美容系と漫画家   作:納豆伯爵

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ちょっと時間を飛ばして関係をジャンプアップします。


仕事の管理と好感度管理は丁寧に行いましょう。

初デートから2か月がたち、お互いに予定が合えばちょっと会ったり、出掛けたりを過ごしていた。

 

「仕事が…仕事が終わらん………」

ツクヨミのシステムをフル活用して描くだけ描いてはいるがあと少しが溜まりまくっている………寝る間も飯を食う間も惜しんで進行せざるを得ない…

 

 

とりあえず、優先順位が高い順番に片づけていくしかない。連載の方は昨日終わらせたから、次はyachi8000さんから依頼があった、狐耳の女の子のイラストの依頼だ。にしてもこのキャラ何処かで見た覚えがあるんだよな?どこだろう?

 

次の仕事に取り掛かろう、ラフは終わらせてるから後はペン入れと色を塗るだけだ…1~2時間もあれば終わるはず…

 

 

「ヤオヨロ~☆君かな?ツクヨミで無茶しているわる~~い神々は?」

「や、やおよろ~、ヤチヨ殿は俺になんの御用でしょうか?」

思わず、同じあいさつで返してしまったが俺なんかの所にツクヨミ管理人がどういった御用なんだろうか?

 

「えっとね~~、君のスマコンでの連続ログイン時間が10時間を超えそうだから警告に来たよ」

「え?ほんとに?…うわ、まじだ…そろそろ外さないとヤバイ」

「ちなみに、ちゃんとご飯食べた?」

え~~…最後に食べたのいつだろ?…エネルギーゼリーとかは食べてた気はするけど…

 

「その様子だと、碌に食べてなさそうだね~~、無茶しちゃノンノン!!なんだよ?」

何でAIに食生活の大事さを怒られてるんだろうか?まあ俺が悪いんだけど…

「というわけで、とある人に連絡しておいたからた~~~っぷり怒られてね~~。」

誰に連絡したんだろうか?芦花さんには仕事が佳境なため2~3日は連絡が取れないかもしれないことをデスマーチになる前に連絡してるし…

 

「あと、yachi8000さんからの連絡でイラストの方は締め切り3日ほど伸ばしておいたからね。さらば~~~い」

 

なんで、ヤチヨが俺の仕事の連絡をしてきたのだろうか…何はともあれイラストの締め切りが延びたのであれば、yachiさんには申し訳ないが今日はもう休ませてもらおう

 

 

「ね、寝る」

そのまま机の上で気絶するように眠り始めてしまった

 


 

 

………起きて

 

誰の声だろう?

 

……起きて

 

安心する声だな、でも声が震えてる。

 

…起きて

 

起きて、九十九君

 

「………芦花さん?」

「起きた?九十九君?」

何でここに芦花さんが居るんだろうか?スマコンは外して休んだはずなのでツクヨミ内ではないだろうし………まだ夢の中なんだ!!これが明晰夢ってやつか!!

 

「夢なら何言ってもいいか、芦花っていつみても超綺麗だね」

「え!?ちょと九十九君!?//」

「夢の中で声も聴けるなんて何処まで俺に都合がいいんだ…」

「寝ぼけてない!?大丈夫?」

夢なのに触れてる手のひらの体温を感じる……

「今日は何日か分かる?」

「みそスープ」

「駄目かも!!ほら起きて!!夢じゃないから!!」

芦花には申し訳ないが、もう少しだけこのまま俺に都合がいい夢を見させてほしい。

「ごめんね、連絡できなくて……起きたら連絡するからどこか出かけよう」

遊園地とかどうだろうか?芦花とならどこでも楽しいだろうな…

「もう…中々目覚めないならお仕置きしちゃうから」

 

ぎゅっとハグをされたことで感じる全身の温もりが現実であることを否が応でも伝えてくる

 

「!?//////」

「起きた?」

「ろ、芦花さん!?//////どうしてここに!?//////」

「起きた?」

「お、起きました」

 


 

「………」

「………」

沈黙が部屋を包み、正座した足が痺れてきた

 

「あ、あのぉ…芦花さん?」

「………最後に寝たのいつ?」

「さ、さっきかな?」

「真面目に答えて」

ひえ~~~~~なんか分からんけど怒らせてしまった!!ここは正直に答えるか

 

「み、三日前です………」

「ヤチヨから…九十九君が倒れそうって聞いて……飛んできたんだよ」ポロポロ

「ろ、芦花さん!?」

「私ね、九十九君を失うことが今、一番怖いんだよ………」

「芦花さん………本当にごめん!!俺が仕事を上手く管理できなかったばかりに余計な心配をかけてしまったみたいで」

 

 

「俺にできることなら何でも言ってほしい。」

「………本当?」

「心配かけたお詫びだと思っていただければと思います。」

 

 

「じゃあ、さっきみたいに『芦花』って呼び捨てにして」

「分かりました」

 

「あと、少し休んだら不動産に一緒に行こ」

何故に不動産?

 

「一緒に住む部屋探しに行くから」

「うぇ!?//////」

どどどどどどどういうことだってばよ!?

 

「今回みたいなことはどうせ初めてじゃないんでしょ?」

「………はい、その通りです」

 

 

「というわけで、私と一緒に住んでもらって今日みたいな無茶はもう二度とさせません」

「………はい、申し訳ありませんでした」

 

「分かったら、ちょっと寝なさい」

「はい、申し訳ありませんでした」

 


 

ショボショボになって九十九君が布団に移動して眠ったのを見届けたあと、私はある人物に連絡をしていた。

 

「あ、もしもしかぐやちゃん?

『もしも~し?芦花?どうしたの?』

「九十九君のこと連絡してくれてありがとう」

『いいえ~~、自分が無茶したら恋人がどう思うのかを三上も彩葉もそろそろ知るべきだと思ってたからね~~』

聞けば、彩葉も研究が佳境になると2~3日くらいは家に帰らずに研究し続ける時があるらしく今回の九十九君のことも何処か彩葉と重なる部分があったための行動であった。

「それでさ、九十九君の仕事ってお家でする仕事だから一緒に住んで無茶させないようにって話になったんだけど何処かおすすめの不動産とか知らない?」

『それならうちのマンションは?隣空いてるよ?それに芦花が忙しい時はかぐやが様子見に行くこともできるし』

「確かに、それは大変助かるかも……ありがとかぐやちゃん」

『お隣になれそうなら教えてね~~』

 

 

起きたら、九十九君に相談しよ




ヤチヨが芦花に協力して九十九の家のセキュリティを秒でハッキングして部屋に入ってきたってネタを考えましたが普通に犯罪すぎたので没にしました。


というわけで、次回引っ越しします。
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