辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ 作:わさびの食べ方にうるさい人
9日目。
反応炉起動シーケンス。
残り6日。
朝。
拠点周辺。
死体。
大量。
夏の日差し。
気温。
臭い。
魔理沙、鼻を押さえる。
「……うわっ」
「ついに腐り始めたぜ……」
霊夢、顔をしかめる。
「最悪……」
「……臭い」
風。
腐臭が流れ込む。
「埋めるか?」
「今からこれだけの数を?」
「無理よ……」
その時。
監視モニター。
反応。
「……来たわね」
外。
メカノイド群。
接近。
機械化カマキリ。
パイクマン。
新型メカノイド、ランサー。
そして。
最後尾。
巨大な影。
「……なんだあれ」
機械化ムカデ。
鈍重。
だが巨大。
全身重装甲。
禰豆子。
目を見開く。
「……大きい」
ムカデ。
前進。
機体側面。
重機関砲展開。
「嫌な予感しかしねぇぜ……」
キルゾーン。
霊夢。
チャージライフル構える。
魔理沙。
ビームマシンガン展開。
禰豆子。
後方待機。
「来るわよ!」
……ギュオッ!!
チャージライフル。
先頭カマキリへ直撃。
上半身を吹き飛ばす。
「雑魚は落ちろ!」
……ギュォォォッ!!
ビーム掃射。
パイクマンを焼く。
ランサーが横へ回避。
……バギュンッ!!
赤い光線。
ランサー狙撃。
石壁を貫通。
「っ!?」
頬横を掠める。
後方壁に穴。
「狙撃までいるのかよ!」
その時。
ムカデ。
前進。
……ズシン
……ズシン
巨体。
キルゾーン正面へ。
「止める!」
……ギュオッ!!
チャージライフル直撃。
だが。
装甲表面が赤熱するだけ。
貫通しない。
「はぁ!?」
「嘘だろ!?」
ムカデ。
止まらない。
……ガシャッ
重機関砲。
展開。
「やば――」
……ドドドドドドッ!!
凄まじい弾幕。
キルゾーン壁面へ直撃。
石材が砕け飛ぶ。
……バゴッ!!
……ガガッ!!
遮蔽物。
みるみる削られる。
「壁が持たない!!」
機械化ムカデ。
前進。
止まらない。
……ズシン
……ズシン
「効いてない訳じゃない!」
「撃ち続ける!!」
「了解だぜ!!」
……ギュオッ!!
チャージライフル。
ムカデ側面へ直撃。
装甲。
赤熱。
僅かに剥離。
「削れてる!」
……ギュォォォッ!!
ビームマシンガン掃射。
同一点へ集中。
装甲が焼ける。
赤く溶ける。
だが。
ムカデ。
なお前進。
……ガシャッ
……ドドドドドッ!!
重機関砲。
キルゾーンへ直撃。
石壁。
吹き飛ぶ。
……バゴッ!!
……ガガッ!!
遮蔽物崩壊。
石片飛散。
「削られるの早すぎるぜ!!」
ランサー狙撃。
……バギュンッ!!
赤い光線。
壁を撃ち抜く。
霊夢、身を引く。
「っ!!」
頬を熱線が掠める。
その間にも。
カマキリ。
キルゾーン突破。
禰豆子、前へ。
……ガギッ!!
ダガー同士がぶつかる。
火花。
二体目。
横から突撃。
「……っ」
左腕。
まだ完全ではない。
動きが僅かに遅れる。
……ズシャ!!
肩が裂ける。
血。
「禰豆子!!」
「……大丈夫」
カマキリを蹴り飛ばす。
そのままヒートダガーを突き刺す。
……ジュッ!!
関節融解。
カマキリ転倒。
後方。
ムカデ。
さらに前進。
……ドドドドドッ!!
重機関砲。
キルゾーン壁面を破壊。
遮蔽物。
次々崩壊。
「このままじゃ押し切られるぜ!!」
だが。
ムカデ装甲。
少しずつ。
少しずつ。
剥がれ始めている。
機械化ムカデの耐久力は群を抜いて高いです。
終盤、キルゾーンの壁をボロボロにするのは大抵こいつです。