温泉開発部のモブとしてもな   作:てぐめん

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4. いざ温泉開発部(後編)

 逃げる、逃げる、とにかく逃げる。ガサガサと木々の中、風紀委員たちに捕まらぬよう、必死でメグさん部長と一緒に走る。二人がうまくやってくれたおかげで全裸で駆け巡るような事態は回避できたが、しかし最低限の服と銃だけ身に着けて、とにかく牢屋行きにはならないように。

 

 僕らを追い回す風紀委員は、今や僕らの倍以上の人数に増えていた。初めは一人かと思ったら、色んなところからわらわらと現れて、あっという間に数的有利を取られてしまった。

 僕は大した戦力でもなく、むしろ保護対象といった扱いで、戦いにくさを考慮してか撤退する方向で進んでいる。申し訳ない、なんて思ってる暇ないああほら後ろから弾とまんないし!

 

「メグ、頼んだ!」

「りょ~かい! あっためてあげるっ!」

 

 部長が指示を出し、メグさんが火炎放射器で炎の塊を放つ。放物線を描いて着弾するとしばらく地面や木々を燃やして、こちらに最も迫っていたグループを足止めした。

 しかし炎が広がる速さよりも、別ルートから別グループの風紀委員らが迫ってくる速度の方が早いのはどうしようもない。戦況は変わらず、こちらの不利が続いていた。

 

「あははっ、キリがないね~!」

「いや~厳しい! 今日は駄目な日かもしれん!」

 

 メグさんも部長もアッハッハ!って笑ってますけど笑い事ではないのでは!?

 一応まだ僕って新入部員で今日は歓迎会的なとこもあったと思うから捕まるだなんて縁起の悪いことは避けたいと言いますか、うまいこと一緒に逃げ切れると嬉しいですね~なんて思うんだけどほとんど戦力貢献できてない上ハンデの原因になってる僕が言うことではないですねごめんなさい!

 

 とにかくメグさん頼りになっている。彼女が先ほどのグレネード的な炎塊を、部長の指示で的確なところに当てて足止め、最も脅威になりそうなグループを部長と僕でなんとかしていたのが最初の方。しかし風紀委員たちの数が増すにつれて、そもそも立ち止まって銃を撃つ余裕がなくなってしまった。僕のエイムがガバガバで貢献度激下がりしてるのもアレなんだけど!

 

 いつまでもこのパターンを繰り返す訳にもいかない。三人ともかなり疲労が蓄積しているし、何より矢面に立ってもらいがちなメグさんが一番消耗して見える。思い返せば、僕たちと合流する前から交戦していた様子で、それも長かったのかもしれない。ずっと笑顔ではいるけれど、汗と、傷と、息の上がり方からして、限界が近づいてきている。そろそろ本当にまずい。

 

「止まれ温泉開発部! 今日と言う今日は許さんぞーッ!」

 

 ウワ~また向こうの前線がせりあがって来た!もう嫌だ!でもメグさんの炎塊はまだ準備できてないし、そもそも僕がそろそろギブアップしそうってか、激細ボディの限界が……!

 

「あっ」

「ユキちゃん!?」

 

 足がもつれて派手にずっこけた。もうおしまいだ。むしろ一番弱いのに頑張った自分を褒めてもよいのではないでしょうか。これをどうか、天国へのお駄賃ということで何卒。僕はあきらめた。

 

 しかもこけてぶつけた所以外も痛み出した。具体的には風紀委員サイドから飛んできた弾や爆風の被害箇所など。止まったことで、脳内麻薬が切れてしまったのだろうか。これは本格的にリタイアせざるを得ないだろう。二人になったからといって逃走しきれるのかは分からないけれど、僕なしの方が可能性は絶対ある。どうか気にしないで欲しい──そんなことを言う前に、止まっていた視界が動き出していて。

 

「ほら、行くよ!」

 

 気が付けば僕は、部長に背負われて運ばれていた。

 

