ようこそ百合至上主義のハーレムへ   作:ド級のスランプ、ドスランプス

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総評7000行きました。ありがとね…!


結果発表ー!

 干支試験最終日。

 

 とはいえ別に今までと違う何か特別なことをしなければなんてことはない。話し合いの時間も各々好き勝手に過ごすだけである。談合が済んでると楽でいいね。私は久しぶりに一狩り行ってます。今度綾小路君辺りにも参加してもらおう、ソロはすぐに飽きてくるので。

 

 そして最終日の解答時間に優待者が各々名乗り出て……事前に共有した優待者の法則と相違ないことを確認したら皆で答えを学校に送信。結果は……まあ分かり切ったことで。

 

 子──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 丑──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 虎──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 卯──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 辰──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 巳──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 午──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 未──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 申―─試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 酉──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 戌──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 亥──試験終了後グループ全員の正解より結果1とする

 

 ワザマエ! これにて各クラスに2150万円分のお小遣いが確定したわけである。実に8600万円分の資金の流出。大丈夫? ホワイトルームがどうこうとか関係なく理事長交代にならない? それと当然クラスポイントの変動は無し。クラス対抗特別試験(笑)

 

 まあウチのクラスは少なくとも2000万はりゅーたんが貯蓄に回すだろうから入るのは150万? ……クラス全員で分けっこして一人4万弱。夏休みに試験なんかさせられたお詫びとしてはまあまあでしょう。こりゃホクホク顔にもなるってもんです。

 

「おい、虎居」

 

「ん? なんだいなんだい?」

 

 全部上手くいって機嫌がいいからね。りゅーたんの頼みでも大体なんでも聞いちゃうよ。具体的には……お尻までなら触らせてもいい。

 

「お前契約で450万追加で貰ってるだろ。出せ」

 

「え゛」

 

 クラスポイントに依らないボーナスポイントは私の懐に入る。Dクラスの借金組と交わした懐かしき契約である。9人×50万ポイントを懐に収めて豪遊し放題……もご機嫌の理由だったんだけど……まさかりゅーたんも覚えてるとは……顔に似合わず細かいヤツめ。いや最初っから細かいヤツだったな。

 

「別に全部寄越せとは言わねぇよ。1割でいい」

 

「それでも50万近いんだけど……!? 何に使う気なのさ」

 

 これでくだらない使い道だったら怒るよ。50万を浪費するのも難しそうだけどさ。夜のお店とかも無いし。

 

「は? 特別試験が終わったんだぞ? 打ち上げに決まってるだろうが」

 

「ふ、普通の学生みたいなこと言ってる……!」

 

 そういえば高校1年生だったね君……なんて思うのも何度目か。インテリヤクザみたいな雰囲気なのが悪いよ。でもりゅーたんの口からそんな言葉が出てくるとはね。

 

「配下共には美味い汁を啜らせねぇとな。それに何人かは近寄って来ねぇだろうから金を握らせとく必要がある」

 

「おお……」

 

 意外とちゃんと考えてるじゃん……確かにりゅーたん苦手勢は一定数居るのである。真鍋さんとか代表例だね。男子にも……時……時行みたいな名前の反対勢力が居たはず。まあ今はりゅーたんが勝ち続けてるから大人しいけど、負けたらここぞとばかりに叩きに来るだろうなぁ……

 

「まあ一緒に居ても気まずいだけだもんね」

 

「そういうことだ。だったら好きにさせてガス抜きさせるべきだろ」

 

「お父さん……」

 

「は?」

 

 娘に嫌われてるからお金だけ出すタイプのお父さん……定年後居場所無くなるよ……? 

 

「いつか皆で仲良くしようねぇ……」

 

「お前がまず無理だろ。真鍋達と和解でもしてみせるか?」

 

「……心をバキバキにへし折れば出来るかも……?」

 

 そういうのは綾小路君の得意分野じゃんね。……主人公の特技がそれでいいのか……? 

 

 

 

 打ち上げは夜、ってことでとりあえず自分の部屋へ荷物を置いて荷解き──の前に、有栖ちゃんに会いに行くことにする。二週間もぼっち生活してたしきっと寂しがっていたことでしょう! ……全然けろっともしてそうだな。『ああ、お帰りなさい。何か用ですか?』みたいな。一人で延々とチェスとかしてそうだし。ネットチェスのレート爆上げしてたりして。

 

 インターホンを鳴らす──と、何やら物凄い音。

 

「有栖ちゃん? 何か落とした?」

 

「ゆ、優里さん!? ……ちょっと滑り落ち……いえ、そうです。物を落としてしまいまして……今日帰ってくる日だったんですね」

 

「うん……って言っても私達も日程知らされてなかったんだけど……二週間って言われても信じていいのか分かんなかったし」

 

「それは……大変でしたね……?」

 

「うん……無人島は暑かったし……というか今もあっついし……部屋入っていい?」

 

「ちょ、ちょぉっとだけ待ってくださいね? 掃除だけさせてもらえると……」

 

「ん? あ、もしかして落としたのペットボトルとか? それならむしろ私も手伝った方が良いでしょ」

 

「いえ! 優里さんだけは絶対に入らないでください!」

 

「え、私そこまで嫌われてんの」

 

 といつか杖突かないと移動出来ないレベルの人間がどうやって一人で掃除する気なのさ。……このレベルの人間を2週間放置した学校側、結構鬼畜の所業じゃ……? 片手が杖で埋まるから米袋も持てないんですよ……? 

