ゴールが分からん
いや、正確には結婚がゴールなんですけどどうやってそこまでもっていこうかって話なんですよ。
書くネタが尽きたら唐突に最終回で息子だして終わります。(確定)
「こんにちは三上君」
「こんにちは綾紬さん」
文化祭の時に仲良くなってからたまにこうして綾紬さんとお昼を食べるようになったが
「ん?何?米粒でもついてた?」
「いや、別に//」
美人だなと思ってただけとは口が裂けても言えなかった。
言った瞬間に今の夢のような時間がすべて水の泡になりそうな気がしたから。
「そういえばさ、綾紬さんってスポーツとか好き?」
「ん~、嫌いじゃないけどテレビでやってたら見るくらいかな。三上君は?」
「俺は結構、やる方も好きだよ。スポーツ漫画とか読んでたらそのスポーツしたくなる程度には」
「分かる気がする」
「てなわけでさ、食後の運動にちょっとどう?」
そういって俺はカバンの中からグローブと野球ボールを取り出した
「いいね。楽しそう」
そういって綾紬さんは笑顔でグローブを受け取った。
「にしてもさ、なんでキャッチボールだったの?」
おっと、結構コントロールいいな。
「いや~実は昔、父親が好きだった野球漫画を発掘してさ」
ダイヤの〇は名作だと思うんだよね。みんないい人だから。
「へ~、三上君は一番好きなスポーツってある?」
「そうだな~」
どのスポーツもまあ嫌いじゃないけど
「特別一番はないかな~?どれもテレビでやってたら見るとかアニメとかの題材みたいな感じかも」
「綾紬さんは?」
「私は、昔フィギュアしてたからフィギュアスケートかな?」
「へ~フィギュアスケートか凄いな」
「そうかな?中学に上がるときに辞めちゃったからそんなでもないと思うけど」
「いやいやいや、スケート滑れない・滑ったことない人からすれば滑れるだけ凄いんだよ」
「そんなものかな?」
「例えばさ、自分ができないことを知り合いが出来たら凄いと思わない?」
「あ~そういわれたら分かる気がする。私も楽器ができる人は凄いと思うもん」
「それは俺もすごいと思う」
なんて他愛もないような話をしていると綾紬さんが唐突に提案をしてきた。
「ねえ、変化球投げてみたい」
「変化球!?」
変化球か~
「面白そうだね!」
今は大インターネット時代だ、ちょっと調べたら投げ方の一つや二つ見つかるだろう
二人でスマホを見ながら色々試行錯誤してみた。
「とりあえず、ツーシームってやつなら握りを変えるだけで投げれそうだね」
「だね、やってみよう」
一定の距離を取って、こちらが構えたのを確認した綾紬さんが勢いよくボールを投げた
「おっと…」
「大丈夫!?」
俺が捕り損ねたのを見て、自分が暴投したのかと不安になった綾紬さんが心配そうに声をかけてきた
「すっげえ!!すっごいよ!!!ちゃんと沈んだ!!ボール変化してたよ!!」
「ほんとに!?」
「ほんとほんと最高のボールだった」
「じゃあ、はい」
そういって、綾紬さんは自身の手を掲げた。
「ハイタッチだよハイタッチ」
「え?」
「『え?』じゃないよ、さっきのボールは私と三上君で投げれるようになったボールなんだから」
んじゃ、お言葉に甘えて
「「いえ~~い」」
「ていっても、球技大会とかももう終わったんだけどね」
「そもそも、男子も女子も野球はしないしね」
キーンコーンカーンコーン
「おっと、時間だ」
「そうだね、今日は楽しかった。またね」
「うん、またね」
そういって、扉から教室に戻っていった綾紬さんを見届けた俺は自分も戻ろうとカバンの中にグローブとボールを入れた。
「起きた?九十九君」
「…芦花?」
どうやら俺は芦花の膝枕で寝てしまっていたようだ
「最近、忙しそうだったもんね。もう少し休んでていいよ」
「…いや、起きるよ。そうだ芦花」
「ん?どうしたの?」
「久しぶりにさ、キャッチボールしない?」
「いいね。やろうか」
芦花がフィギュアしてたのは捏造です。許して
やってても違和感はないけどね!!
なんか、途中から野球始めちゃった…ダイヤのあれを久しぶりに読んだら面白くて。
身内で野球の真似事してたの思い出しました。