猫耳っていいよね……
「ほらほら三上。見て見て」
「は、恥ずかしいんだけど//」
芦花はかぐやちゃんに押し付けられたらしい猫耳をつけていた
「ああ、うん。よく似合ってるよ」
「あれ~?なんか思ったより反応薄くない?」
「そんなことねえよ。……ちょっとお手洗いに」
そういって俺は二人が居るリビングからトイレに行くふりをして部屋を出た
「!!!???!!????!?!?!//////」
な、なんだあのけしからん猫耳は!!似合いすぎだろ!!!変ににやけてなかったよな?いつも通りできてたよな!?
それは、相性が良いだけでなく、組み合わさることで生まれる相乗効果に重点があること。
鬼に金棒
赤ワインとステーキ
いろPにかぐや
これらは
そして三上九十九の脳内辞書に今この瞬間、
芦花に猫耳
かぐやちゃんが居なかったらそのまま襲ってたかもしれん。
大きく深呼吸を三回して気持ちを落ち着けたら戻ろう。
スゥーーーーハァーーーーー
大きく深呼吸を三回繰り返して気持ちを落ち着けた
「よし、戻るか」
ガチャっとドアを開けて何もなかったかのように部屋に戻った。
「ねえ、三上もつけない?」
「俺は似合わんだろ」
「やってみなよ~」
「あ、っちょ!?」
戸惑う俺にお構いなしに猫耳をつけてきた
「………………」
「…んだよ」
「似合わないね」
「知ってたよ!!」
こういうのは可愛い人がつけるから似合うのであって、男の俺がつけてもあんまり似合わないことなんてわかりきってたことだ。
「芦花?」
「え!?//」
「いや、なんかボケっとしてたから大丈夫かな?って思って」
「だ、大丈夫//」
嘘である
かわわわわわわわわわわわ!!!!!
恋人の猫耳姿、そしてそれをつけられて子供のように拗ねてる姿にノックアウトされていたのである
は!?は!?意味わかんない、似合いすぎる!!可愛すぎる!!しゅき!!しゅき!!らいしゅき!!!
もはやキャラ崩壊してるレベルで荒れていた。
かぐやちゃんが居なければ間違いなくこの場で頂いてた
「やっぱ、俺にはこういう可愛い系はあんまりな~」
「そんなことないけどな~?」
きゃわたんな彼の姿を見逃したくなさ過ぎて猫耳を外そうとしている手を止めた
「ろ、芦花さん?」
「なんでしょうか?」
「手をどけていただいてもよろしいでしょうか?」
「嫌で~す」
「よっしゃ、芦花そのままお願い」
そういってかぐやちゃんはスマホを起動して三上君を連写した
「多い多い」
「多いくらいがちょうどいいんだよ、知らなかったの?」
あとでかぐやちゃんに写真もらお。
「かぐや~」
「何々??彩葉?」
「スマホ鳴ってるよ」
「およよ」
そういわれてスマホを見ると
「ブハッ!」
「どうしたの?急に吹き出して」
「彩葉、見て見て」
そういって彩葉にスマホの画面を見せた
「っふ、あの二人ほんとにラブラブだね」
「ね~~~」
スマホの連絡通知には
『三上:後で今日の芦花の写真くれないか?』
『芦花:後で今日の九十九君の写真頂戴』
序盤は告らせたい意識、荒ぶった芦花は着せ恋意識で書きました。