異世界転生   作:魔導科学

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「・・・やろう、ぶっころしてやる!」

 

俺は某青い猫型ロボットが、漫画で言っていた台詞と全く同じ言葉を叫んだ。

 

「リョウ、落ち着いて!?もう、大丈夫よ!?」

 

「いいや、汚物は消毒だ!」

 

俺はルシファーを最大出力で発砲し、極太のレーザーが洞窟内に爆発と粉塵を巻き起こす。

 

「リョウ!洞窟が崩壊しかねない!もう、殲滅し終わっているから、落ち着いて!」

 

何故、こんな事になったのか?

 

遡る事30分前、俺はカオリと共に洞窟内に入った。

 

魔法で照明を出して、辺りを照らす。

 

「お!こんな所に、採取品の茸があるな、摘んで行こう」

 

この茸は、煮ても、焼いても、揚げても美味しい茸で、買い取り金額も高い。

 

先に進むと、ヴァンパイアバットが5匹襲って来た。

 

ヴァンパイアバットは、体長が1メートル程で吸血と超音波による麻痺攻撃をしてくる。

 

羽や牙を、ギルドで引き取ってくれる。

 

肉は食用にはならないが、肉食系のモンスターの餌や、釣り餌に使うには丁度いいし、解体はギルドで有料だが頼める。

 

俺がルシファーで全て撃ち落し、カオリが次元収納に仕舞う。

 

次に出てきたのは、ミラージュスパイダーが1匹。

 

体長が2メートル程の徘徊性の蜘蛛で、動きが非常に素早く毒牙と粘着性の糸を使って攻撃してくる。

 

ギルドに持って行くと、有料で糸を取り出してくれる。

 

この蜘蛛の糸は強靭で、武具の素材やワイヤー等に幅広く使われていて、糸を加工してくれる店が数店舗あるそうだ。

 

此方はカオリが、魔導光学ソードで串刺しにして、次元収納に仕舞った。

 

先に進むとミラージュスパイダーが、密集している所に出食わした。

 

全てルシファーで片付け、カオリに収納して貰う。

 

数は、全部で8匹。

 

何故、密集していたのかと思い見てみると、糸に包まれた何かが複数あった。

 

どうやら、食事中だったらしい。

 

俺達は、糸に包まれた物を避けて先に進む。

 

今の所、洞窟は一本道で迷う事が無い。

 

少し進むと、かなり広い空間に出る。

 

奥の方から、川が流れているのか水音が聞こえる。

 

「リョウ、此処から左側と真っ直ぐ奥に洞窟が続いているわよ?」

 

「うん、ひょっとして終点かな?」

 

そう言って、左側の洞窟の先を覗き込む。

 

其処で俺は、見てはならないモノを見てしまう。

 

体長が、約1メートル位の黒い悪魔Gが大量繁殖している。

 

「ヒッ?!」

 

「リョウ、どうしたの?何があったの?」

 

俺は、ルシファーを抜き連射する。

 

一斉に動き出すG、俺は自分に近付く奴から狙撃する。

 

カオリが俺の側に来て、洞窟の中を確認する。

 

「うっ!此れは、ちょっと!」

 

カオリが、魔導光学ソードを構えて様子を見ている。

 

「〜?!」

 

俺は声にならない悲鳴を上げつつ、ルシファーを一心不乱に乱射する。

 

しかし、数が多い。

 

俺の足元に、近寄って来る悪魔!

 

「ひいぃ?!」

 

カオリが、俺の脇に来て魔導光学ソードで突き刺す。

 

暫く乱射して、漸く排除が完了する。

 

大分、魔力を消耗した。

 

「も、もう居ないな?」

 

「リョウ、大丈夫?」

 

「カオリ、もう居ないよな?大丈夫だよな?」

 

「うん、全滅したと思う」

 

「そうか、良かった・・・。取り敢えず、早く去ろ?!」

 

俺の顔面に向かって、飛来する1匹の悪魔。

 

カオリが、透かさず斬り捨てる。

 

一瞬の静寂の後、俺は叫んだ。

 

「・・・やろう、ぶっころしてやる!」

 

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