ようこそ百合至上主義のハーレムへ   作:ド級のスランプ、ドスランプス

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原作だと6月が次元の狭間に飲み込まれてるらしい

「Dクラスもみんな平気だったんだねぇ」

 

「ああ。何人か危なかったが……過去問が早めに手に入っていたおかげだな。まさか前日に寝落ちするような奴が居るとは……」

 

「あー……なるほどね。目を通せる時間が長かったせいか……」

 

 綾小路君にDクラスの成績について聞いたらそんな答えが返ってきた。なんなら平均点も原作より上がってたと思うんだけど、やっぱカンペは最強だね。

 

「それよりみんな9割は行くだろうというのは嘘だったのか? 殆どの奴らは70とかそのぐらいだったんだが」

 

「え、過去問皆見たんだよね?」

 

「軽井沢が全員に配ったはずだ。流石にハブられた奴も居ないだろう」

 

「……言いづらいんだけど、多分単純にクラスの学力が低いんだと思う。ウチのクラス平均点で88だよ」

 

 ちなみにきっちり頭脳労働組はちゃんと全教科満点を叩き出してる。『頑張りましたね、龍園君』と褒めていたひよりちゃんの目が笑ってない笑顔が印象的だった。あれ、もしケアレスミスしてたらどうなってたんだろ……

 

「……こっちのクラスは普通以下ってことか」

 

「多分ね……あー、降参。やっぱチェスって欠陥ゲーだって。こんなんジャンケンと一緒だよ」

 

「まあ、さっきから先手を取った方が勝ってるだけだしな」

 

「はーやめやめ。もっと学生らしくテレビゲームとかしよ。じゃあSEKIROクリアするまで帰れない遊びね」

 

「男子は8時までしか女子の部屋に居られないんだが……テレビゲームってそんな早く終わるのか?」

 

「物によるかな〜。私はこれ1時間かかんないで終わるけど……ストーリー楽しもうとしたらもっとかかるよ」

 

「やるだけやってみるか」

 

「そうそう。最悪私の部屋泊まってけばいいよ。思春期男子だし胸触るぐらいまでなら許してあげるから」

 

「……そんな興味ありそうに見えてたか?」

 

「え、本当に興味あったの? そんな大きくないのに。……もしかして、そういう趣味?」

 

「待て、誤解だ」

 

「ごめんね。私女の子にしか興味無いから……」

 

「いや、俺は断じて虎居の事をそういう目で見てはいないぞ?」

 

「それはそれで腹立つかも。こんな美少女だぞ?」

 

「理不尽すぎないか?」

 

 女の子は理不尽な生き物なのです。でも初期小路君は女体に興味津々だから揶揄い甲斐が有るね。ホワイトルーム生の身体能力がありながら櫛田さんの胸を揉んだぐらいだし。手首掴まれてから振りほどくの余裕でしょ絶対。

 

 

 

「うわ、剣聖一心を初見で倒してる……」

 

「このゲームのコツは掴めたし、虎居が取った方がいいスキルを教えてくれたしな」

 

 なんこう……ゲーム配信とかでポイント稼がせてくれないかな。グラビアアイドルの活動が許されるぐらいだし、生配信じゃなければどうにか……いや、グラビアアイドル雫さんも別にポイントを貰えてる訳じゃないか? 

 

「うう……そんなに早くクリアするなんて……私とお泊まりが嫌だったのね……」

 

「うん? ……いや、違うぞ虎居。決して嫌がってるなんてことは──」

 

「お泊まりして胸を揉みたかったんだぁ、えっち小路君は」

 

「……揶揄ってるな?」

 

「せいかーい。普通の学生っぽい会話を楽しみたいかなって」

 

「……そうだな。コンパスで刺される心配が無いだけでも癒される」

 

「……ほんとにウチのクラス来る?」

 

