辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

18 / 28
破壊したメカノイドは資源に変えることが出来ます。


光線と爆炎

戦場跡。

破壊された機体。

バラバラの金属片。

 

「……これ全部持って帰るのか」

 

「使えるものは全部」

 

禰豆子、無言で持ち上げる。

 

 

拠点。

作業台の上。

メカノイドの残骸。

 

「さて……」

「解体の時間だ」

 

外装パーツ。

刃を当てる。

 

……キン

 

「……硬いな」

 

霊夢、手に取る。

軽い。

 

「これ……」

「プラスチール」

 

「ああ」

 

内部。

配線。

回路。

複雑すぎる。

 

「……なんだこれ」

 

「分かる?」

 

「いや」

 

一拍。

 

「全然分からん」

 

中心部。

コアのような構造。

微かに発光している。

 

「これが動力っぽいな」

 

触れようとする。

 

「待って」

 

「……危ないか?」

 

「分からない」

 

魔理沙、ゆっくり手を引く。

 

「今の技術じゃ無理だな」

「装甲は使える」

「でも中身は……」

 

「ブラックボックス」

 

「ああ」

 

「つまり」

「あれと同じものは作れない」

 

「少なくとも今はな」

 

「……(強い)」

 

「ええ」

「でも“倒せる”」

 

 

数日後。

研究卓。

分解された部品。

再構成された機構。

 

「……できた」

 

手に持つ。

チャージライフル

 

「動くの?」

 

「ああ」

 

トリガーに指をかける。

 

……ウィィン

 

光が集まる。

 

……ギュン!!

 

光線が一直線に走る。

遠くの岩に命中。

貫通。

 

「……いけるな」

 

「十分すぎるわね」

 

その直後。

禰豆子、顔を上げる。

 

「……(来る)」

 

「早すぎだろ」

 

「準備!」

 

森の奥。

現れる影。

海賊15人

 

「増えてるな」

 

「当然よ」

 

その中の一人。

肩に担いだ装備。

筒状。

 

「……あれ何だ?」

 

「分からない」

 

海賊、筒状の武器を構える。

 

「……(危ない)」

 

「何か来る!」

 

……ボン!!

 

ロケット弾が飛ぶ。

一直線に――

石壁へ。

 

……ドォォン!!

 

爆発。

石壁が――

吹き飛ぶ

 

「……は?」

 

「一撃で……」

 

「壁意味ねえじゃん!!」

 

海賊たち。

崩れた場所へ突撃。

 

「来るぞ!!」

 

「迎え撃つ!」

 

タレットが反応。

 

……ドドド!!

 

海賊を抑える。

 

「効いてる!」

 

海賊の一部。

タレットへ向かう。

別の数人が――

霊夢達へ銃口を向ける。

 

……ダン!ダン!

 

牽制射撃。

正確ではないが、無視できない。

 

霊夢、伏せる。

照準。

タレットに近づく海賊。

 

「……そこ」

 

霊夢、チャージライフルを構える。

 

……ゥィィィン……

 

光が収束する。

 

……ギュン!!

 

光線が一直線に走る。

敵を貫通。

 

「うおっ!?」

「それやばいな!」

 

だが余裕はない。

別方向から牽制射撃。

 

……ダン!ダン!

 

霊夢のすぐ近くに着弾。

 

「頭上げるな!」

 

「分かってる!」

 

霊夢、わずかに顔を出す。

一瞬で撃つ。

 

……ギュン!!

 

2人まとめて貫通。

海賊側。

チャージの光を確認。

 

「あの武器優先だ!」

 

霊夢へ集中射撃。

 

……ダン!ダン!ダン!

 

「狙われてるぞ!」

 

「だから分かってるってば!」

 

海賊の中から一人。

重装備。

防弾プレートで固めた体。

重装海賊、突進。

タレットの弾を受けながら――

 

……ドドド!!

 

「狙撃間に合わない!」

 

タレット到達。

武器を振り下ろす。

 

……ガン!!

 

歪む。

もう一撃。

 

……バキッ!!

 

タレット停止。

 

「……壊されたな」

 

冷静

沈黙したタレット。

一瞬。

 

……ピッ

 

魔理沙、小さく呟く。

 

「――それでいい」

 

……ドォォン!!

 

大爆発。

重装海賊を直撃。

周囲も巻き込む。

 

「破壊されたら爆発するようにしてある」

「タダで壊されると思うなよ」

 

海賊たち、一瞬止まる。

完全に想定外。

隊形が乱れる。

 

「……(今)」

 

禰豆子、踏み込む。

銃撃が集中する。

 

……ダダダ!!

 

被弾。

だが――

倒れている海賊の死体を掴む。

それを――

盾にする。

 

「おい、それ……!」

 

弾丸が死体に突き刺さる。

勢いを殺す。

 

「……(通る)」

 

そのまま敵陣へ突っ込む。

距離ゼロ。

 

……ザッ!!

 

カランビットで斬る。

一人倒れる。

 

「止めろ!!」

 

もう一人。

反応できない。

 

霊夢、チャージライフル。

 

……ゥィィィン……

 

……ギュン!!

 

一直線に貫く。

 

重機関銃。

 

……ドドドド!!

 

逃げ場を潰す。

海賊たち、完全に混乱。

 

「引け!!」

 

撤退。

森へ逃げる。

煙。

破壊されたタレット。

倒れた敵。

 

「……想定通りだな」

 

「性格悪いわね」

 

「褒め言葉だろ?」

 

「……(勝った)」

 

タレット残骸。

完全に使えない。

 

「一回限りの切り札ってやつだぜ」

 




タレットは破壊されると爆発します。
その設定をちょっといじってみました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。