・本作は本多真梨子さんの配信スタイルをリスペクトした「中の人(配信者)憑依もの」です。
・本多さんの役(サンドローネ)周辺以外の情報は「初見プレイ時と同じ知識量」という設定で進行します。
・メタ発言、ローアングル等の不審者ムーブ、配信内のセリフ引用を含む配信ネタが多く含まれます。
・ご本人様およびHoYoverse公式様とは一切関係のない、ファンによる二次創作です。
目が覚めたら、そこは風薫る自由と牧歌の国の森の中。
そして自分の体は、いまだファデュイ執行官『傀儡』サンドローネ。
中の人の本多真梨子(ホンダローネ)が持つ知識は、自分の役の周辺情報のみ、部下に聞こうとしても怖がられて聞けなかった。
目の前に広がる光景が「ゲーム」ではなく「現実」となった世界で、彼女は持ち前の情熱と、なぜか知らないうちに備わった「十万超のプロンニア軍勢を呼ぶ力」を武器に、初めてのモンドを彷徨い続ける。
これは、中の人がサンドローネとして、驚きと感動、そして数々の勘違いを巻き起こしながら進む、前代未聞の冒険譚。
いま、運命の歯車が回り始める。
森の中で一夜を明かし、モンドの風景に感動した後、なんとか七天神像の足元までたどり着き、いよいよ『囁きの森』へ足を踏み入れようとした、その時だった。
突如として、辺りに空を裂くような異様な音が響き渡る。
えっ? えっ? えっ? めっちゃ、えっ? なになにっ? あっ……あっ……あっ……!?」
状況を全く把握できていないホンダローネは、ただ困惑してその場に立ち尽くす。
頭上を覆い尽くすほどの巨大な影。青く発光する六枚の翼が、森へ降り立つのを呆然と眺めていた。
ーホンダローネ移動中ー
「よしよし…こわいでー。!?なんか宝ある!?宝箱あるぞみんあ!?」
…囁きの森に入ると思いきや、いつもの調子でふらふら彷徨い、ヒルチャールの集落を襲撃していた…とんだ
「冒険者の経験?冒険者の経験てもらえるの?…冒険者にならなくても、もらえるの?すごいな経験てアイテムでもらえるんだ…。」
宝箱から飛び出した『
ようやくたどり着いた囁きの森。
木陰からホンダローネが覗き見たのは、あまりにも情報量の多すぎる光景だった。
中心には、先ほどの巨大な青い龍。 その鼻先に手をかざし、癒やしのボイスで語りかける緑色の少年?。 ——そして、それをさらに別の木陰から覗き見る、金髪の少年と「傍に浮かぶ白い何か」。
(??? なになになに? なんなのこの状況? )
状況を飲み込めないまま傍観していると、金髪の少年が元素を反応させてしまい、龍と緑の少年に気づかれてしまう。龍は緑の少年に吠え掛かると飛び立ってしまう。
「んおーー大丈夫?大丈夫!?」
思わず心配になり声に出してしまうホンダローネ
緑の少年は、邪魔をしたであろう金髪の少年を一睨みしてから、風と共に消えてしまった。
「消えた?消えた!?…えっ!?消えたけどーー!!?」
自分が隠れていた事を忘れて、かなりでかい声で叫んでしまうホンダローネは…。
「消えたけどーー!!?」
まだ興奮冷めやらないようでさらにでかい声で叫んでいた。
その場に残ったのは金髪の少年と白い何か。そして絶叫してさすがに気づかれたホンダローネと後ろに控える数体のプロンニア。
お互いに目が合い、覗き見していたもの同士の間になんとも言えない気まずい沈黙が下りる。
あまりにカオスな状況を整理……するのをあきらめた彼女は、すぐにいつものすまし顔になると、あきらめたような声でこう言い放った。
「……実に、原神ね」
ちなみに道中ホンダローネに蹴散らされたヒルチャール集落のヒルチャールは、ホンダローネがゲームとは違いリアルのため、殲滅はかわいそうとプロンニアに手加減を命じて、追い払うにとどめたが…。
住処が更地にされた周囲の何個かの集落同士で集落再建用の資材の壮絶な奪い合いが発生し最終的には共倒れのような形でその数を減らしたのだとか。ドンマイ
最後までお読みいただきありがとうございます。
メインストーリーの重要シーンですが、ホンダローネのせいで現場は「覗き見不審者だらけ」のカオスと化しました。空くんたちからすれば「大男を何人も従えるなぞの少女」との最悪な初対面です。
これからも、本多さんの「初見プレイ時」のピュアな驚きをベースに、サンドローネとしての旅を時系列順に描いていく予定です。
次回、牧歌と自由の国:赤い少女は空を翔ける
「…………実に、原神ね」
※この作品は思い付きと見切り発車で書いています。
※本編の展開やキャラ解釈は独自の妄想100%であり、ご本人や公式のイメージを損なう意図は一切ございません。何でも許せる心の広い旅人さん向けです。