ようこそ百合至上主義のハーレムへ   作:らっきー(16代目)

49 / 51
種目『ミスコン』 必要人数1人 時間30分

ルール:B・Cクラスの男子からの投票(無記名)にて人気投票を行い、票数の多かった方の勝ち。同数の場合はランダムに1票破棄して集計する。

司令塔:1度だけ任意の衣装に着替えさせることが出来る

こんな感じかな…?

B・Cクラスのが長引いてたらどうすんだよは聞かないでください…


SDK1は7分台で終わる(any%)

 選抜種目試験当日──

 

「あ、虎ちゃん。おはよう!」

 

『司令塔』の集合場所にはもう帆波ちゃん。こういうのって性格出るよね。帆波ちゃんは絶対デートの待ち合わせに一時間ぐらい早く来るタイプと見た。りゅーたん? 余裕醸し出しながら最後に来るよね。デートもなんならちょっと遅刻してくるタイプ。でお詫びとか言いながらキスするタイプ。ああいうのに惹かれるタイプの女の子に効果的だって知っててやるんだ。私は詳しいんだ……

 

「おはよ~、帆波ちゃん。まだ開いてない感じ?」

 

「うん。4人揃ったら開けてくれるみたい」

 

「中で待たせてくれればいいのに……」

 

「まあ変に機械いじられたりしたくないんじゃないかな?」

 

 とまあどうでもいいような雑談を交えつつ。

 

「虎ちゃん。私達は、ただの仲良しクラスなんて揶揄されることもあるけど、私はそれを誇りに思ってるんだ。……だから、今日は私達が勝つよ」

 

 帆波ちゃんはきっちり宣戦布告をするタイプだったらしい。こういうのは雰囲気も大事だもんね。まあクラスの順位的にはこっちがチャレンジャーなんだけど。……先に言えばよかったな。『勘違いしてるかもだけど、そっちが挑戦者だから』って

 

「ふふん。りゅーたんの卑劣殺法を前にそんな余裕が出せるかな~?」

 

「にゃは。それなら『司令塔』に龍園君が来てるでしょ。虎ちゃんがここに居るってことは、真っ向勝負で勝つ自信があるんでしょ?」

 

「おお、ウチのクラスのことをよくお分かりで」

 

「虎ちゃんとも長い付き合いだからね」

 

「ベッドではまだ新入りだけどねぇ」

 

「にゃ!?」 

 

 試験中に愛の言葉を囁き続けるのは反則行為だろうか。帆波ちゃん相手なら効果的な気がする……いや、『司令塔』関係ない種目だと無意味だけど。なんて考えてるうちに。

 

「おはようございます。優里さん、一之瀬さん」

 

「すまない。待たせてしまったか?」

 

「私たちが早く来ただけだから全然大丈夫だよ! ね、虎ちゃん?」

 

「うん。気にしないで綾小路君。有栖ちゃんは試験後おしおきね」

 

「何故!?」 

 

 ということで4人揃ってから先生に声をかけ、それぞれ指定された部屋に入る。ウチの場合は担当はAクラスの真嶋先生とDクラスの茶柱先生みたい。公平性のためかな? 多分向こうには坂上先生と酒飲みや先生が居るんでしょう。

 

「では早速だが、これより1年度最終特別試験───選抜種目試験を開始する。一之瀬は奥の、虎居は手前の席に座りなさい」

 

「はーい」 

 

 真嶋先生の指示に従って着いた席にはパソコンが置いてあり、Cクラスのメンバーと提出した10種目の名前が並んでる。ハイテクだね。昔はどうしてたんだろこの試験。この学校自体が新しいんだっけ? 