 原作主人公云々とかホワイトルーム云々とか関係無く可哀想に思えてきた。まあ2000万ポイント要るから無理なんだけどさ。

 

 とりあえず今度ゲーセンとかカラオケに誘ってあげよう。ついでにウチの三馬鹿とかひよりちゃんとか澪ちゃんとかも誘って。りゅーたんも誘ったら案外来たりしないかな。不良ってゲーセンで格ゲーやるもんだし。

 

 

 

 

 

「Dの須藤を嵌める。具体的な作戦は──」

 

 これもバタフライエフェクトなのだろうか。須藤暴力事件が1ヶ月早くなっている。確か7月のイベントだったよね? 

 

 作戦としては単純。カメラの無い所に誘い出してトラブルを起こした後でりゅーたんが被害者を作り出す。そして須藤に殴られましたと訴え出れば暴力事件のいっちょう上がりというわけだ。日頃の行いって大事だね。

 

 因縁を付ける要因として須藤と同じバスケ部の小宮が選ばれた。ついでに暴力に出やすくするためにこっちの人数を増やそうということでザッキーと近藤も。要はウチの三馬鹿対向こうの三馬鹿である。いや、向こうは1人しか呼び出さないけど。

 

 須藤が殴ってくればそれで良し。殴ってこなければりゅーたんがそれっぽい痕を作る。要は呼び出した時点で勝ち……なのだけれど。

 

「はいはーい、発言の許可を求めまーす」

 

「なんだ、虎居」

 

「呼び出す場所教えといてくれたら、先に私が潜んどいて動画撮ろうかなって。挑発技術は私が仕込んでしんぜよう」

 

「……あ? そんなもの無くても……いや、そういう事か。クク……なるほどな」

 

「うん、そういう事……で終わらせると小宮君達が混乱するから説明しとくけど、向こうが冤罪を証明しようと躍起になってるところに、暴力を振るってる動画を学校に提出して心象を最悪にしようってことね」

 

 原作で佐倉の写真が証拠としてあんまり役に立たなかったのは静止画じゃどっちが悪いか分からないから。露骨に須藤から暴力を振るってる動画なら証拠能力は充分だろう。音声はカットすればいいし。

 

「それならこっちは無抵抗か?」

 

「でも止めようとはしないとリアリティ無いよね。羽交い締めにしようとして振りほどかれるとか?」

 

「……3人がかりで1人に負けるのはリアリティとしてどうなんだ?」

 

「それ言ったら龍園君の案のままでもでしょ。一対一に変える?」

 

「フン……いや、このままでいい。聞いてたな? お前ら。存分にやられてこい」

 

「は、はい……あの、もし手出しされなかったら?」

 

「そしたら二度と治らないぐらいぐちゃぐちゃにしちゃう? 3人がかりならいけるでしょ」

 

「馬鹿か。そんな事したら流石に警戒が厳しくなるだろう」

 

「それもそうだねぇ。じゃあやっぱ挑発を頑張ろう。不良品は入れたいよねぇ」

 

「その辺は任せる。俺はカメラでも買ってくるとするか」

 

「おっけー。よし、みんなで考えるよ〜」

 

 

 

 

 

『レギュラー候補は何ポイントで買ったんだ?』

 

『おいおい、コイツらにそんなポイントある訳ないだろ。不良品クラスだぞ?』

 

『確かにな……先輩のモノでもしゃぶったのか?』

 

『ハハッ! そっちの玉遊びの方がバスケより向いてんじゃねーの?』

 

『テメェら舐めた口利くのもいい加減にしろよ!』

 

 りゅーたんが買ったカメラ、高性能すぎてちゃんと音も入ってる。これは編集で消しとかないとね。私監修のセリフを聞かれるのも恥ずかしいし。

 

 ちなみにボコられるかどうかは心配なかった。というかこっちが消極的とはいえなんで3人に勝てるの? 割とこれ提出するだけで退学させられそうな映像が撮れちゃったんだけど。なんなら挑発込みで考えても退学が妥当って言われかねないよ。

