舞台挨拶配信を見ながら書いてます。
超かぐや姫!本当にありがとうございました!!これからも本作を含めて更新頑張りますので応援よろしくお願いします。
「えっと、どうする?」
「どうするって?どうしようか?」
お互いに自分の気持ちを伝えあい、両想いであることが判明した。
が、俺たちはそもそも周りを黙らせるために恋人(仮)として過ごしていたし、なんなら同棲まで始めてる。関係性の変化でいえば(仮)が外れるだけである
「とりあえず、周りには黙ってようか」
「うん、変に話すとややこしすぎるしね」
まかり間違っても、酔った勢いで交際(仮)がスタートしてて今日この瞬間までお互いに恋人のふりをしててお互いに相手を惚れさせようと必死でしたとか今まで話してたものは全部設定だったとかは言えない。
特に、お互いに相手を惚れさせようとしてたことなんて阿保すぎて言えない
「と、言うわけで。俺たちは正式にお付き合いをさせていただきたいと思いますが芦花さんは異論ありますでしょうか?」
「ないです」
というわけで俺と芦花は正式にお付き合いを始めることとなった。
「とりあえず、風呂沸いたみたいなんで入ります?」
「先に入っていいよ」
「いいのか?」
一番風呂って魅力的じゃないのかな?
「慣れない撮影で疲れたでしょ?九十九君、先にお風呂入っていいよ」
「なら、お言葉に甘えようかな」
「ふぅ~~~~」
あ”~~~風呂気持ちえ~~~、今日は本当に色々あったな…
まさか、芦花の撮影を見学するだけでなく恋人っぽい写真を撮るとは思わなかった。
「本当はもっとムードとか考えて告白しようと思ってたのにな…」
半分、売り言葉に買い言葉で告白したようなものではないだろうか?
なんか、こう夜景の見えるレストランとかで告るべきだったのだろうか?…いやいや、プロポーズの時にリベンジすればいいんだ!!
「って!!//なんで芦花が結婚を受け入れてくれる前提なんだよ//」
…そういや、元々は周りの声を黙らせるために関係を始めたんだよな
「改めて阿保か俺は…」
俺視点の言い訳をさせてほしい。相手はそれはそれは美人の芦花さん。美容系のインフルエンサー兼モデル業をしてるくらいだ。
対して俺はそこまでかっこよくない。漫画家兼イラストレーターで漫画も売れてるかと言われたらまあ売れてはいるんだろうけど大御所とか期待の新星か聞かれたらまあ、ぼちぼちでんなって感じ
「多分、他の人から見たら釣り合ってないんだろうな」
月とすっぽんくらい認知度に差がある。仮に俺と芦花の関係が週刊誌とかにすっぱ抜かれたとしたら『ROKA!!一般男性と交際!?』に違いない
「お邪魔しま~~す」
「!!??」
「えへへ、一緒にお風呂入りたくなっちゃって」
タオルを巻いてはいるがほぼ生まれたままの姿の芦花が風呂に乱入してきた
「ろろろ芦花!?なななな何で急に!?////」
「ん~~~?せっかく正式に恋人になったんだしらしいことしたなって」
それが一緒に風呂に入ることなの!?積極的ですね!!頑張れ!!俺の理性!!
「ちょっとだけあっち向いてて」
恥ずかしいなら乱入しなければいいのにとは口が裂けても言えないので大人しくあっちを向いておく。
「失礼しま~す。ふぅ~~~~お風呂気持ちいいね」
「ソダネ」
何故、こうなったのだろうか?
「大丈夫だよ?乳白色の入浴剤入れてるから見えない見えない」
見えてるかどうかは些細な問題ではないのよ!?
「そういえば、担当さんの家にはいつ行く?」
「あ~、今度の土曜とかは?」
「分かった、予定空けとくね」
「うん、ありがと」
見えなければ思ったより問題なかったのか結局、いつも通りの他愛もない会話をした。
「………ねえ、もっとそっちに近づいていい?」
芦花がどこか色っぽい雰囲気を醸し出しながら近づいてきた
「………いいよ」
そんな芦花のお願いを断れないくらい、理性は崩壊していた。
「失礼しま~す」
「いらっしゃ~い」
芦花がこちらに体重を預けるように背を向けて乗ってきた
「流石に二人で入るとちょっと狭かったね」
「こうしてると実質一人分だね」
や、やばい…芦花の柔肌が全身を刺激してくる…
『おいおい、もう芦花とは恋人同士なんだからヤってもいいんじゃないか?』
お、お前は心の中の悪魔!!た、確かにお前の言う通りかもしれんが芦花だって疲れてるだろうし…
『駄目よ!!』
お、お前は心の中の天使!!流石俺の理性の最後の砦!!
『お風呂で襲う場合は足元とかが不安定で危ないから風呂上りに仕掛けるんだ!!』
お前!?襲うとか!!そんなことできるかい!?
「九十九君?」
「にゃに!?//」「いや、ぼーっとしてたからのぼせたのかなって?」
うん、のぼせましたね。あなたに
「だ、大丈夫…大丈夫…」
大丈夫だから上でもぞもぞしないでくれ!!刺激が!!
「あっ//……男の子だもんね////」
様子のおかしい俺を心配した芦花がこちらを振り向いた際に、気づいてしまったのか芦花が顔を真っ赤にしてた
「………お察しの通りですので、一度離れていただければと思います////」
「………嫌かな////」
なんでやねん
「えっとですね、芦花さんや」
「なんでしょうか?」
「男は危険なんだよ?」
「男の人からそれ言うんだ」
貴方は今の状況を分かってるのだろうか?
「男はオオカミなんだよ?」
「でも九十九君はヘタレじゃん…この間だって襲われ待ちだったのに//」
「誠に遺憾の意を示させていただきたいです。」
人の鋼の意思をヘタレ扱いは流石に芦花相手だろうと怒りますよ?あの時は(仮)だったからね?
「オオカミになれない九十九君は怖くありませ~~ん残念でした~~」
「幼児退行してない?」
「かぐやちゃんのマネかな?」
似てんのか?あんまり知らないから似てるのかも分からないんだけど?
「………ほんとに俺がヘタレか知りたい?」
「へ!?////」
実はさっきから芦花にヘタレ扱いされてるのにずっと納得していなかったので反撃しようと試みた
「い、いいよ…君にならめちゃくちゃにされても////」
お互いの心臓の音が浴槽に響くようなほどに静寂が二人を包んだ
「芦花、俺…もう…」
今までぎりぎりで抑え続けた理性が沸騰してくるのを感じる
「苦しいよね…もう我慢しなくてもいいよ」
その言葉を最後に俺たちは一つとなった
そろそろ最終回になりそうな予感
あとは担当に会う話と芦花の両親に会う話とって考えるとそんなに話数かからなさそうな気がする