 

「それでは、各クラス提出した10種目から5種目を選択するように」

 

 予め決めていた本命の5種目を選ぶ……とモニターに帆波ちゃんが選んだのと合わせて10種目が表示された。

 

【対戦種目一覧】

 

『柔道』

 

『空手』

 

『数学テスト』

 

『物理テスト』

 

『RTA』

 

『総合学力テスト』

 

『古典テスト』

 

『社会テスト』

 

『化学テスト』

 

『サッカー』

 

 ────────────

 

「では、これより抽選を行い対戦種目を決定する」

 

「……帆波ちゃんもしかしてウチのクラスをアホの集団だと思ってるんじゃ……?」

 

「そ、そんなことないよ!? 単純に運動系を避けて集団で競う物って考えたらこうなっただけで……」

 

「まあ実際入学当初はひよりんと金田君ぐらいしか勉強できなかったけどね~。ザッキー達に勉強教えてた頃が懐かしいな……」

 

 だが、今は違う! ギュッ! 

 

 ともあれ……選抜種目試験、開始の宣言をしろ! 磯野! 

 

 ──A・Dクラスは原作通りなのかな? 

 

 

 

 

 

『柔道』はアルベルト君が問題なく一人で勝ち抜いてくれたし『空手』は澪が大活躍。この二つはもう完全に『司令塔』要らないね。流石武闘派クラス。

 

『総合学力テスト』はひよりんと金田君を投入した上で負けました。数学が3Cまであれば……! もしくはアルベルト君が英語を受けてくれさえすれば……! でも柔道で大活躍だったからしょうがないね。やっぱアベレージだと勝てないよ。アルベルト君も古典がね……

 

 でもその分『数学テスト』で勝ったのは鼻を明かせたと思う。満点だったりゅーたんのドヤ顔は写真に残しておきたかった。今映ってる画面って録画されてたりしませんか? 

 

『古典テスト』は順当に負け。ウチはもう実質理系クラスなのよ……多分『社会テスト』でも惨敗だったと思う。

 

 そんで『サッカー』。これはいけるんじゃないかとも思ったんだけど、柴田君強いわ。なんか体育の授業で無双するサッカー部を見てる気分。うっ、前世の嫌な思い出が……! 

 

 ともあれ三勝三敗。要は最後の種目次第だね。これで本当に『社会テスト』引いたらもう運が無かったと思って笑おうと思う。選ばれたのは……

 

 

 

 七戦目『RTA』 必要人数1人 時間30分

 

 ルール:指定されたゲーム(スーパードンキーコング)をクリアするまでのタイムを競う。ルールはスピードランドットコムに準ずる。

 

 司令塔:10分操作を交代できる

 

 

 

 この戦い……我々の勝利だ。

 

 

 

「うう、これだけ全然分かんなかったんだよね……まさか本命種目だったなんて……」

 

「え、調べたら動画とか出てこない? チャリティイベントもやってるよ?」

 

「お、男の人の裸が出てきて……」

 

「あ……」

 

 はーい、よーいすたーと(幻聴)

 どうしてbiim動画を見てしまったんですか……? いや、RTAの参考にしようとするとゲイビデオが出てくる日本のRTA界隈がイカれてるんだけども。海外兄貴達も嘆いてるよ……

 

 そんなわけで順当に勝てました。10分あればクリア出来るからね。普通のプレイの隣で訳分からないワープを見せられた他の人達は果たして何を思いながら画面を見てたんだろう……

 

「これでこちらの特別試験は決着……だが、済まない。A・Dクラスの種目に少しばかり協力して欲しい。空き時間も出来たことだしな」

 

「ん? なんかそんな手間かかるような種目でも選んだんですか? 機材が大掛かりとか?」

 

「いや……ミスコンの審査員役だ」

 

「うわ」

 

 あれかな……佐倉さんが自信のある種目として挙げでもしたのかな……? さては綾小路君と付き合って積極性出てきたな? というか綾小路君も酷い事するね……現役グラビアアイドルにプロポーションで勝てる人なんて……

 

「? どうしたの虎ちゃん」

 