 ゆっさ、ゆっさと背中で揺られながら、山の景色が過ぎていく。部長は僕を背負っているにも関わらず、さっきとほとんど変わらない速度で、それでもやっぱり、さっきよりは遅くなりながらも走っていく。

 

 疲れた様子がないのはさすが最上級生と言えた。けれども、どうだろう。いくら僕が背負いやすい体型だからとはいえ、おんぶなんかしていたら追いつかれるに決まっている。両手を塞いでどうやって追い払う。あっという間に風紀委員に囲まれて、やっぱり僕たちは詰んでしまう。

 

 そのはずなのに、今のところそんな様子は見られなくて、むしろ戦闘音はちょっとずつ遠ざかっているようにも思えた。

 

「メグさんは……?」

「足止めしてくれてる! ウチの若手のエースだからね、簡単にはやられないよ!」

 

 メグさんのおかげだった。撤退戦の要が、体を張ってくれている。一応無線機で連絡は取れるはずだが、確認している余裕もなく、あちらの現状は不明なまま。

 僕がこけたことをきっかけに停滞した戦況は動き出し、明らかに、もっと悪い方へ傾いたのであった。

 

「すみません……」

「いーのいーの! こっちこそごめんね!手荒い歓迎会になっちゃって」

「いえ……」

 

 なのに部長は僕を責めない。メグさんもきっと同じことを言う。だからただ、ひたすらに不甲斐なかった。今は彼女たちの懐の広さに甘えることしかできなかった。

 

 部長の背でぐったりしながら、メグさんには悪い事をしたと後悔する。短いキヴォトス学園生活の中でも助けてもらうことがぼちぼちあり、彼女には何も返せていない。そしてまた助けてもらった上、今回は仇で返してしまった。僕には一体何ができるというのだろうか。部長も部長で結局は優しくて困る。恩が溜まりっぱなしだ。

 

 温泉開発部はゲヘナのどこにでもいるテロリスト集団の一つで、悪人たちばかりのはず。だからゲヘナ生として不慣れな僕が多少の迷惑をかけたところで心が痛むことは少ないのではないか、そんな甘ったれた皮算用を咎めるが如く、彼女たちは優しく、器が大きい。規範意識の緩さでちょっとどうなんだと思うことはあれど、対人関係においてはむしろ、誰よりも義理堅いくらいだった。

 

 どうしてここまでしてくれるんだろう。疑問は部長の耳元でぽろっと零れ、部長は当たり前のように言う。

 

「そりゃ、ウチの部員だからだよ!」

 

 まだ正式入部していなくても、これから入るつもりがなくても。

 同じ服を着て、同じ湯に入って、一緒にいる以上は仲間だから。少なくとも、今日のユキちゃんは温泉開発部だから。それが彼女の答えだった。

 

 部員だから。

 

 口の中でもらった言葉を咀嚼しながら考える。僕ができること。せめて、何か返せること。

 

 

 

 

 

 

「源泉……」

 

 これは。

 

「え?」

「掘り起こせる源泉とか、ないですかね……」

 

 素人の思いつきかもしれない。

 

「爆破して掘り起こせる源泉、一個くらいあるでしょう……?」

「えぇ、まあ、そりゃあるにはあるが……」

 

 今、部長の思考リソースを奪っていることが最も仇で返す行為かもしれない。

 

「できたら嫌な成分がいっぱいあるような、あの人たちにダメージ与えられるような……!」

 

 そんなのは百も承知で言っている。そうだとしても、ここで彼女たちに守られたまま、何もしないままでいることが最も耐えられない。可能性が一つでもあるのなら、僕はそれに賭けてみたい。

 

「いーやある!絶対ある! ほら、どうせあるんでしょう!?」

「ん。んん……!? ユキちゃんアンタ、本気で言ってる!? 確かにあるけど……!」

「じゃあ使わない手はないでしょう!」

 

