美容系と漫画家   作:納豆伯爵

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ドキドキのドキドキです。


恋愛は個人の自由だと思います。

『それではROKAさんに質問です。現在、お付き合いされている男性が居るというのは本当の事でしょうか』

「はい、本当です。私は先日よりこちらの漫画家クジュウ先生とお付き合いさせていただいております。ファンの皆様には温かく見守っていただけると嬉しいです」

 

どうしてこうなった!!

 


 

「え!?かぐやちゃんそれホントに!?」

どうしたんだろう?かぐやちゃんからの連絡を聞いた芦花は俺に凄い申し訳なさそうにしながら電話の内容を話してくれた

 

「九十九君、あのね………実は」

 

 

「え!?俺たちの関係が週刊誌に上がってる!?」

「らしいんだよね」

「そっか、とうとうバレたか」

 

まあ同棲してるんだしいつかはバレるんじゃないかとは思ってたけどよく5か月近くバレなかったな

 

「それでね、記者会見を開く必要があるみたいで」

「九十九君も同席してほしいの」

「俺!?」

 

同席するのは構わないがそういうのは事務所の社長とかそういったのが同席するもんだと思っていた

 

「もちろん、社長も同席するんだけどね。その………隣にいてくれたら心強いなって思って////」

「わ、分かった。俺が居てどこまで力になれるか分からないけど芦花がそういうなら俺も同席する」

 

「ありがとう、九十九君。大好き」

唐突な大好きは心にしみるよ。

 


 

事前に変な質問は社長さんが弾いてくれるとは聞いてたけど

 

「クジュウ先生にご質問です。」

「は、はい」

 

「ROKAとはどこで知り合いましたか?」

え?これ喋って大丈夫なやつ?と思い、芦花に目配せをすると了承の意を示したので

 

「高校の時の友達です。」

「屋上で一緒にお昼食べたりしてました」

思い返すとほんとにあの時が一番青春してたな

 

「ありがとうございます」

「次の質問がある方は………」

社長さんが次の質問を促そうとすると

 

「すみません、もう一つよろしいでしょうか」

先ほどの記者さんが話を遮って追加の質問をしてきた。

 

「あなたはご自身がROKAにふさわしいと思いますか?」

は?何言ってんだこいつ?

 

「失礼ですが、私としては貴方はROKAの恋人としてふさわしくないと思います」

「お…私が彼女にふさわしいかどうかについてですが………」

 

自分の考えを述べようとすると芦花がマイクを奪った

 

「彼といて私が幸せかどうかを決めるのは私です。貴方じゃない」

「周りが彼をどう思おうと私は彼が大好きですし、これからも一緒に居たいと思っています。」

 

ざわざわと会場中が動揺しているのが伝わる

 

「改めて、私が芦花の恋人としてふさわしいかどうかについてですがふさわしいとかふさわしくないとかは結構、どうでもよくて芦花が私を………俺を好きだと…幸せだと、そう思ってくれてる限りはその期待に応えたいし応えれるように努力していくべきだと思います。もちろん、俺も芦花と一緒に居れることが最大の幸福です」

 


 

「本当に申し訳ありませんでした!!」

「あ、頭を挙げてくださいよ。俺は別に」

どうも、記者が行う質問に問題がないかを事前に提出させており、その中からしか質問するなって通達まで出していたらしく最後の質問に関しては完全に想定外だったらしい

 

「ていうか、俺っていうか芦花の為にそこまでしていただいて感謝しかないですよ」

「………最後の質問、正直嫌だった」

芦花………

 

「そうですよね!!恋人を悪く言われていい気持ちになりませんよね!!」

「そうですよ!!どこの会社ですか?」

「大丈夫です!既に確認が取れていますし、そこの会社との契約はとっくに破棄しております」

こわ!!仕事早!!…質問してきた記者に同情するな………

 

「一応、今回の記者会見自体は想定外で開かざるを得ないものでしたので可能な限り会社としてサポートしたかったんですよ」

「芦花、愛されてんだね」

正直なことをいうと、会社としては俺と芦花の関係自体は否定的だと思ってた

 

「我々としてはモデルの皆様は確かに言い方が悪いかもしれませんが当社の商品ということになるかと思いますがそれ以前に一人の女の子、男の子ですので恋愛については特に口出ししないようにしています。」

「もちろん、不祥事とかだったりすると話は別ですが」

 

「私としても、そういうところが気に入ってるから今の事務所に所属させていただいてるんだよ」

「そうなんだ、いい所だね」

「ありがたい限りです」

 

「とりあえず、クジュウ先生には後日、こちらからお詫びの品を贈らせていただきたく思います」

「俺からすれば、芦花との関係をサポートしてもらえるだけでありがたいんですけど」

むしろ、ここまで手厚くしてもらったんだからこちらが贈るべきではないだろうか?

 

「本日は本当にありがとうございました。これからもROKAと仲良くしていただけると幸いです」

「俺の方こそありがとうございました。」

 


 

「む~~~~」

「芦花~~そろそろ機嫌治してくれよ~」

「だって…九十九君のこと悪く言われて嫌な気持ちになったんだもん」

どうも、今日の会見の最後の質問が芦花にとってとても嫌なものだったらしくずっとむくれてる

 

「俺は、芦花が怒ってくれたこと嬉しかったよ。」

「………九十九君」

「ほ~ら、もうプリプリしてないでいつもの素敵な笑顔に戻って」

そういって芦花の頬をムニムニといじるとくすぐったそうにしながらいつもの笑顔に戻っていったため安心していると

 

「んぶ!?」「ん」

 

芦花が逆に俺の顔を掴んでキスしてきた

 

「ん…ぷは。ありがと、おかげで元気でたよ」

「そ、そりゃどうも//」

「………やば//」

何か、芦花の様子がおかしい気がするがどうしたんだろうか?

 

「一回キスしたらもっとシたくなった」

「え!?ちょっと!?芦花!?」

 

「ごめんね、お詫びにちゃんと気持ちよくしてあげるから」




で、俺が生まれたって訳
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