美容系と漫画家   作:納豆伯爵

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作中の季節イメージは1月末頃に恋人のフリ始める、3月くらいに同棲、6月に本格的に交際スタートのイメージで書いてます。

何故今更それ言うのかって?私が分からなくなりそうだからだよ


疑惑の海

「そういえば、今度海行くことになったんだよね」

「へ~~仕事?」

そう言えば、海なんて最後に行ったのは何年前……いや、何十年前になるんだろうか?

 

「いや?彩葉たちと一緒に行ってくるよ」

「それって大丈夫なの?」

芦花も当然として酒寄さんもかぐやちゃんも男性ならほっとかないフェイスをしているので心配になる。

 

俺も一緒に行くべきだろうか?いやでも、女性だけのところに男が一人入るのはどうなんだ?女性だけだからこそできる息抜きとかもあるだろうし……第一、芦花以外の水着目当てだと思われたくないし

 

「大丈夫だよ。ブラックオニキスの人たちもいるし」

「俺も一緒に行っていい?」

ブラックオニキスってアイドル売りしてるプロゲーマーだったよな?あんまり詳しくはないけど芦花を狙ってないとは思えない。

 

「むしろ、一緒に行かないかって誘おうと思ってたくらいだから」

「そうなんだ」

ならよかった、とりあえず俺の目の黒いうちはちょっかいかけさせないようにしとこ

 

「あ、もしかして嫉妬したの?可愛いねつーちゃん」

「………うるせ//」

 

図星だった

 


 

 

「え~そうなんですか?」

「あぁ、あの時は大変だった」

 

 

「………グビ」イライラ

「どうしたの?三上君?借りてきた猫みたいにして」

「別に、お酒美味しいなって思って」

「でしょ?これ私のお気に入りなの」

 

酒寄さんには悪いが視線の先に居る芦花が黒鬼の雷さんと楽しそうに話してるのがどうも気になる

 

「アル中ども~そろそろお肉焼けるよ~」

「は~い」

 

「グビグビ」

ていうか、今日あんまり芦花とイチャイチャできてないし芦花俺以外の男でうれしそうにしてるし

 

「グビグビ」

モヤモヤする……俺の芦花なのに

 

「グビグビ」

「み、三上君それ結構度が強いやつでそんなグビっと行くもんじゃないんだけど?」

「らいぞ~ヴでしゅ」

「すでにダメそう!?」

 


 

いや~雷さんの旅行の話は参考になるな~九十九君と一緒に行きたい場所もできたしあとで誘ってみようかな?

 

「ろ~か♡」

「つ、九十九君!?すごいお酒のにおいするよ!?」

「ね、俺のこと好き?」

「きゅ、急にどうしたの!?」

 

珍しく酔ってるのかすんごい甘えてくる。今もほほをすりすりしてくるし

 

「す、好きだよ?」

「じゃあ、なんで雷と楽しそうに話してたの?」

「九十九君と旅行に行きたいけどおすすめないか聞いてたんだよ」

「俺と一緒に決めればいいじゃん、俺の方が芦花が好きそうな場所分かるもん」

「参考に聞いただけだよ、決めるなら二人で決めたいし」

 

酔っているのか普段はあんまりしない言動をしている九十九君をなだめようとするが

 

「俺の方がここにいる誰より芦花のこと好きだもん」

耳をかむようにしながら愛をささやいてきた

 

「ひゃ!!//ちょ、ちょっとみんな居るのに//」

「芦花、周りを見ないで」

「だ、だからってこんな人が居るところでなんて//」

 

ていうか、さっきから手つきがどこかやらしいんだけど!?お天道様高いよ!?彩葉もかぐやちゃんもいるよ!?ブラックオニキスの人達も居るんだけど!?

 

「二人っきりならいいの?」

「そ、そういうわけじゃ//ちょ、ちょっと!?//」

「なら、ふたりっきりになれるところに行こうか」

 

や、やばい………このままじゃ仲良し(意味深)まっしぐらすぎる!!

 

……別に嫌とかじゃないけど//……その……エチケットがないからこれでおめでたとかになったら喜ぶだろうけど九十九君が罪悪感で死ぬんじゃないかな?って思う

 

「は~いお客さ~ん。お子さんの教育に悪い時間は終わりですよ~」

「彩葉!?」

 

「お兄さん、焼き肉の時間ですよ~~」

「は、話せ!!帝アキラ!!俺は芦花とイチャイチャしたいんだ!!」

「は~い、酔っぱらいは大人しく水飲んでようね~~」

「の、乃依!!俺はいつだって冷静沈着だ!!」

「ごめん、今日が初対面だけど君のこと酔っぱらいの変態にしか見えないから」

 

「芦花?大丈夫?」

「ありがと、ほんとに助かった」

「にしても、三上お酒弱かったんだね」

「前に一緒に飲んだときは結構強かったはずなんだけど………」

昔はお酒好きだって話も聞いてたし、まさかあそこまで酔うとは思わなかった。可愛かったし結構ドキドキするかっこよさだったけど

 

「芦花。悪くなかったって思ってない?」

「思ってないよ!?酔いがさめたらお説教するつもりだし」

とりあえず、禁酒は絶対約束させる

 

「ごめん、芦花。三上君が飲んだの私のお気に入りのやつで結構度が強いやつなんだよね」

「彩葉と同じペースで飲んだら誰だってつぶれるって」

「いや、私以上に飲んでた」

「彩葉以上に!?」

 

 

「おかげで楽しみが減ってしまったのよ」

「九十九君にあとで買わせるね」

 

後日、べろべろに酔った九十九君の様子を録画した映像を見た九十九君が彩葉に

 

 

「まことに申し訳ありませんでした」

と綺麗な土下座をしながらお酒を献上していました。

 

あと、私達の間でもう一つルールが追加されました。

 

・外でお酒飲むときはイチャイチャはほどほどに!!!




ふたりっきりになれるところ(頭文字がhから始まるところor野外)
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