 銃撃戦以外のアプローチ。これが実用に値しなくても、案のたたき台にしたり、何かの足掛かりになるはず。今まで僕たちが取った策は全部が武力によるもので、地形の利用にはまだ可能性がある。武力策でジリ貧が続くなら、答えはそこ以外にあるはずだ。

 

 何より、そう信じて言ってみること。自らの意志で、彼女たちの戦いに参加すること。これが今日の温泉開発部員、塩屋ユキとしてできる、数少ない貢献になる。僕はそう考えた。

 

「……どうですか? 実際、何か使えないですか?」

「ユキちゃん……」

 

 一通り畳みかけて、落ち着いて不安になりながらも聞く。部長は落ち着いたトーンで答える。

 

「──うん、良い。アリだと思う。 なんとかやってみよう」

 

 

 

 

 

 

 

 部長命名、ポイントS。温泉成分に由来すると思われる名の地点には、人間が入るに適さない、毒性とも言える激しい化学成分を含んだ源泉があるらしい。

 

 これはある意味で、メグさんの炎塊を拡張した作戦になる。攻撃力のある源泉、それも爆破した直後の、間欠泉のように激しく噴出する瞬間を利用して、より多数の相手をそこに釘付けにする。どれだけ食い止めることができるか、その間に逃げ切ってしまえるかが勝負だ。源泉の噴出を、超巨大な毒性を持ったガス/スモークグレネードとして扱う。

 

 今年のゲヘナは雨期が長く、多量の水が地下に浸透していること。元より火山に恵まれた地形を持ち、熱源とガスに富んでいること。そして僕らキヴォトス人が強靭な体を持っているが故に、源泉の毒性が遺恨を残さないからこそ取れる作戦だった。

 

 メグさんが作ってくれた隙を利用して、僕らはポイントSに到着した。といっても同じ山の中、大して移動したわけではないけれど。大きめの岩の後ろに隠れた後、部長は素早く爆弾を設置して、起爆スイッチは僕の手に。言い出しっぺだ、責任を取ろう。これが失敗すれば牢屋行きが確定するが、だったら最後まで足掻いてしまおう。覚悟をキメるしかない。手が微妙に振動するが、もちろんこれは武者震いだ。

 

「じゃあユキちゃん、頼んだよ!」

「はい……!」

 

 責任を取る、とは言うけれど、僕はただスイッチを押すだけ。タイミング判断は部長がする。だからこの作戦で大変なのは、周囲の確認と部下の面倒を見ることを常に要求される彼女である。そして──。

 

「おまたせ~っ!」

「いい加減に観念しろーーッ!」

 

 ──ボロボロになりながらも、風紀委員たちを誘導して、ポイントSに現れたメグさん。

 タフさと火炎放射器の性能を頼りに、タンク役を一身に任されたメグさんが、最も負担が大きい。

 

「アタシが無線機で合図したらスイッチを押す!いいね?」

「はい!」

 

 「よし!」と言って部長は飛び出し、メグさんと合流した。これで作戦は山場に突入する。メグさん部長コンビができるだけ粘って、できるだけ多くの風紀委員を引き付ける。もちろん相手の戦力を減らせるに越したことはないが、あくまで集めて、源泉噴出をまとめてぶつけることが最重要となる。

 

 さて肝心の風紀委員たち、どれだけ倒しても出てくる出てくる。持久戦で向こうも消耗しているはず、我らメグさん部長コンビと比べると戦力的には劣って感じるが、数の暴力でゴリ押そうとしてくる。学園という相手の拠点が近くにあるのもよくない。戦いが長期化して事が大きくなりすぎる前に、ケリをつければならない。それは全て、僕の手にある起爆スイッチにかかっている。

 

「まだまだ、足りないよねっ!」

 

 メグさんが思い切って火力を大きくした炎で薙ぎ払った。メグさんの消耗を見てじわじわ押し上げてきた風紀委員たちが圧倒されるが、それも長くは続かない。すぐにまた後ろの方から傷の少ない者たちが現れて、ああ本当にキリがない!

