異世界転生   作:魔導科学

67 / 150
67

 

翌朝、昨日の食堂より小さい食堂で皆と一緒に朝食を取る。

 

その際に、シュウさんから「今日の予定なんだが」と、話をされる。

 

移動に、アスナ家の自家用大型輸送機を使用し、河野さんの車は輸送機に格納して帰る事になった。

 

施設に着いてからは、夕飯まで時間がある為、皆で施設ランドに行く事になった。

 

此れは、ミラちゃんの提案である。

 

「飛行機だから、施設ランドまで直ぐだね!」

 

ミラちゃんは、早く出掛けたくて仕方無い様子だ。

 

「家族揃って出掛けるなんて、随分久しぶりね」

 

「ミリィも帰ってきている。丁度いい機会だな」と、アスナ夫妻が会話している。

 

「ミリィ、俺は一緒に行けないが、夕方には同行する」

 

「そうですね。それは、聞かなくても分かっていますが?」と、此方は河野さんとミリィさんの会話だ。

 

何だか、ミリィさんの態度が刺々しいな。

 

「ピィ?」[パパは施設ランドに、行った事があるの?]

 

「それが、今日が初めてなんだ」

 

「私もよ、珊瑚ちゃん」と、ミラちゃんが話に加わる。

 

「ピィピィ!」[皆で、一緒に行けるのは嬉しい!]

 

「そうだな。楽しみだな!」

 

珊瑚は、実の母親が見付かり次第、帰さなければならない。

 

其れまで、俺達は珊瑚と共に思い出を作っておかないとな。

 

「では、出掛けよう」

 

シュウさんが声を掛け、皆で移動する。

 

飛行場の格納庫に到着し、シュウさんにパイロットが話し掛ける。

 

「おはようございます!御館様、本日は何方まで?」

 

「あぁ。目的地は施設ランドだ。・・・それから、河野君の車を格納しておいてくれ。離脱地点については、彼が説明する」

 

「了解しました!」

 

河野さんの車を格納し、輸送機が飛行場を飛び立つ。

 

「30分程で、施設に到着します」

 

「分かった」

 

パイロットがシュウさんに到着時間を告げた後、河野さんがパイロットに離脱地点を説明する。

 

エアカーの半分の時間か、やっぱり飛行機は早いな。

 

暫く雑談していると「後5分程で、離脱地点です。準備して下さい」と、搭乗員が呼びに来る。

 

「了解。では、お先に失礼します」

 

「気を付けてな。河野君」

 

「また、夕方ね」

 

「河野さん、行ってらっしゃい」と、アスナ夫妻とミラちゃんが挨拶する。

 

「ミリィ、また後程」

 

「そうですね。お気を付けて」

 

河野君がミリィさんに挨拶を返すと、今度は俺の方を向いた。

 

「行ってらっしゃい。夕方、施設に迎えに行きます」

 

「あぁ、頼むよ」

 

俺がそう挨拶すると「気をつけて、行ってらっしゃい」

 

「ピピィ」[気をつけてくださいね]と、カオリと珊瑚も続いて挨拶する。

 

河野さんが離脱後、「間もなく、施設ランドに到着します」と、機内アナウンスが流れる。

 

施設ランドとは、施設が運営する大型娯楽施設の事で、前世のネズミの国とU○Jを合わせた様な物で、年中無休24時間営業で、宿泊施設や屋内プール、アトラクションにテーマパークと、様々な物が融合している。

 

そして、大型輸送機ですら、離着陸出来る仕様になっている。

 

流石、魔法と未来技術の異世界だ。

 

飛行場から、施設ランドの無人車両に乗り、最初のアトラクションに向かう。

 

無人車両のディスプレイに、施設ランドの案内が表示されてるいる。

 

《当施設では不定期に、お客様参加型のイベントが開催されます。イベントに参加したくないお客様は、施設係員までお申し付け下さい》

 

不定期開催のイベント?

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。