異世界転生 作:魔導科学
「でも、おびき寄せる餌はあるわ」と、哀お母さんが俺を見て、妖艶に微笑む。
・・・なんだろう?
もの凄く背筋が、寒いんだけど。
「・・・リョウさん?リョウさんって、本当にイイ男よね?」
「あ、あの?お母さん!?ひ、人が見てますよ!?しかも、娘さんの前ですよ!?」
哀さんが、俺に腕を回してホールド体制なんだけど!?
人妻の魅力で『爆熱!ゴッ◯フィンガー!』からの『ヒート・エ◯ド!』に、なりかねないんですけど?!
ちょっと、助けて!!と、カオリたちの方を見ると、凄いプレッシャーなんだけど!?
もうね、ア◯ロが必死こいてア◯シズを押し返してた時とかと、比じゃ無いって感じ!?
「リョウ、後でお仕置きね?」
カオリの背後から、時すら止める事が出来る、スタ◯ドめいたモノがみえる気がする!?
「リョウ様、訴えますよ?」
ミリィさんがメガネをクイッと上げながら、此方を見てる。
その瞳は、正にミ◯バ・◯オ・ザビそのモノ!
やべぇ、ミリィ様、ジーク◯オン!とか言っちゃいそう。
「リョウさん、酷いです!私とデュエットした時、あんなに激しく愛し合ったのに!」
うん、ゴモリーさんは相変わらずの安定感だね。
「リョウ!なんで犬も歩けば、棒に当たるみたいに女が寄って来るのよ!!」と、ネアさんの叫び。
いや、歩けば女性が寄って来るって、俺はそんなフラグメーカーじゃ無いですよ?
「パパ、私との結婚式、どうするの?」
「さ、珊瑚?その結婚式ってのは、まだ早いんじゃないかな?」
「リョウ〜、また増えたね〜」
「・・・リョウは、やっぱり一級フラグ建築士」
「マリーさん?また増えったって、誤解を与える危険な発言は止めて下さい!命が幾つ合っても足りません!リリーさん?ちょっと、待って下さい?俺には某◯条さんみたいな、そんなスキル無いですよ?」
「主、そんなに増やして大丈夫?体力的に」
「瑞?体力的にって、一体どう言う意味かな?怖いんだけど?」
「リョウさん。今日、私とデートだったの覚えてますか?」
「ご主人!お父さん、お仕置き?僕も手伝う?」と、ニコニコしながら、ユカさんに提案する。
「そうね、ポポちゃん。お願いしようかしら?」と、聖母の様な笑顔を浮かべつつ、ポポと相談を始めるユカさん。
その聖母の様な笑顔が、非常に恐い。
「お母さん、駄目だよ〜!お兄ちゃんは、ボクのだよ〜!?ボクは、お兄ちゃんの言葉責めで、目覚めたんだから!!」
ちょっと、めぐりちゃん?
俺は一体、何を目覚めさせたんでしょうか?
・・・説教しただけだよね?
「・・・ワイのマイハニーに、何しとんじゃあぁぁ!!」という叫び声と共に、俺の喉元に熱々の電磁ナイフが突きつけられた。
「はい、捕まえた!」
そう言って哀さんが、仮面ライダーXYZの電磁ナイフを持った手を極めて、首根っこを掴んでいる。
「あちゃー!やってしもたわ!自分、えげつな過ぎるやろ!自分をエサにして、ワイを釣り上げよったんか!・・・っていうか、人のハニーに何さらしとんじゃワレェ!」
お父さんが、俺に向かって怒鳴り散らす。
えっ!?
俺は何もしてないし、被害者なんですけど!?
「幻想をぶち殺す右腕なんて持ってないよ!?・・・ちくしょー、不幸だー!」
遠い目をして、俺はそう呟いた。