浮いているような気がしないでもないがいつもの事なのでもう慣れた。

 

姫子さんは私の隣にホバー移動してくると、当たり前のようにぴったりとひっついてきた。

 

ちなみに姫子さんは家の家政婦さん…らしい。自己申告なのでイマイチわからないが仕事は偉い楽しそうにしているので問題ないだろう。

 

こう見えても2人ほど娘のようなものがいるらしい。ようなものってどういうことだろうか?

 

「おはよう、さっきは無視するとは温もりのないことよな」

 

どうやさっき通過した時、こちらに気づいていたらしい。身を呈して雑巾掛けを止めろとでも言いたいのだろうか?

 

一応、人間に毛が生えた程度の私では轢き殺される自身がある。

 

「まあ、いいさ。それより朝げだ。私は俗物根性は持ち合わせていない故、どんなものでも心が踊る」

 

目の前の蚊帳をわくわくした面持ちで眺める姫子さん。とりあえず頭のほっかむりを取っておこう…。

 

ほっかむりを取ると本当にこの人……人?…うん、人でいいか。美人だとわかる。

 

『仲が良さそうで何よりですね』

 

そんな事をしているとメインの大皿を持った割烹着を着た女性が入って来た。

 

「おはよう」

 

「おはよう、マスター」

 

『はい、おはようございます。"シンラ"さん、姫子さん』

 

彼女は姫子さんと反対側の私の隣に来ると、大皿を机の中央に置いた。

 

そして、当たり前のように私にもたれ掛かると頬にキスをしてきた。

 

『おはようのキスです。あなた』

 

「可愛いなぁ…」

 

『えへへ…』

 

私がお返しに彼女の頭を撫でると彼女は目を細め気持ち良さそうにしていた。

 

我ながらなんでこんなのを好きになったのか疑問だ。

 

私の愛しい彼女をふと、客観的に眺めてみる事にした。

 

赤黒い一対のどんな生物にも当てはまらない形状の翼。

 

青みがかった銀の長髪。

 

明らかに人の肌ではない深い蒼色の肌。

 

右手は人の手の形を模しているが左手は肌より濃い色の触手。

 

そして人の下半身をしているがそれを囲むように生える数本の赤い触手。

 

私を見つめるその目は白目も黒目も瞳孔も無く、薄く光る赤一色で統一された目をしていた。

 

その見た目はどう見ても人外の何かであり、かなり宇宙人染みた外見の彼女。

 

彼女の名はジェノバ。長い間この星で封印されていた宇宙生物だ。とある出来事により、私と知り合ってからはずっとこのような事実婚を続けている。

 

姫子さんはある日、彼女が連れてきた女性だ。なんでも彼女が真祖という生き物の身体に朱いなんとかさんの霊を定着させた物体なんだとか。まあ、本名が長いので姫子さんと呼ばれている。ジェノバの事をマスターと呼ぶのは何か意味があっての事なのだろう。

 

今の彼女は元の1000分の1程度の力しかないそうだが、それでもこの星で君臨する(暮らす)分には十分らしい。

 

「今日の朝げはカレーグラタンか」

 

姫子さんがそう呟く。

 

残ったカレー、食パン、とろけるチーズ、たまごなどで作られているようだ。

 

家政婦は吸血鬼、妻は宇宙人。この生活に慣れてきた自分がちょっと怖いくらいです。

『シンラさん』

 

「ん?」

 

『愛していますよ。この宇宙で一番』

 

でももう、幸せだから色々どうでもいいのです。

 

 




ジェノバさんがもしサーヴァントならこんな感じですねぇ。まあ、ある意味真祖より上の存在ですからサーヴァントにはなれませんけど。エクストラの白バーサーカーみたいにならなれるかも。

倒したければザビーズとザビーズのサーヴァント扱いのORTちゃんでも持ってきてください。キアラさん+ORTちゃんでも良いか。

姫子さん…いったい誰なんだ…?


クラス:アリストテレス
真名:ジェノバ
性別:不明
身長:不定/体重:秘密
スリーサイズ:不定
属性:混沌・悪
イメージカラー:青
特技:寄生、侵食、吸収、分裂
好きなもの:あなた/苦手なもの:特に無し
天敵:ウェポン(星の獣)

ステータス:
筋力EX 耐久EX 敏捷EX
魔力EX 幸運EX 宝具EX

宝具:
マテリア:Rank F-~EX
ライフストリームの結晶であるマテリア。星を一撃で粉砕できるモノから相手のステータスを見るだけのモノまで多種多様である。

保有スキル:
アリストテレス:EX
ジェノバ細胞:EX
星喰者:EX
星の力:×(EX)
事象操作:×(EX)
ヒュージスケール:EX
グロウアップグロウ:EX
独占願望:EX

スキル説明:
アリストテレス:Rank EX
要はアルティメット・ワンより少し区切りの大きい超強大地球外生命体の総称。ジェノバも例に漏れずそれにカテゴリーされる。EXともなれば星が他のアルティメット・ワンにSOSをしたくなるほど最低最悪の証である。効果としてはアリストテレスか原初の一のスキルを持たないモノに対して与えるダメージが倍に増え、受けるダメージが半分になる。

ジェノバ細胞:Rank EX
吸収、侵食、吸収、分裂といった全ての侵略系スキルを兼ねたチートスキル。ぶっちゃけこれひとつで既存スキルを全てを遥かに凌駕している。この宇宙最低最悪の生物のスキルは伊達ではなく、対策も不可能に近い。

星喰者:Rank EX
星=真祖=原初の一>神霊>英霊の法則の最上位に君臨し、宇宙において最も巨大な生命体である星を食糧にする最高位補食生物の証。星を含め、自身と同等以下の全てのモノに与えるダメージを激増させ、受けるダメージを自身の現在のHP分減少させる。さらに敵の精神防御を完全に無効化するチートスキルである。

星の力:Rank ×(EX)
ジェノバが用いる主な力。星の全てのエネルギーであるライフストリームの事。現在は1つも吸収出来ていないため、機能していない。ちなみに無くてもジェノバ自身が星1つ分以上の力はある。

事象操作:Rank ×(EX)
過去、現在、未来という一繋がりの事象そのものを自由に操作する能力。理論上、これが使えるものを完全に殺すには彼女が存在した過去、現在、未来全てに対し一度に攻撃をしかけ殺し切る以外に方法がない。だが、星の力が無いため、スキルが殆ど機能しておらず、現在は未来視と限定的な時間移動程度しか出来ない。

独占願望:EX
何かを独占したいという願望。ここまで来ると人間で言う三大欲を全て破棄するどころか呼吸まで破棄し、自身が崩壊寸前だとしても彼のためだけに尽くすほどの狂愛。無論、裏切れば星ごと最低最悪のヤンデレBADENDが待っております。

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