 一之瀬さんか長谷部さんなら戦えそう。でも残念ながらAクラスじゃないんだよ。強いて言うなら真澄ちゃんぐらい? でも他の所でもう使ってそうな気もする。いっそ有栖ちゃんが出てくれば一部に熱狂的な支持は得られそうだけど。

 

「いや、良い勝負だったな〜って。種目の運次第で勝敗逆だったかもね」

 

「にゃはは〜、運も実力のうちってやつなのかなぁ……でも、次は負けないからね?」

 

「ふふん、次までには学力も伸ばして見せましょう。……ところで先生、クラスに戻ってもいいです?」

 

「ああ。ついでに虎居は投票の取り纏めも頼む」

 

「うわお使い……というか、女子からは顰蹙買ってそ〜」

 

 そういう意味ではAクラスにも勝ち目はあるかも? 

 

「ルール上男子生徒の票だけで決まることになっている。ついでに言うと無記名投票だ」

 

「徹底してるなぁ……」

 

 そんなんおっぱいの大きい方の勝ちじゃんね。高校生男子が巨乳に抗えるわけないじゃん。というか無記名でもミスコンの投票用紙女子に回収されるの嫌じゃない? ……先生に回収されるのも嫌だな……

 

「ん? 虎居は……って、帆波ちゃんは?」

 

「Bクラスの男子から一之瀬に回収だけは勘弁してくれと嘆願がな……」

 

「え!? 私って人望無いんですか!?」

 

「逆だと思うよ帆波ちゃん」

 

 ウチの野郎共とはちょっとお話の必要がありそうですね……

 

 佐倉さんとAクラスの森下さんの対決は順当に現役グラドルが勝ちました。雫としての姿を解放したからアプローチ増えそう。綾小路君移籍させない方がいいか……? いや、長谷部さんとかみやっちとか真田君とか居るから守ってくれるかな……? 別に綾小路グループ崩壊させるわけじゃないしね。

 

 

 

 

 ということで今は皆でチェス勝負を眺めてます。ウチのクラスでチェスのルール分かる人何人いるんだろね? ひよりんは分かってるだろうけど……りゅーたんも中学生ぐらいでなんかカッコイイからって触ってそう。後は……まあ、うん。

 

「ねえねえザッキー、ミスコンどっち投票したの?」

 

「チェスちゃんと見なくていいんすか? 勿論佐倉っすよ。綾小路はダチっすからね」

 

「本音は?」

 

「クラシカルメイド服に胸だけ穴開けるとあんなエロいんすね……」

 

「素直でよろしい」

 

『司令塔』の権利は一度だけ衣装替えが出来る、だったらしい……けど、そんなコスプレの知識綾小路君どこで仕入れてきたの? ……Cクラスの男衆の影響か……

 

 チェスは有栖ちゃんの勝ち……って言うより橋本君の勝ち、かな。堀北さんが劣勢になったから綾小路君が参戦して、橋本君が時間稼いでから有栖ちゃんに交代して、『司令塔』が関われる時間が無くなって有栖ちゃんvs堀北さんになって、有利な盤面で橋本君に戻ってチェックメイト。堀北さんにチェスの特訓してなくて、逆に橋本君は特訓してもらってたのかな? 今度有栖ちゃん達に聞いてみよ。

 

 ともあれ結果は原作通りでAクラスの勝ち。これでDクラスが大差勝ちしてたらウチがAクラスになれてた可能性もあったけど……まあそこまで上手くはいかないね。

 

 とりあえず……有栖ちゃん達にお疲れ様を言いに行こうか。

 

 




Aクラス
賞賛1位:坂柳
批判1位:葛城(万が一救済が行われなかった時の為立候補)

Bクラス
賞賛1位:一之瀬
批判1位:神崎(葛城と同じ)

Cクラス
賞賛1位:虎居(龍園の指名)
批判1位:龍園(王は先頭で身体を張るもの)

Dクラス
賞賛1位:綾小路(虎ちゃんの操作)
批判1位:山内(山内だから)

こんな感じでした
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。