 

 ……そういえばどっかに佐倉さんも居るんだよね? 自撮りしてたら映り込んでたんだったはず。近くに居るんじゃないかと思ったけど私の美少女センサーが反応しないからどうにも居なそう。さっと自撮りして帰っちゃったのかな? 後でデータ見返して現場が写ってたことに気がついた、みたいな。

 

 まあ私の仕事はこれをりゅーたんに渡しておしまい。後は弁護に参加するかどうかぐらい? でもとりあえず審議会が開かれるまでは暇になりそうね。こんな時は──

 

 

 

 

 

「──パイドラ召喚。燦幻開門サーチ」

 

「ふふ、甘いですよ虎居さん。次元障壁を発動。当然シンクロモンスターを……」

 

「あ、手札からレッド・リブートで。カウンター罠だからラビュの効果も反応しないよ〜」

 

「………………負けました」

 

「対あり〜」

 

 友達と遊ぶに限るね。特にドSを虐めるのとか。

 

「……真澄さん。こうなったら私達二人で組みましょう。あの邪智暴虐の王へのヴェンデッタです」

 

「お、いいよ〜? でもそんなそっち有利な条件、負けたら何してくれるのかな〜?」

 

「真澄さんの貞操を賭けます」

 

「乗った!」

 

「ちょっと!?」

 

 なんか真澄ちゃんが驚いてる。もう隅々まで弄ばれたのに今更貞操の1つや2つ拘ってもしょうがないと思うんだけど。

 

「もう隅々まで弄ばれたのに今更貞操の1つや2つ拘ってもしょうがないと思うんだけど」

 

「今内心をそのまま喋らなかった? というか女同士で貞操なんてどうやる気……待って、嫌な予感しかしないからその箱開けないで」

 

「いや〜、まさかケヤキモールにこんなものも売ってるとはねぇ……」

 

 教師とかお店で働いてる人達用なのかな? ……いや、黙認されてるだけかも。3大欲求は誰にでもあるからね。

 

「まあ冗談はさておいて。……DとCどっちが勝つと思う?」

 

「おや、いきなり何の話ですか? ……なんてとぼけても意味はありませんね」

 

「もう話題になり始めてるしねぇ……目撃者探し、Aクラスにも来たんじゃない?」

 

「どうでしょう。葛城君の派閥の方には来てたかもしれませんね」

 

 邪ロリ派閥はドSがバレて誰も聞きに来なかったのかな。櫛田さんはAクラスの人達とも友達になろうと頑張ってそうな気もするけど。

 

「で、ロリ柳さんはどっちが勝つと思う?」

 

「坂柳です。というか、その質問に意味はありますか? 貴女が居るのに」

 

「ふ、照れるぜ」

 

「私に何であれ勝った人間がそう簡単に負けていいはずが無いでしょう?」

 

「それは確かに。こりゃDクラスなんかに負けてらんないね」

 

「……というか貴女、絶対に勝てる勝負しかしないのでは? 遊びは別として」

 

「……どうかな? 案外私にとってはこれも遊びかもよ?」

 

「ふむ……そんな暇あったら私達と遊んだ方が楽しいのでは?」

 

「いやそれは実際そう。チェスでもいいよ? 負ける度1枚脱いでもらうけど」

 

「ふふ。虎居さんも同じ条件なら構いませんよ?」

 

 

 

 

「あ、帽子とか靴下は1枚にカウントしないからね?」

 

「なんで貴女は……! 躊躇なく下着から脱げるんですか……!」

 

 ふ。初手でパンツから脱いだ私の作戦勝ちだね。銀髪邪ロリのロリっぷりをついに拝めるぜ。真澄ちゃんが馬鹿2匹を見る目をしているのは考えないものとする。

 




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須藤暴力事件前倒しの分一之瀬告白イベントは後回し〜
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