 

 部長も戦力として加わったので、即座にダウンとはいかないだろうけど。今、防戦一方な彼女たちに、何もできないことがとってももどかしい。

 

 部長がメグさんに致命になる攻撃をしようとする風紀委員を狙って削る。メグさんは息も絶え絶えなりながら、炎を放ち、炎塊で食い止めて、時折大きな火炎で薙ぎ払う。

 あとちょっとのはずなんだ。風紀委員たちの増員が明確に緩やかになっている。だからあとはタイミングの問題だけで、部長の合図さえあれば……!

 

「ぐふっ!」

「メグ!」

 

 合図より先にメグさんが倒れた。作戦はどうなってしまうのか。動揺して手元のスイッチに指が伸びてそれとほぼ同時に「まだ!」と無線機から鋭い声が飛んでくる。まだなのか。まだ、終わりじゃないのか。焦りが思考を揺さぶり正常な判断力を奪うけれど、でも、ここで部長を信じることが、この場の打開にもなると信じて、ぐっと、こらえて待つ。

 

 メグさんのダウンに乗じて風紀委員たちが勢いづいて集まってくる。部長はメグさんを抱きかかえながら引き付けて、引き付けて、限界まで源泉の影響範囲まで風紀委員たちが入り込んで来たのを見極めて、ある瞬間に急速にその場を離脱する動きを見せると同時に合図を飛ばす。

 

「今ッ!」

 

 カチ。力を込めてスイッチを押すと同時に大きく激しい爆発。熱と爆風が距離ある岩陰のこちらまで届く。

 グレネードとは比べ物にならない、建物や環境を相手に想定された巨大な爆発。これで負傷した風紀委員もそれなりにいるだろうが、それで戦力が削げ切れるわけではない。ただ、()()()()はどうだろうか。

 

 大きな地鳴り。その後、ほんのわずかな無音を挟んで源泉からお湯が、強烈な勢いで噴出する。巨大な間欠泉のような様相であたりにお湯を撒き散らし、蒸気で視界を悪くする。温泉由来の熱気が周囲の温度をガッと上げて、風紀委員らの体力を奪うが、それだけではない。

 

「アツっ、なんだ!? これは、温泉かッ!?」

「うぅっ目が、目が痛い……!」「変な匂いもしますよ!? これってやばいんじゃ……」

 

 ()()()()()()()()()()

 毒のような効果が現れ始めて、彼女たちの中に濃い混乱が広がった。即時的に倒れてしまうような猛烈な毒性はないけれども、ただ、これはヤバいかもしれない、という不安を膨らませることに何より効果が期待できた。早くも勝手に、戦線離脱する者も出始めているようだった。

 

「お~いお前ら、そのままずっと浴びてたら死んじゃうぞ~!」

 

 追い打ちをかけるように、部長が大声で不安を煽る文言を飛ばす。敵から送られる不自然な忠告も、今のてんやわんやの非常事態では危機感を刺激するトリガーにしかならないようで、理性的な判断力を失った風紀委員たちが、蜘蛛の子を散らすようにバラバラになっていった。残党を追い出すように部長は煽り続ける。

 

「この温泉は毒あるからね~!」

 

 

 

 源泉から噴出する水が空に虹を描いている。その下で僕は、達成感と、痛みと、疲労と、もうなんかよう分からん解放感に包まれていた。とりあえず落ち着いたとみなしていいのだろうか。きっと、いいのだろう。部長がメグさんを腕に抱えながら歩いて来るから終息と考えてよさそうだった。

 

 はぁ~、すごくすごかった。もう1ミリも動く気しない。満身創痍でございます。岩陰に座り込んだままの僕のところに、二人が来てようやく合流。

 

「ユキちゃんが、作戦、考えたの……?」

 

