辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

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Rim Worldでは火が体に燃え移ると、パニックになって走り回り、操作不能になります。銃弾飛び交うキルゾーンに飛び込んでしまうこともあり、極めて危険な状態です。


炎圧突破

拠点。

解体の余韻が残る中――

禰豆子、ふと顔を上げる。

 

「……(来る)」

 

「ついにか」

 

一方。

外。

木箱トイレ。

霊夢、座っている。

 

「……はあ」

 

遠くの音。

 

……ガシャ、ガシャ……

 

「え?」

 

霊夢、顔を上げる。

 

 

接近するメカノイド部隊。

・カマキリ ×4

・パイクマン ×4

・???(中型機)×2

 

魔理沙、視線を細める。

 

「見たことない奴が混じってるな」

 

禰豆子、じっと見る。

 

「……(違う)」

 

中型メカノイド。

他と違う構造。

重心が低い。

前部に奇妙な機構。

 

「武装が読めないな……」

 

「……(嫌な感じ)」

 

三人――

いや、二人。

キルゾーンへ。

 

「霊夢は!?」

 

「……(トイレ)」

 

「このタイミングでかよ!」

 

メカノイド進行。

 

……ダダダ!!

 

パイクマン射撃。

針弾が飛ぶ。

 

「来たぞ!」

 

重機関銃で迎撃。

中型メカノイド前進。

射程に入る。

 

……ボォォッ!!

 

炎が噴き出す。

地面が燃える。

 

「うわっ、火炎放射かよ!!」

 

禰豆子、炎を見る。

一瞬、動きが止まる。

 

「……(熱い)」

 

・前:カマキリ接近

・中央:火炎で制圧

・後:パイクマン射撃

 

「動き制限されてるぞ……!」

 

一方。

木箱トイレ。

霊夢、慌てて立ち上がる。

 

「もう最悪!!」

 

ライフルを掴む。

 

「この箱、呪われてるんじゃないの!!」

 

走りながら戦闘復帰。

煙。

炎。

銃声。

 

「……間に合いなさいよ!」

 

中型メカノイドが前進。

一定距離で停止。

 

……ボォォッ!!

 

炎が噴き出す

地面を舐めるように広がる。

キルゾーン。

炎が走る。

 

……ボォォォ!!

 

地面が焼ける。

だが――

カマキリはその中を突っ込んでくる。

 

「……効いてない!?」

 

炎を無視。

機械の脚が踏み込む。

後方。

パイクマン。

 

……ピシュッ!ピシュッ!

 

針弾が飛ぶ。

キルゾーン内へ正確に着弾。

 

「後ろからも来てる!」

 

二重圧力。

カマキリ接近。

距離が詰まる。

禰豆子、一歩踏み出す。

だが――

炎。

 

「……(行けない)」

 

足が止まる。

 

「……キルゾーン、潰されたな」

 

「……(動けない)」

 

魔理沙、一瞬で決める。

 

「……撤退だ」

 

禰豆子、顔を上げる。

 

「ここで粘っても削られるだけだ」

「霊夢と合流する」

 

「……(戻る)」

 

二人、後退開始。

 

……ダッ!

 

パイクマンの弾が飛ぶ。

かすめる。

 

「止まるな!」

 

メカノイド部隊。

追撃。

整然と前進。

炎で道を制圧しながら進む。

煙の向こう。

霊夢、走ってくる。

 

「遅れた!!」

 

「遅い!」

 

「文句は後で!」

 

前方。

カマキリと中型メカノイド。

炎を撒き散らしながら前進。

後方。

パイクマン。

距離を保ちつつ射撃。

 

「厄介ね……」

 

しかし――

前衛が速い。

後衛が遅い。

わずかに距離が開く。

 

「……ん?」

 

霊夢、目を細める。

その瞬間。

パイクマンの射線が切れる。

ほんの一瞬。

静寂。

 

「……今」

 

霊夢、前に出る。

炎の手前ギリギリ。

 

「撃てるのか!?」

 

「撃つしかない!」

 

……ゥィィィィン……

 

チャージライフル。

熱と光が集まる。

 

「……(危ない)」

 

「分かってる!」

 

……ギュオン!!

 

強烈なビーム。

一直線に――

中型メカノイドへ。

直撃。

装甲を貫通。

内部を焼く。

 

……バキッ!!

 

中型メカノイド、崩壊。

炎が止まる。

直後。

 

……ピシュッ!!

 

パイクマンの射撃再開。

 

「戻ったぞ!」

 

炎の圧が減る。

一方向のみ。

禰豆子、前を見る。

 

「……(行ける)」

 

道が開いた。

 

「一体落としただけでだいぶ違うな!」

 

「もう一体も落とす」

 

「……(壊す)」

 

炎が一方向に減る。

その瞬間。

 

「前は任せて!」

 

「……(横から行く)」

 

カマキリ4体。

高速で迫る。

重機関銃。

 

……ドドドド!!

 

進行を押し返す。

チャージライフル。

 

……ギュン!

 

脚部を撃ち抜く。

カマキリの動きが鈍る。

 

一方。

禰豆子、低く走る。

炎の外縁。

中型メカノイドの死角へ。

 

……ダッ

 

回り込む。

中型、向きを変える。

だが――

 

「……(遅い)」

 

距離ゼロ。

中型、火炎を吐こうとする。

 

……ボッ

 

しかし――

間に合わない。

禰豆子、踏み込む。

腕を突き出す。

 

……ドスッ!!

 

装甲を突き破る。

そのまま――

胴体を貫く。

 

……バキッ!!

 

内部機構破壊。

火炎が止まる。

 

「……(終わり)」

 

戦場。

炎、消失。

圧が消える。

 

「もう一体も落ちたか!」

 

「これで動ける!」

 

カマキリ。

足止めされている。

後方。

パイクマン。

距離がある。

 

「次はあれね」

 

「ああ」

 

禰豆子、振り向く。

 

「……(行ける)」

 

一歩踏み出す。

 

「……(次)」

 

視線は後方。

禰豆子、加速。

一直線に――

パイクマンへ。

 

……ダッ!!

 

距離を一気に詰める。

パイクマン、反応。

 

……ピシュッ!ピシュッ!

 

ニードル弾。

命中。

だが――

 

「……(行ける)」

 

止まらない。

一方。

カマキリ残存。

 

「こっち片付けるぞ!」

 

重機関銃。

 

……ドドドド!!

 

脚部を削る。

 

「動き止める!」

 

チャージライフル。

 

……ギュン!!

 

コア付近に直撃。

 

一体、停止。

カマキリの動きが鈍る。

数が減る。

 

「押せるぜ!」

 

「一気に!」

 

禰豆子、パイクマンに到達。

距離ゼロ。

一体目。

 

……ドゴッ!!

 

蹴りで頭部破壊。

二体目。

ニードルガンを掴む。

 

……バキッ!!

 

引きちぎる。

その時。

後方から銃声。

 

……ドドド!!

 

魔理沙と霊夢、駆けつける。

 

「間に合った!」

 

「残り片付ける!」

 

残るパイクマン。

チャージライフル。

 

……ギュン!!

 

一体貫通。

禰豆子、踏み込む。

 

……ドスッ

 

胴体を貫通。

重機関銃。

 

……ドドド!!

 

最後の一体を削る。

完全停止。

戦場。

動くものはない。

煙だけが残る。

 

「……全部か」

 

「ええ」

 

「……(終わり)」

 

 




今回登場した火炎放射を行ってくるメカノイドの名称はスコーチャー。
炎に弱いサングオファージである禰豆子にとっては厄介な相手です。
以降は、スコーチャーと表記します。
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