辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

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ファンタジー物のトイレ事情ってどうなってるんでしょうね。


初狩猟

朝。

小屋の中。

暖炉の火は消えかけ。

 

 

霊夢、起き上がる。

 

「……体バキバキ」

 

「慣れだ慣れ」

 

「……(問題ない)」

 

「あんたはそうでしょうね」

 

 

魔理沙、なぜか得意げ。

 

「いいもの作っといたぜ」

 

「何よ」

 

「ついてこい」

 

小屋の裏手。

簡単に仕切られたスペース。

 

「これだ」

 

そこにあるのは――

木箱

上に穴が開いているだけ。

 

「……」

 

魔理沙、ドヤ顔。

 

「トイレだ」

 

「……これが?」

 

「改善しただろ?」

 

「……」

「……外の方がマシかもしれない」

 

「えぇ!?」

 

 

 

「屋根付きだぞ!?」

 

「箱でしょそれ」

 

「ちゃんと穴も開けた!」

 

「見れば分かるわよ!!」

 

禰豆子、覗き込む。

 

「……(使える)」

 

「使えるけど使いたくないの!!」

 

 

霊夢、少しだけため息。

 

「……まあ」

「ないよりはマシ……か」

 

「だろ?」

 

満足げ。

 

「でも改善の余地しかないわよ」

 

「次は豪華にするか」

 

「……期待できそうにないわね」

 

 

小屋の前。

 

「食料、そろそろ確保しないとね」

 

「携帯食も無限じゃないしな」

 

「……(行く)」

 

 

森。

木々の間を進む三人。

 

「昨日よりは慣れてきたわね」

 

「まあな」

 

木の枝。

赤い実。

 

「お、ベリーっぽいのあるぜ」

 

「毒じゃないでしょうね」

 

「多分大丈夫」

 

「その“多分”やめなさい」

 

霊夢、実を摘む。

匂いを確認。

 

「……まあ、食べられそうね」

 

「……(甘い)」

 

「もう食ったのかよ」

 

 

茂みが揺れる。

 

「ん?」

 

そこから――

小さな動物。

ウサギに似た生物。

 

「あれ……食べられるんじゃない?」

 

「狩るか」

 

魔理沙、リボルバーを構える。

 

「一発でいく」

 

静かに狙う。

 

「……(待って)」

 

「あ?」

 

ウサギ型の生物。

突然、耳を立てる。

次の瞬間――

全力で逃げ出す

 

「おい逃げたぞ!」

 

「……(来る)」

 

森の奥。

重い足音。

 

……ドス……ドス……

 

影が動く。

木々の間から現れる――

グレートウルフ

通常の狼の倍以上の大きさ。

筋肉質。

鋭い牙。

 

「……デカすぎない?」

 

「聞いてないぞこんなの」

 

グレートウルフ、唸る。

低い声。

 

……ヴォォ……

 

一歩踏み出す。

地面が沈む。

 

「……(危険)」

 

「見れば分かるわよ」

 

 

グレートウルフ、突進。

 

「来るぞ!!」

 

リボルバー発射。

 

……バン!

 

命中。

だが――

止まらない。

 

「硬っ!?」

 

霊夢、横に飛ぶ。

牙がかすめる。

 

「危なっ!!」

 

地面が抉れる。

 

禰豆子、前に出る。

ナイフ構える。

 

「おい正面行くな!」

 

グレートウルフ、再突進。

禰豆子、動かない。

ギリギリで――

回避。

すれ違いざまに斬る。

 

……ザシッ

 

血が飛ぶ。

 

「おお!?」

 

「動き止める!」

 

ライフル発射。

 

……バン!

 

足に命中。

グレートウルフ、よろめく。

 

禰豆子、接近。

 

……ドン!

 

ナイフが深く刺さる。

グレートウルフ、崩れる。

動かなくなる。

 

 

「……倒したか」

 

「はあ……」

 

「……(終わり)」

 

三人、息を整える。

 

「……思ったより危険ね、この星」

 

「ああ」

 

「……(強いのがいる)」

 

倒れたグレートウルフ。

その巨体。

 

「……これ運ぶのか?」

 

「ここで解体する?」

 

「……(持てる)」

 

禰豆子、前に出る。

グレートウルフの脚を掴み――

持ち上げる

 

「マジかよ……」

 

「もう驚かないけどね……」

 

 

湖の小屋。

禰豆子、獲物を運び込む。

 

……ドサッ

 

「でかいな……」

 

「当分食料には困らなさそうね」

 

 

「解体、できる?」

 

「……(やる)」

 

「じゃあ私たちは火回りだな」

 

「ちゃんとしたカマド作るわよ」

 

 

小屋の外。

禰豆子、一人。

ナイフを手にする。

迷いなく刃を入れる。

 

……ザク

 

正確。

関節、筋肉、骨――

無駄なく切り分ける。

 

「……手慣れてないか?」

 

「そうね……」

 

血が流れる。

だが禰豆子は――

表情一つ変えない

 

肉が分けられる。

・食用部位

・内臓

・骨

 

「完璧すぎるだろ……」

 

「ほんとに何者なのよあんた……」

 

剥がされた毛皮。

厚く、丈夫。

 

「これ……防寒に使えるわね」

 

「冬あるのかこの星」

 

「ある前提で動くの」

 

 

毛皮を干す。

 

「……(乾かす)」

 

 

小屋の横。

霊夢と魔理沙、石を組む。

 

「暖炉あるのにいるか?」

 

「料理用よ」

 

「なるほど」

 

石を積み、空気穴を調整。

 

……カン……カン

 

「火力調整できるようにするわ」

 

 

夕方。

・解体された肉

・干された毛皮

・完成したカマド

 

「なんか一気にそれっぽくなったな」

 

「生活してるって感じね」

 

「……(問題ない)」

 

 

肉を焼く。

 

……ジュウウ

 

「うまそうだな」

 

「ちゃんと火通してよ」

 

焼けた肉。

三人で食べる。

 

「……うまいな」

 

「そうね」

 

「……(食べる)」

 

 

夜。

暖炉の火。

三人、静かに座る。

 

「……なんとかなりそうね」

 

「だな」

 

「……(続ける)」

 

 




Rim Worldでは拠点周りの肉食獣を放置していると、空腹時に襲われます。
初プレイ時は、肉食獣に食べられ死亡しました。
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