闇鍋ポケモンもの   作:塩谷あれる

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深夜テンションで盛り上がった闇鍋18タイプジムリーダー概念を書きなぐる奴
熱が冷めきる前にどうにか前振りだけでも書きたいと思った所存

割と強めな独自設定などもあり
今回はバトルしないです


エキシビション・マッチ

 G-Aゲートブリッジ。ある二つの地方を二分するように流れる大河、「テンカン河」を跨ぐように設置された、この世で最も大きな橋。その上には、二地方共同によって運営されるポケモンリーグの総合本部が存在し、日夜ジムトレーナーの選定、ポケモンの生息環境の調査報告、ポケモンに関するアイテムや商品の精査・研究など、様々な分野の中核を担う業務が行われている。

 目まぐるしい日々の業務で大騒ぎなこの橋の上も、今日はいつも以上の、それでいて、いつもとは全く違う毛色の賑わいを見せていた。

 

『さぁさぁ皆様、お待たせしました!春・夏の予選──ジムチャレンジから始まり、秋まで行われるチャンピオンリーグ!その幕間を飾り、一年を締めくくる一大イベントの時期がやってまいりました!』

 

 リーグ本部屋上。本来、年に一度の祭典、『チャンピオンリーグ』本戦トーナメントの為だけに開場される特設されたバトルスタジアムは、割れんばかりの歓声と、燃え上がるような熱狂に包まれていた。観客動員数はチャンピオンリーグに負けず劣らず大盛況。客席も余す所無しの満員御礼の売れっぷりだ。

 

 

『チャンピオンリーグ・特別エキシビジョンマッチ……ヤミナベ・ウタゲ両地方ジムリーダー対抗戦が、いよいよ始まろうとしています!!』

 

 アナウンサーの声に乗せられるように、観客達の歓声がより一層の熱と勢いを帯びる。両地方のジムリーダー全員による、8対8の対抗戦。否、9()()9()の対抗戦。

 

『今回は特別企画!前回までのエキシビションマッチでは、各々の都合によって対抗戦の選考から外れていた、二人のジムリーダーも駆けつけてくれる形となりました!*1これが本当の意味でのフルメンバー!!本当の意味での、両地方ジムリーダー、全員集合になります!!』

 

 本当の意味での全員集合。その言葉に、会場が沸き立つ。今までに見れなかった、未知のジムリーダーたちの戦い。それを見ることができる。その興奮は確たるものだろう。熱狂はさらにヒートアップし、今か今かと、観客たちはバトルの始まりを待っていた。

 

──────

────

──

 

 一方その頃、控室では、直始まるバトルに備え、それぞれの陣営のジムリーダー達が準備を行っていた。

 

《ヤミナベ地方チーム控室》

 

「うーわ、ハードル上げてくれちゃって…勘弁してほしいねぇ」

「緊張してきたぁ……ちゃんとバトルできるかな」

「大丈夫大丈夫、なんとかなりますよ。ほら、ルナさんなんかすごいリラックスしてる」

「すやぁ…」

「直近のチャレンジのデータ持ってきたけど、いる?」

「ありがとうございます。……問題は、チャレンジャー相手のスタイルがどこまで参考になるか、ですね」

「タイプに限らず相性の問題もあるからなぁ…俺的に当たりたくないのは、マキナさんとシロカネと……ま、言ってもしゃーないか」

「折角の機会なんですから、全力で頑張りましょう!ワタシも頑張ります!」

「いや、あんまナギサさんには頑張りすぎないでほしいかも…」

「えっ」

 

《ウタゲ地方チーム控室》

 

「ハイハイ!シガナイ一番手いきたいです!」

「ええよー、好きに遊んどいで」

「じゃあ私二番目ー!」

「えっ…!?じゃ、じゃあワタシは3番目で…!」

「ほな俺四か…」

「今回選考くじ引きなんだよなぁ」

「まぁほら、偶然その通りになる可能性もありますし」

「確かに…あ、そっちにあるお菓子とって」

「はいはい……お前もっと緊張感とかさぁ」

「ええ?私だけに言う事じゃなくない?」

 

 自由奔放、天衣無縫。気ままな会話が、両陣営ともに繰り広げられる。これから始まる大舞台などどこ吹く風と言わんばかりに。そんな中、リーグ職員によって、双方の控室の扉が開かれた。

 

「「ジムリーダーの皆様、お時間になります」」

 

 瞬間。空気が一変する。今までの、呑気とさえ言える穏やかで緩い雰囲気が、凍えるように張り詰めていく。

 

「それじゃあ行こうか」

「ほんじゃ、行きましょうか」

 

 両軍大将の声と共に、控室の全員が立ち上がり、歩き出す。これから始まる“祭り”に向けて。これから赴く“戦場”に向けて。

 

──

────

──────

 

 場所を戻し、バトルスタジアム。興奮と期待に包まれ、最高潮になった会場の熱に冷や水をかけるように、スタジアムから音と、光が消えた。静寂、暗転。そして灯る二つのスポットライト。それが照らし出すのは、「東」「西」と書かれた二つの選手入場口。

 

『皆様お待たせ致しました…それでは選手、入場!!』

 

 東軍、ヤミナベ地方。西軍、ウタゲ地方。双方九名。全十八名の、ポケモンバトルのエキスパート達。彼らの繰り広げる、九つの戦い。それらが一体、どんな結末を迎えるのか。それを知るものは未だ存在しない。

 しかし、たった一つ。確かに言える事があるとするならば───

 

『これより、ヤミナベ・ウタゲ両地方ジムリーダー対抗戦、開幕です!!!』

 

 それは、この“祭り”が、世界で最も熱い物になるということだけだろう。

*1
ヤミナベ地方、ウタゲ地方は、どちらもリーグ認定のポケモンジムが9か所あり、その中からチャレンジするジムを選択できるシステム




熱くなるかは書き手の腕次第

ヤミナベ地方陣営ジムリーダー(五十音順敬称略)
・カナメ(こおりタイプジムリーダー)
・カミジョウ(ひこうタイプジムリーダー)
・コズハ(ノーマルタイプジムリーダー)
・シオミヤ(くさタイプジムリーダー)
・ジミー(じめんタイプジムリーダー)
・ツネマル(エスパータイプジムリーダー)
・ナギサ(みずタイプジムジムリーダー)
・マツバヤシ(むしタジムリーダー)
・ルナ(あくタイプジムリーダー)

ウタゲ地方陣営ジムリーダー(五十音順敬称略)
・アオホシ(ほのおタイプジムリーダー)
・シガナイ(かくとうタイプジムリーダー)
・シロカネ(どくタイプジムリーダー)
・ナナ(フェアリータイプジムリーダー)
・ハジカミ(いわタイプジムリーダー)
・ハジメ(ドラゴンタイプジムリーダー)
・マキナ(ゴーストタイプジムリーダー)
・メイア(でんきタイプジムリーダー)
・ヨルクモ(はがねタイプジムリーダー)


解釈違いとかは知らん。その場のノリと私の偏見によるものだったので
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