辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

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Rim Worldでキルゾーンの壁(遮蔽物)が破壊されると、キャラが完全に剥き出しの状態になります。敵の集中砲火をダイレクトに浴びることになり、被弾率が跳ね上がります。


その盾が消える時

キルゾーン。

弾幕。

絶え間なく飛来するニードル弾。

鋼鉄の針が空気を裂き、耳障りな音を響かせる。

 

……ドスッ!!

……ドスッ!!

 

壁面。

石材が削れる。

ヒビ。

破片。

 

……バキッ!!

 

遮蔽物の角が吹き飛ぶ。

霊夢、反射的に頭を引く。

 

……ドスッ!!

 

直後。

さっきまで顔があった位置にニードル弾が突き刺さる。

 

「っ……!」

 

冷たい汗が頬を伝う。

 

敵は機械。

恐怖も焦りもない。

ただ淡々と、効率的に殺しに来る。

メカノイド群。

ゆっくりと前進。

 

巨大なエネルギーシールドを展開するリジョナリー。

ミリター。

パイクマン。

スコーチャー。

カマキリ。

全てが統制された動きで射撃を続けている。

まるで巨大な一つの生物。

 

メカノイド群。

射撃継続。

 

……ダダダダ!!

 

……ドスッ!!

 

キルゾーンの壁。

次々破壊される。

 

魔理沙が遮蔽物から身を乗り出し、応射する。

青白い光線が敵陣へ降り注ぐ。

しかし。

リジョナリーのシールドがそれを弾ぐ。

光が散るだけ。

 

「くそっ!」

 

魔理沙が歯噛みする。

 

「壁が持たねえ!」

 

その言葉を証明するかのように、再び無数のニードル弾が降り注ぐ。

 

……ドスッ!!

……ドスッ!!

……ドスッ!!

 

キルゾーンの防壁が次々と削られていく。

防衛線の寿命は確実に近づいている。

 

霊夢、チャージライフルを構える。

狙う。

撃つ。

 

……ギュン!!

 

高出力ビームが飛ぶ。

しかしリジョナリーのシールド表面で拡散。

ダメージは通らない。

 

「硬すぎる……!」

 

その直後。

一発のニードル弾が石壁を貫通。

 

……ドスッ!!

 

「っ!」

 

霊夢の頬を掠める。

 

……ザッ

 

赤い線が走る。

血が滲んむ。

痛みは浅い。

だが確実に敵の攻撃がこちらへ届き始めている証拠だった。

 

背後で壁が崩れる。

 

……ガラガラ……

 

積み上げられた石材が崩落する。

粉塵が舞い上がる。

 

「もう持たねえぞ!」

 

リジョナリー。

なおも前進。

巨大シールド展開。

その中から撃ち続けるメカノイド群。

 

押し切られる。

そう思った瞬間だった。

 

シールド。

突如。

光が揺らぐ。

 

……バチッ

 

半透明の光膜。

明滅。

不安定化。

 

霊夢、目を見開く。

 

「……消える!」

 

エネルギー残量の限界。

あるいは集中砲火による過負荷。

理由は分からない。

 

次の瞬間。

 

……ブツッ

 

シールド消失。

リジョナリーの前面が露出する。

 

「今だァ!!」

 

魔理沙、吠える。

ビームマシンガン最大出力。

砲身が白熱する。

 

……ギュンギュンギュンギュン!!

 

光線掃射。

ミリター。

装甲ごと蒸発。

 

カマキリ。

胸部を撃ち抜かれ爆散。

 

……ドォン!!

 

同時。

霊夢。

チャージライフル照準。

 

……ゥィン

 

……ギュン!!

 

パイクマン。

頭部貫通。

 

さらにスコーチャー。

胸部炉心を撃ち抜かれる。

 

……ボンッ!!

 

内部燃料が爆発。

炎が噴き上がる。

 

カマキリ全滅。

射線減少。

その瞬間。

禰豆子、飛び出す。

 

……ダッ!!

 

誰よりも速く。

誰よりも真っ直ぐに。

負傷した左腕を庇いながらも、その速度は衰えない。

目標。

リジョナリー。

 

その手。

海賊から奪ったヒートダガー。

赤熱した刃。

赤熱した刃が空気を歪ませている。

 

リジョナリー、シールド再展開を試みる。

腕部発光。

だが。

間に合わない。

 

「……っ!!」

 

全身の力を込める。

跳躍。

そして。

 

……ドッ!!

 

激突。

ヒートダガーが胸部装甲へ叩き込まれる。

 

……バギィッ!!

 

装甲貫通。

内部機構破裂。

光が漏れる。

 

そのまま。

胴体を完全にぶち抜く。

 

リジョナリー、動作停止。

全身の光が消える。

 

……ドォン……

 

巨体。

ゆっくり崩れ落ちる。

 

霊夢、息を呑む。

 

「……やった」

 

禰豆子、肩で息をする。

左腕から血が流れている。

それでも、

ダガーを離さない。

 

 

「リジョナリー撃破」

「だが、まだまだ防衛戦は終わらない」

 

 




リジョナリーのシールドは攻撃を受けるたびにエネルギーが減少し、0になると破壊され、一定時間経たないと復活しません。
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