超普通人!   作:読み手のコットン

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続きました
毎話ノルマ2000字を意識して頑張って書いてます


這えば立て、立てば歩めの親心

 

おはようございまーす。

本日は『7月13日(土)』

時刻は朝の『6:30』でーす。今日も体内時計はバッチシ!

 

昨夜はボロアパートにいろヤチかぐやを残して、俺はタワマンの方で1泊してきました。

移動はもちろんヤチヨルーラ、1家に1人ヤチヨ様ですわ。

 

彩葉の子育てをサポートするって言っちゃったし、しっかりサポートしないとな。

とはいっても赤ちゃん時代は3日間だけだし、そんなに負担はないんだけどね。

 

その後の破天荒なお姫様と過ごす時間の方が大変そうだ。

 

とりあえず、まずはヤチヨに連絡連絡っと、

『おっはー、2人は起きてる?』

『おっはー、まだぐっすりだよー』

 

おっと、確かここの彩葉は早起きだったはず。

キジバトの鳴き声、新聞配達のバイクの音で起床してたしな。

 

俺たちの部屋とはいえ、深く眠れたようで一安心。ベッドがあるっていいよね。

 

敷布団は場所を取らないけど、敷く気力がなくなると冷たくて固い床で寝る羽目になるからなぁ。

それに加えて6時間未満の睡眠時間は本当に寿命が縮むぞ酒寄彩葉よ。

 

『おけ、じゃあ俺はいつも通り朝散歩してくるわ』

『2人が起きたら俺の回収おね』

『りょ』

 

よし、これでひとまず合流の手筈は整った。

 

あとやることといえば…

あっ、そうだ、

『ヤチヨー?これから2ヶ月の間、ブレイズ活動休止していいよな?カード更新もその間止めちゃうけど、一応補填は考えてあるよ』

『文言はこっちで考えるから、許可だけくれー』

『いいよ〜』

 

よしよし、原作開始してるのに真面目にお仕事とかやってられんわ!

 

コピペを持ってきて改変してポイっ、

『ブレイズ活動休止のお知らせ

平素よりツクヨミ内デジタルカードゲーム「ブレイブ」をご利用・ご支援いただき、厚く御礼申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、諸般の事情により、本日2030年7月13日をもちまして、活動を一時休止させていただきます。

活動再開は2ヶ月後の2030年9月13日を予定しております。

皆様には多大なるご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。

これまでのご厚情に心より感謝申し上げるとともに、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。』

 

あとはオタク共に向けて、

『すまん、お前ら。2ヶ月ぐらい休みくれ』

『サービス開始から1年間こっちはほとんど休みなしなんや;;』

『こっちが倒れてもうたら元も子もないからな。お前らとブレイブを長生きさせるために休ませてくれ』

 

『あとアニバ企画と新弾更新の時期も調整したかってん。次の更新が7月下旬と9月中旬予定やったやん?どうせならアニバとまとめてまお思て』

『再開したら休んでた期間の2弾合わせた上で、待たせた詫びに1弾追加して3弾分実装するから首を長くしてお金貯めて待っててくれや』

っと。

 

ははっ、阿鼻叫喚だ。俺の一挙手一投足で踊らされる愚民どもめ。愉快愉快。

 

ふう…一旦やることはやったしヤチヨ待ちかな。

 

ベビー用品は予め用意していたし、もし足りない物があっても、買いに行くのは2人が起きてからでいいしな。

彩葉が買い物で1日奔走させられたの可哀想だったからな。

 

 

 

しばらく行くあてもなく、ぶらぶらと歩いて待っていると、シュンッ…とヤチヨが現れる。

「おまたー」

「うい、おねしょとか大丈夫だった?」

 

「だいじょばなかった…。でも!なんとか私がおしめを替えるのやらせて貰えたよ。彩葉も頑固すぎ!その彩葉が隣りにいる状況でよく頑張った私!」

 

「おお、おめ。これで醜態が1つ減らせたな」

「次は彩葉が学校に行っている間のスマコン購入に目を光らせるぞ」

「うっ、それもあったんだった…彩葉ごめんね…昔の私が天真爛漫なばっかりに…」

「認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを」

 

「というか、そんなの言ったら優希だって、あけすけすぎ!ネットニュースになってたじゃん!」

「俺?俺はまあいいんだよ、あれぐらいで。オタク共とは仲良いからな」

「否定的な意見はそんなに出てなかっただろ?しっかり休め、新弾期待して待ってる、対戦動画に出てくる推定彼女さんとデートですか?とか今流し見た感じでもそんなのばっかりだし」

 

