辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ 作:わさびの食べ方にうるさい人
右側防衛線。
原住民。
次々押し寄せる。
霊夢。
チャージライフル射撃。
……ギュオッ!!
先頭を吹き飛ばす。
だが。
後ろからさらに来る。
「っ……!」
一人では抑えきれない。
霊夢。
視線をキルゾーンに向ける。
「禰豆子!!」
「こっち来て!!」
キルゾーン。
禰豆子。
原住民を蹴り飛ばす。
……ドゴッ!!
呼ばれた瞬間。
即座に後退。
「……ん」
キルゾーン。
空く。
禰豆子。
右防衛線へ到達。
そのまま原住民の群れへ突っ込む。
……ガギッ!!
ヒートダガー。
石斧ごと腕を切断。
返す刃。
首を裂く。
「助かる!」
霊夢。
即座にチャージライフル。
……ギュオッ!!
青白い閃光。
原住民をまとめて貫通。
右側。
押し返し始める。
その頃。
キルゾーン。
誰もいない。
原住民達。
突破。
「オオオォォッ!!」
一気に拠点内部へ雪崩れ込む。
左側防衛線。
魔理沙。
まだ正面を抑えている。
……ギュォォォッ!!
ビームマシンガン掃射。
タレット射撃。
原住民達を焼き払う。
「まだ止められるぜ!!」
その瞬間。
足音。
「――っ?」
キルゾーンを突破した原住民。
側面から出現。
「オオオォッ!!」
「やばっ――!!」
石槍。
石斧。
一斉に魔理沙へ振り下ろされる。
左側防衛線。
魔理沙。
側面から原住民に襲われる。
……ブンッ!!
石斧。
振り下ろされる。
「っ!!」
その瞬間。
横から影。
……ガギッ!!
ヒートダガー。
石斧ごと腕を切断。
血飛沫。
「……下がって」
「助かったぜ!!」
禰豆子。
そのまま前へ。
原住民の群れへ突っ込む。
……シュッ!!
……ジュッ!!
首を裂く。
胸を貫く。
蹴り飛ばす。
左側。
押し返す。
魔理沙、ビームマシンガン掃射。
……ギュォォォッ!!
熱線。
原住民達を薙ぎ払う。
「まだ行けるぜ!!」
その時。
右側。
霊夢の声。
「禰豆子!!」
右壁。
押し込まれている。
禰豆子、振り返る。
即座に走る。
……ダッ!!
右側防衛線。
原住民。
霊夢へ殺到。
……ドンッ!!
石槍。
霊夢の肩を掠める。
「っ……!」
そこへ。
禰豆子。
横から突撃。
……ドゴッ!!
原住民一人を蹴り飛ばす。
後続を巻き込み倒れる。
「助かった!」
チャージライフル発射。
……ギュオッ!!
原住民をまとめて撃ち抜く。
右側。
再び押し返す。
だが。
今度は左側。
「おい!!」
「また来たぜ!!」
禰豆子。
再び走る。
左へ。
右へ。
左へ。
右へ。
崩れかけた場所へ駆け込み。
押し返し。
また別が崩れる。
完全な防衛ではない。
崩壊を遅らせ続けているだけ。
戦闘開始からしばらく。
原住民達。
死体の山。
至る所に倒れている。
原住民。
徐々に足が止まる。
「……」
「……!」
半数以上。
既に倒れている。
一人。
叫ぶ。
「オオォォォッ!!」
撤退開始。
原住民達。
一斉に後退し始める。
「……引いたか?」
霊夢、肩で息をする。
「みたいね……」
禰豆子。
ヒートダガーを下ろす。
戦闘終了。
直後。
霊夢。
崩れた壁へ向かう。
禰豆子も続く。
「休まないのかよ……」
「休んでる間に次来るわよ……」
魔理沙。
苦笑い。
「だよなあ……」
そのままタレット残骸の前へ。
工具起動。
修理再開。
……ギィッ
……カンッ
「……勝った気がしねぇぜ」
霊夢。
石材を積む。
禰豆子。
崩れた部分を押さえる。
……ゴトッ
……ガッ
周囲。
原住民の死体。
大量。
その中。
まだ息のある者もいる。
魔理沙。
目を逸らす。
「……またか」
霊夢。
疲れ切った声。
「放っといても苦しむだけよ……」
禰豆子。
静かに近づく。
「……終わらせる」
しゃがむ。
首筋へ口を寄せる。
……ジュッ
原住民。
痙攣。
やがて静かになる。
それを何度も繰り返す。
全てが終わった後。
口元の血を拭う。
そのまま何も言わず。
再び壁修理へ戻る。
サングオファージの禰豆子は「速いランナー」遺伝子に加えて、「小走り」「俊敏」の特性まであるので、今回のシャトルラン的な戦い方が可能です。