辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ 作:わさびの食べ方にうるさい人
Rim Worldでは、研究卓を作らなければハイテク研究卓を作れません。
小屋の一角。
新しく設置された設備。
ハイテク研究卓
魔理沙、工具を置きながら。
「これでやっとまともな研究ができるな」
「宇宙船、作るんでしょ」
「ああ」
一拍。
「ここからが本番だ」
魔理沙、研究卓に向かう。
設計図。
計算。
……カリカリ……
「……(難しい?)」
「めちゃくちゃな」
外。
遠くに――
機械音
「……(違う)」
「来たわね」
双眼鏡。
「……海賊」
「何人だ?」
「8人」
「少ないな」
「装備見なさい」
海賊たち。
・重機関銃 ×2
・軍用ライフル ×3
・チャージライフル ×1
・狙撃銃 ×1
・カランビットナイフ ×1
「……うわ」
「全部ヤバいやつだな」
「火力が違う」
……ダン!
狙撃弾。
石壁に当たる。
「壁を狙ってきた!」
海賊の重機関銃が展開される。
……ドドドド!!
弾幕。
石壁に連続命中。
石壁。
削られる。
……ガリッ!ガリッ!
「これ削ってくるのかよ!」
「時間の問題ね」
光が集まる。
……バシュン!!
高エネルギー弾。
石壁に直撃。
一部が吹き飛ぶ
「ええ!?」
海賊たち。
キルゾーンに来ない。
代わりに――
石壁を狙う
……ドドドド!!
チャージライフル。
光が集まる。
……バシュン!!
石壁に直撃。
一角が崩れる
……ドガッ!!
壁に空いた穴。
煙と破片。
その向こう――
海賊の影。
「来るぞ!」
「そこを抑える!」
穴に向かって銃撃。
……ダダダ!!
海賊も撃ち返す。
……ダン!ダン!
銃撃。
だが――
致命的な狙いではない。
「……違う」
「何が?」
「殺す気がない」
「は?」
弾は来る。
だが、急所を外している。
「捕まえるつもりよ」
互いに顔を出せない。
完全な――
膠着状態
「ジリ貧だなこれ」
一人、穴に飛び込もうとする。
「入らせるか!」
……ダダダ!!
撃退。
だが――
「また来る」
何度でも来る
霊夢の額に汗。
魔理沙の呼吸が荒い。
禰豆子は静かだが――
「……(押されてる)」
「これ、このままだと――」
「分かってる」
一拍。
「突破される」
崩れた石壁。
そこに集中する戦場。
夕方。
銃撃は続く。
……ダン!ダン!
石壁の破口。
煙と粉塵。
「……まだ来るかよ」
「粘るしかない」
日が沈む
「……(夜)」
霊夢、小さく頷く。
視界が落ちる。
「……来たな」
禰豆子、静かに後退。
破口から離れる。
小屋の反対側へ。
「行きなさい」
「……(任せて)」
暗闇。
禰豆子、壁を越える。
雪と影の中を進む。
音はほとんどない。
海賊たち。
破口に集中。
「あと少しだ」
「焦るな、確実にいく」
その背後。
影が動く。
禰豆子、背後から突入。
……ドン!
一人、即座に倒れる。
「後ろ!?」
海賊の隊形が崩れる。
霊夢、魔理沙。
互いに視線を合わせる。
「今よ!」
「行くぞ!」
……ダダダダ!!
同時に――
前後からの攻撃。
「挟んだぜ!!」
「押し切る!」
一部が後ろへ振り向く。
一部は前へ。
連携が崩壊。
「……(割れる)」
霊夢、正確に撃つ。
……バン!
一人倒れる。
魔理沙、弾幕。
……ダダダ!!
さらに削る。
禰豆子、近接で潰す。
海賊たち、完全に混乱。
「引け!!」
「逃がすか!」
「深追いはしない!」
海賊、森へ撤退。
数人は倒れたまま。
夜。
銃声が止む。
風の音だけが残る。
「……やったな」
「ええ」
「……(終わり)」
破壊された石壁。
倒れた敵。
そして――
生き残った三人。
「正面じゃ勝てない」
「でも――」
「やり方次第ってことだな」
Rim World用語。
キルゾーンを通らず、壁を破壊してくるタイプをトンネルタイプといいます。