ありがたい話だよ。本当にこの世界は優しい人が多すぎる。

あと、残念!彼女じゃなくて嫁なんだなあ、これが。

 

「とりあえず、アパート前に飛んでくれ。さすがに部屋の中直接はヤバすぎるし」

「んもう、それぐらいヤッチョにもわかってますよーだ」

 

フッ…と2人の姿は陽炎のようにゆらめき、瞬く間に形を失って、ただの空虚だけがその場に取り残されていた。

 

 

 

俺をアパート前に転移させたあと、ユキは赤ちゃんを抱き上げて、少しだけ日光浴をしに行った。

 

…日光浴って生後1ヶ月過ぎぐらいからやるものらしいけど、宇宙人だしまあ大丈夫か。

てか、昨日の今日で少しだけ大きくなってたしな。

 

ガチャリ、とまずは手洗いうがいに直行。

 

そして今ここに居るのは…

「おはよう、酒寄さん」

「おはようございます、音本さん。昨日はすみません…晩御飯をやっかいになるばかりか、お部屋まで使わせて貰っちゃって、私の部屋だと足りないものばかりでした…」

 

「いいよ、いいよ。てか、それを言うならユキに言ってあげなよ。ユキ喜ぶよ〜酒寄さんのこともっと甘やかしたーい!ってうるさいし」

「でも、甘えっぱなしだとなんだかダメな人間になってしまいそうで…」

「ダメ人間になったらダメなの?俺ってもうすでにダメ人間だった!?」

 

「あはは…音本さんは立派なヒモですよ。こんなにもお世話好きな良い人を捕まえてるんですから。本当にどんな魔法を使ったんですか?」

「いや〜それが俺にも分からないんだよね〜。前にも言ったけど、俺の知らないうちに籍に入れられてたからさ。あとヒモじゃないよ?」

 

「立派にヒモやってますよ?」

「あの?ヒモちゃうよ?」

 

な〜ぜ〜か!彩葉に俺が無職だと思われてるんだよね。

おまえ、むーしょく!

 

まあ原因は分かってるんだけど。彩葉との単純接触効果を狙って、毎朝の挨拶と毎晩のこんばんわを欠かさずやってるのと、日課の散歩を目撃されてるからだよなぁ。

 

他人から見た俺って、もしかしてニートなのでは?

むむむ…

 

ツクヨミ内での活動を話せば、ヒモじゃないのはすぐ理解してくれるだろうけど、精神的な壁が出来そうだからな。

あと金持ってるってバレたあとに、なんでわざわざボロアパートに住んでるのかと聞かれたら…

 

GAME OVER

 

「あ!あと、このお借りになったベビー用品は必ず、必ずお返ししますので!」

「いいよ、いいよ。こういうのは取らぬ狸の皮算用っていって、なんとなくで買い揃えてただけだし。赤ちゃんを育てるために使われたのならそのベビー用品たちも本望だよ」

 

「…取らぬ狸の皮算用って使い方これであってる?」

「あってますけど、やっぱり赤ちゃん欲しいな〜って音本さんも考えていたんですね」

 

「ぶっ、昨日も言ったけど機会があればだよ!?機会があれば!」

 

なんて勘違いをしてくれちゃってるんだこの小娘は!

でも最初から月からやってくる赤ちゃんのために買い揃えてました!ってのは無理があるし俺たちの将来のためって考えるよな。

 

「あと聞きたかったんだけど、赤ちゃんデカくなってない?」

「…大きくなってます」

「やっぱり普通の赤ちゃんじゃないよな〜」

「ですね…電柱に入っていたなんて明らかに普通じゃありませんし」

 

「で、どうするの?」

「どうするとは」

「そりゃあ、赤ちゃんを育てるのをだよ」

 

「正直に言うと、俺たちが育ててもいいとは思ってるよ?」

「だけど、あの電柱を開けようとした時に俺は選ばれてない感じだったじゃん?」

「だから、育てるなら酒寄さんが良いと思うんだよね」

 

「酒寄さんが学校行ってる間はウチに預けてくれたらいいからさ」

「ちょっとだけ、子育て頑張ってみよ?」

 

「はい、私もあの赤ちゃんには思うところがあるので、出来るところまでは頑張ってみたいと思います」

 

ふぅん。この感じだと母性は芽生えてる感じだね。

 

 

ふうううううう。なんとか説得できた!

ここで彩葉が勉強に専念したいからといって、俺たちに預ける展開になっていたら、バッドエンド直行だったよー!




続きません
あれ?(血)おかしいな?(涙)
なんでまだかぐやが赤ちゃんなんですか(泣)
書きたいこと書いてたら全然進まないやん!
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