《経験値が一定に達しました。個体、スモールウンブラペントがLV9からLV10になりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル【鑑定LV6】が【鑑定LV7】になりました》
《スキルポイントを入手しました》
《条件を満たしました。個体、スモールウンブラペントが進化可能です》
お、ついに進化が可能なレベルまできた!
まあこれでも「私」よりは早いはずだけどな。
……いやどうなんだろ、原作での経過時間なんて覚えてないからわかんないや。
てか進化に気を取られて今気づいたけど【鑑定】で自分のスキル見られるようになってるじゃん!
ようやく自分の固有スキル(仮)の正体とかがわかるぞ!
◇
この世界に転生してきて数日は経過した。
太陽とかが無いから今が朝かどうかも分からなくて、寝た回数とかで考えてるから何日経ったか曖昧だから数日でいいだろう。
結局【魔力感知】を獲得するか悩んだ次の日に獲得して、【魔力操作】の練習も兼ねて暇な時間に繰り返して使っていた。
どうにも影に潜れるスキルである【影潜行】が魔法に近い部分があると、スキルの使い方が何となくわかる俺の固有スキル(仮)によってわかったので併用して使ってたら、なんと【影潜行LV10】になった時に【影魔法LV1】が派生したのだ!
原作になかったスキルだからどうなるんだろと思ってたから驚きが半分、予想通りって気持ちが半分って感じかな?
スキルの名前的に【影魔法】に進化か派生しそうな感じはあったしね。
……まあ、元々【影魔法】のスキルは【暗殺者】の称号で獲得してたんだけど。
原作では随分な評価だったけど、影に潜れるような自分なら……とは思ったけど、やっぱり使い道はなかった。
というのも、そもそもここがダンジョン、つまり洞窟の中であることが大きい。
中層のマグマ地帯のような灯りが強い所じゃなければ、基本的に影はあるから、影を作り出す魔法に使い道がないのだ。
使うとしたら、そこからになりそうだ。
元々持っていた【外道魔法】も、【影魔法】よりは使い道があるけど、といった雰囲気だ。
というのも、俺は基本的に奇襲で攻撃だから相手に精神攻撃することがあまりないんだよな……。
といっても、敵に奇襲する寸前で動きを止める為に使うことはあるから、なんだかんだこれからもよく使いそうだ。
他にも……。
っと、それよりもだ。
色々思い出すのは自分のステータス確認してスキルの詳細を見てからでも良いや。
進化する前にスキルの詳細を知っておきたかったしね。
《スモールウンブラペント LV10 名前 なし
ステータス
HP:56/56(緑)
MP:59/59(青)
SP:50/50(黄)
:42/42(赤)
平均攻撃能力:52
平均防御能力:35
平均魔法能力:53
平均抵抗能力:34
平均速度能力:58
スキル
【HP自動回復LV2】【MP回復速度LV3】【MP消費緩和LV3】【SP回復速度LV1】【SP消費緩和LV1】【魔力感知LV5】【魔力操作LV5】【毒牙LV8】【毒合成LV1】【集中LV6】【並列思考LV5】【演算処理LV2】【記憶LV5】【鑑定LV7】【熱感知LV8】【隠密LV9】【無音LV1】【影潜行LV10】【外道魔法LV6】【影魔法LV2】【毒魔法LV1】【闇耐性LV4】【毒耐性LV4】【麻痺耐性LV3】【石化耐性LV1】【酸耐性LV3】【腐蝕耐性LV2】【外道無効】【苦痛耐性LV4】【暗視LV8】【魔量LV3】【瞬発LV2】【強力LV2】【堅固LV1】【術士LV3】【神性領域拡張LV3】【自立】【自己理解】【n%I=W】》
……やっぱりスキルって長くて見難いなぁ。
ちなみに、スキルポイントに関しては【鑑定LV8】になって、持ってるポイントで獲得できる全てのスキルが見られるようになるまで放置だ。
さてと、原作で見たことのないスキルは、ウンブラペント種かサーペント種の種族スキルと思われる【影潜行】と、自分由来だと思われる【自立】【自己理解】かな?
なんとなくどんなスキルかは自分の固有スキルと思う【自立】か【自己理解】の効果でわかってるけど、取り敢えずは【影潜行】のスキル見てみるか。
【影潜行:影に潜り、移動することができる】
まあ想像通りの効果かな。
今までずっと使っていて【影潜行LV10】になった位だからな。
これで全く違うスキル内容だったらビビってたよ。
ちなみに【影潜行LV10】となった時に影の中での呼吸が可能になったので今までと比べてずっと影の中に居られるようになった。
MPは使うけど嬉しいことだよ。
さて、問題はスキルレベルのない二つのスキルだ。
固有スキルって一人一つと思ってたんだがな……。
それとも片方は固有スキルじゃないのか?
ひとまずスキル内容の確認だな。
【自立:一時的にシステムサポートから外れることができる】
【自己理解:自身が扱うスキルや
……うん。
まあ、気になることもあるけど、スキル内容について考えるか。
おそらく、【自己理解】で自分のスキルの詳細がわかったら【自立】を使って一時的にシステムサポートから外れて、システムに頼らない戦い方を研究できる感じだろう。
これで神化してもエネルギーが大きいだけの置物にならなくて安心だな!
……何でだよ!
スキル内容が意図的すぎるだろ!
どう考えてもDが神になれって言ってるようなものだろ!
【神性領域拡張LV3】も地味に気になっていたけど、そういうことか!?
いやそもそも普通の転生者にシステムサポートや、
これ絶対、俺が原作知識を持ってることがバレてる感じだろ!
まさか初期のスキルポイントが少ないのはDが何かしたからか?
それこそ、【自立】と【自己理解】という、固有スキルと思われるものを二つも持ってるからな。
……今考えても仕方ないかな。
どうせ、こちらからできることなんて何も無いか。
もういいや!
神に成るのを助けてくれてると思っておこう!
そう思わないとやってられないってのもあるけど……。
そういえば、【鑑定】で頭痛感じないのって【外道無効】のおかげだったりする?
いや【鑑定】の頭痛って外道攻撃なのか?
流石にそんな細かい所まで覚えてないぞ?
なら【探知】の頭痛も大丈夫だったりするのか?
でももし普通に使えなかったら不味いし……。
………………。
いやもう、こんなこと考えてたら一生進まないし!
取り敢えず進化してから考えるわ!
というわけで、進化先を確認じゃ!
……とその前に、まずは進化後に必要であろう食料を集めなくちゃ。
TIPS:サーペント種とウンブラペント種
サーペント種は、蛇型魔物の基本系統であり、身体能力を活かした戦闘を得意とする種族である。
上位種にもなると、竜の特性を持つ方向へと成長していくことが多い。
一方で、ごく稀に誕生する変異種の中には、特定の属性に強い適性を持つ個体が存在する。
ウンブラペント種はその一つであり、影への適性を持つことで【影潜行】のスキルを有する。
また、この変異種は成長傾向にも影響を与え、身体能力よりも魔法能力が優先して伸びる傾向がある。
肉親を食らった個体や無慈悲な個体などは、その適性をさらに変質させ、影を起点として別の概念へと拡張される場合もある。