 意識を取り戻したばかりのメグさんが、ふにゃふにゃ状態で聞いてくる。部長からいくらか情報共有されたんだろう。しかしこれはほとんど部長が組み立てようなもので、僕はそれに少し参加したのと、スイッチ押したくらいというか……。ほぼ何もやってない、だいたい部長のおかげなんですよ。

 

「へぇ~……。 ユキちゃんって賢いんだね……すごいなぁ……」

「えぇ? へへっ、じゃなくてメグさん、安静にしていた方が……」

 

 「すごいねぇ……」ともにゃもにゃ言いながら、メグさんはまた目を瞑った。彼女がいなければ早々に捕まっていた。MVPはメグさんに贈呈すべきだと思う。しかし今はとにかく、このまま休ませてあげるのがいいだろう。メグさん、お疲れさま。

 

 って言うと死に別れるようだけど、ぐぅぐぅ教室で寝てる時と大差ない巨大いびきをしてるから、健康の範疇なんだと思う。僕もそのようにして眠りたい。羨ましい爆睡具合だった。

 

 「大人しく褒められときゃいいのにねぇ」と部長があきれた感じの笑みで、メグさんが起きないくらいの声量のまま語り掛けてくる。そして部長はなんだかうずうずした様子で……これは察するに、僕を褒めちぎりたいのではないでしょうか。メグさん曰く、僕は賢いらしいので? さあ、思う存分言ってください。

 

「ユキちゃん、アンタ悪魔だよ……! 温泉成分を悪用しようなんて、アタシでもやろうと思わないのに! 恐ろしいねユキちゃんは……!」

「ん?」

 

 思ってる感じじゃなかったな。文化風習的に、悪魔はゲヘナでは誉め言葉と受け取ってよろしいか?だとしてもあんまり嬉しくない気がするな。どういうことだ?

 

「あれ、毒性って強くないんですよね?」

「もちろん。命に害はないだろうね。 でもずーっと長時間浴び続けたらちょっと分かんないし、そういうもんを使ってでもアタシたちを助けよう、そういう心意気に感動したね……!」

 

 ちょっと待って見逃し難い情報!!そんなに扱いギリギリな感じ!? だってキヴォトス人って毒もあんまり効かなくって、だから大丈夫だと……いやちょちょ、大丈夫なんですよね?あ、そうだよね?もう風紀委員の人達いないし、救急医学部で対処できる範囲の危険しかないですもんね?よっぽどで言えば水でも人って死ぬもんね? いやーよかった、テロリストになる所だった。

 

 風紀委員の方々、本当にごめんなさい。違うんです。僕のミスでした。ボーダーラインを見誤っていただけでして、死ぬほど怖がらせるつもりまでは……。

 

「ユキちゃん、ぜひ」

「えーっと……」

「ぜひウチの部活に来てほしい!」

 

 メグさんを起こさないよう小声で叫ぶなんて器用な真似をしながら、部長は僕に強く訴えた。

 この流れで断るというのも難しいもの。それに、部に所属できるのは願ったり叶ったりで。

 

「よろしくお願いします……?」

 

 「よっしッ!」と小声叫びを駆使して喜ぶ部長。「ユキちゃんの倫理観は絶対武器になる! アタシが絶対、大悪党に育て上げるから……!」と猛烈な教育ママのごとく決意を固めていた。

 

 なし崩し的に正式入部となったのはまあいい。しかし同時に発覚した衝撃の事実に問題がある。

 

 僕って倫理観が、ない……!?




ここまでがプロローグといった感じです。以降、ゲヘナの中をうろうろしながら人と会ったり温泉開発に励んだりが1年生編の予定。時期的に雷帝の話は触れざるを得ないのですが、なんとかうまいこと深入りしないようにしたい……が……どうか……。
本編でゲヘナ過去編の情報が開陳されたら絶対どこか食い違うのですが、もうそれはそん時でifの世界と思うしかない、そういう儚い作品としてやっていきます。引き続きよろしくお願いいたします。
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