 

「……入るからね?」

 

 私と真澄ちゃんは有栖ちゃんの部屋の合鍵を持っている。無いと色々お世話で不便なので。だからまあ、入らないでと言われても別に意味は無いのだ。

 

「……うわ、派手に零したんだねぇ。一人じゃタオル取ってくるのも大変でしょうに、無駄に意地張って……」

 

 勝手知ったる他人の部屋。食材は勿論ボディソープや歯ブラシの替えがどこにあるかまで把握している。いわんやタオルの場所をや。

 

「ベッドの上で飲食しちゃだめだよ……もうシーツも洗わなきゃじゃん……剝がしちゃうよ?」

 

「ちょっと待っていただけると……いえ、もういいです」

 

「え。なんかあ──あ……」

 

 虎居ちゃん特選おもちゃだ。……まあ、ベッドの上で使ってて隠すところなんてないもんね。咄嗟にシーツの下に置くのが精一杯だったわけだ。

 

「……なんですか? 何か文句でもありますか? 私はただ生物として仕方なく持って産まれた欲求の解消を行っていただけであり、そこに何ら恥ずべきことは──」

 

「おお……」

 

 言葉のわりに顔真っ赤だよ。ちょっとプルプル震えてるし。恥ずかしいんだねぇ……初心だねぇ……そのサイズのも使えるようになったんだねぇ……

 

「ま、まぁとりあえずシーツは洗濯して乾燥室干して……その間にお掃除……真澄ちゃん呼んだら来てくれるかな」

 

「貴女は私をこれ以上辱めようと……!?」

 

「え、なにが──あっ」

 

 シーツは当然、床までびしょびしょ。それの原因はと言えば、まあそういうことで。それを他人に掃除されるのは……うん、みなまで言うまい。

 

「じゃあ私一人でやるかぁ……その間に水分摂っときなよ? こんなに出してるんだから」

 

「……デリカシーって知ってます?」

 

「情報を正しく理解し活用する能力」

 

「それはリテラシーです」

 

 

 

「それで、船旅はどうでした?」

 

「んー……やっぱクラスポイントに差をつける機会って感じだったね。定期的にやるのかな? 次は……ほら、体育祭とか」

 

「何故そんな尽く私が参加できないような……?」

 

『坂柳有栖』の設定が固まってなくて出番をあげられなかったから……? 

 

「ほ、ほら。なんか作戦立案とかで出番あるかもしんないしさ。葛城君、影響力落として……どうだろ、2000万でみんななぁなぁになってるかもな……」

 

「これ、ほんとに不公平じゃないですか? 私だけ特別試験には参加できてませんし、50万貰えてないですし……」

 

「50万についてはほんとはこんな全員に配る気無かったと思うけど……普通はクラスを上げたいって欲張るだろうしさ」

 

 現状維持で十分の葛城君、プライベートポイント優先のりゅーたん、退学阻止勢の一之瀬さんと平田君が嚙み合った結果です。まあ私のせいでDクラスだけ退学阻止にポイント足りてないんだけど。ウケる。

 

「まあいいでしょう。そんな機会があるなら好都合です。彼と……綾小路君と本気で戦えそうですしね」

 

「なんか因縁でもあるの? 前も気にしてたけど。幼馴染とか? 幼少期に会ったけどそれっきりでこの学校で久々に会ったみたいな。……でも綾小路君から有栖ちゃんのこと聞いたこと無いし、一方的に知ってるだけ?」

 

「いえ、大体合ってるんですけど……なんで分かるんですか……?」

 

「勘?」

 

 原作ちしーきいつもありがとう。

 

「でもそんな都合よく勝負できるのかな。頭脳戦ってことでしょ?」

 

「教育機関ですし……テストぐらいやるのでは?」

 

「あ、それでいいんだ。チェスでやり合うとか言うのかと」

 

「出来ればそれが良いんですけどね。私がチェスを始めたきっかけですし」

 

「呼んで来ようか? 多分普通にチェスの相手になって欲しいって言えば来てくれるよ? 綾小路君、友達に飢えてるし」

 

「それはなんかこう……風情というものがですね……」

 

「めんどくさっ」

 

 本気をぶつけ合わなきゃ意味が無いみたいな……? ホワイトルームのこと持ち出すのが一番早い……原作ではそうしてたねそういえば。結局結末がどうなるのか知らないからなぁ……チェスは綾小路君の方が強いんだよね? そもそも最終的に綾小路君のヒロインが誰になるのかも分からん。最初は堀北さんがメインヒロインだと思ってましたよ私は。

 

「まあ退学を賭けて戦うとかしないでくれれば何でもいいよ。どっちが退学になるのも嫌だし」

 

「おやおや。優里さんは私と綾小路君どっちが大事なんですか?」

 

「めんどくさい彼女? まあでも有栖ちゃんかな。今日で余計に」

 

「それは嬉しいで……今日で? 何故?」

 

「私、潮吹ける子が自分でも意味分からないぐらい好きで……痛い! 鳩尾に無言で杖を突き刺さないでぇ……!」

 

 虎居の中身が出ちゃう! 

 

「いい加減にどちらが上か思い知らせなければなりませんね……!」

 

「ふふん、チェスで分からせてあげましょう」

 

 ちなみに私は下でもいいです。こっちの為に頑張ってくれてる人って見てて愛おしくなるから。何の話って? 体位の話だが……

 

 そう考えると有栖ちゃんって確実に下のが向いてるよね。真澄ちゃんは上。

 

 いわば……真澄×有栖か……! 

 

 




Sは奉仕する側でMは受け取る側
坂柳は神室の弱みを握って奉仕させている
つまり坂柳はSっぽい言動をしてるだけでドM
Q.E.D

ナニのせいとは言わないけど百合だと余計に責め側が奉仕する感じになるよね
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