美容系と漫画家   作:納豆伯爵

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前回、勢いで彩葉達に交際宣言をしてしまった九十九(主人公)芦花(ヒロイン)

別日に親友の一人であるグルメ系お母さんに呼び出されましたっていうお話です。
はたして偽装カップルだということはばれないのか!!


グルメ系のお母さまに問い詰められてます。

こんにちは、三上九十九です。しがない漫画家兼イラストレーターです。

さて、先日私事ながらこちらの綾紬芦花さんと周りの声を黙らせるために偽装カップルということで交際を宣言しました…してしまいました。

 

「芦花、何で私にみかっちとお付き合いしていたの黙ってたの?」

「真実?落ち着いて?」

 

彼女の親友の一人である、諌山真実にお呼ばれしたのでお言葉に甘えてお邪魔するとそれはそれは鬼のような形相の諌山皇后陛下が居ました。

 

「いい芦花、みかっち私はね別にお付き合いしていたことを黙っていたことに怒ってるんじゃないの、あんなにはっちゃけた写真を前情報なしに送るなって言ってるの」

 

そう言って、諌山さんがこちらに先日のトーク内容の写真を見せてきたがまぁこれがひどかった

 

「唐突に『私たち付き合ってま~す』って送られてきたと思ったらその次に三上君のほっぺにちゅーしてるイチャイチャ写真を連投」

 

何してんの!?てか俺それ覚えてないんだけど!!マジか!!もったいね~~~~!!

 

「そして、その後こちらの連絡を全部無視」

 

芦花さん!?何してんの!?って思ったけどあの日はそのまま偽装カップルの設定を話してたわ。

 

一応設定としては、二年前からの偶に一緒に飲みに行く程度の仲ではあったが本格的に交際開始したのは半年前・告白したのは一応男の俺からという設定だけ作った。必要であれば都度設定を追加しようと話しており、継続するかはまた年末にでも話し合おうってことになっている。

 

「言いたいことわかるよね?芦花?みかっち?」

 

とりあえず、そのたま●っちみたいなあだ名はやめてくれないだろうか?もう我々アラサーよ?

 

「い、諌山さん俺の方から説明させていただいてもよろしいでしょうか?」

「いいよ」

 

許可を得たので設定として決めていたことを話した。

 

「なるほどね~~半年前から付き合ってたんだ」

「はい、その通りでございます。」

「私たちに黙って?」

「伝えるタイミングがなくて…」

 

「ふ~~~~~~~~ん」

 

超怖いよ諌山さん!隣の芦花さんも結構ビビってるから!!

 

「二人がそう言うなら、私はもう言うことないよ。」

 

「「はぁ~~~~~~」」

 

よ、良かった~~~~~~!!とりあえず、ご納得いただけたみたいだ。

 

「あ、そうだ今更だけどこれどうぞ」

そう言って俺は手土産を渡した

 

「おお~~いいとこのどらやきだ~~みかっちいいの?」

「いいよ、ご家族で一緒に食べて。」

「わ~~~い、皆おいで~~~」

 

なんか、さっきまでの厳つい雰囲気はどこへやらと言わんばかりののほほん具合に驚いていると

諌山さんの旦那さんと双子ちゃんが現れた

「おう、三上久しぶり。どら焼きありがとな、ほら挨拶しろ」

「「ありがと~ございます」」

 

かっわいいなぁ~~~

 

「九十九君、顔が…」

「いや~~子供って可愛いなって思ってさぁ~~…にへへ」

「三上と綾紬は結婚の予定はないのか?」

 

お前…それ言ったら戦争だろうよ…って思ったけど俺と芦花さんは一応カップルってことになってるのか

 

「結婚か~興味はあるけど今は仕事が楽しいからな~~」

「私も~~」

そりゃあね!!この美人と結婚できるならもはやカーニバルだと思うけど一応ね!我々偽装なのでぼかした言い方になるよね!

 

「みかっちってお仕事なにしてるの?」

「漫画家兼イラストレーター」

と言っても、今の収入はイラストレーターとしての方が儲かっている。yachi8000って人から特定のライバーのイラスト依頼が地味に多くて大変助かっております。成人向けは断ってます。描けないのよ、くそザコ童貞だから。

「高校の時には連載してたぞ」

3か月で打ち切られたけど…なんなら、それ以降連載を持てずに困窮している。

「お絵描きして~~~」

双子ちゃんの一人に絵をかいてほしいとお願いされた

「こ~ら、ちゃんとした人に絵をかいてもらうのはただじゃないんだよ?」

諌山さんが母親らしく、プロには対価が必要だと子供に諭しているが

 

「いいよ~~何書いてほしい?」

「九十九君!?」

俺の方が子供にメロメロになってりゅ

 

「アン●ンマン!!」

「任せて~~」

 

ささっとアソパソマソを書いてあげてプレゼントした

 

「ありがと~~~」

「いえいえ~~」

 

喜んでくれたみたいで良かったわ。

 

「それじゃ、もう遅いし私たち帰るね」

げ!!もうそんな時間か!!

「それじゃ、お邪魔しました」

「またいつでも来てね。」

「「ばいば~~い」」

笑顔で見送ってくれた諌山さんと双子ちゃんを後目に家を出た

 


 

「いや~~、双子ちゃん可愛かったな~~」

「九十九君、ずっとデレデレだったね。子供好きなの?」

「ああいう、純粋な子供は好きだな~~」

ちなみに悪ガキは嫌い。あと意味もなく叫ぶタイプの奴も嫌いなので相対的にはクソガキが嫌いって訳さ

「九十九君としては子どもは欲しいの?」

「う~~ん、そん時はちゃんとパートナーと相談するかな?」

「ふ~~ん」

何だろう、言い方に含みを感じる…でも

「あの子たちのおかげで次の企画会議用の漫画かけそうだわ。」

「頑張ってね」

 

よ~~し、そうと決まれば帰って話を考えないとな!!

 

そういや、今更だけど偽装ってばれなかったな。良かったのか?




次回は超かぐや姫の超担当と噂の人に会いに行きます。
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