辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

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Rim World初心者にとって、ムカデの強さは理不尽なまでの暴力です。


死角からの強襲

キルゾーン。

崩壊寸前。

 

……ドドドドドッ!!

 

機械化ムカデ。

重機関砲連射。

石壁。

次々粉砕。

 

「まずいぜ!!」

「このままじゃ押し切られる!!」

 

ランサー。

後方から狙撃。

パイクマン。

ニードルガン掃射。

 

……バシュンッ!!

 

……ビシュッ!!

 

遮蔽物が削られる。

霊夢。

顔を出せない。

 

「っ……!」

 

正面撃ち合いでは不利。

 

霊夢。

冷静にキルゾーンを見る。

遠距離部隊。

入口付近に集中。

 

「……いける」

 

霊夢。

一呼吸おいて叫ぶ。

 

「禰豆子!」

「後ろ回り込んで!」

 

禰豆子。

即座に理解する。

 

「……挟む」

 

「出来るのか!?」

 

「……やる」

 

禰豆子。

後方通路へ走る。

 

……ダッ!!

 

その間。

カマキリ。

前進。

 

「こっちは私達で止める!!」

 

……ギュオッ!!

 

チャージライフル。

カマキリ脚部へ直撃。

動きが止まる。

 

「ムカデ見ろ!!」

 

……ギュォォォッ!!

 

ビームマシンガン集中掃射。

ムカデ装甲。

徐々に剥離。

赤熱。

 

だが。

ムカデ。

なお前進。

 

……ドドドドッ!!

 

重機関砲。

キルゾーンを削り続ける。

 

その頃。

禰豆子。

外壁沿いを高速移動。

煙。

死体。

その横を駆け抜ける。

 

「……いた」

 

メカノイド後衛。

ランサー。

パイクマン。

キルゾーン入口付近へ集中。

正面射撃に専念している。

 

禰豆子。

ヒートダガーを握る。

 

……ジュッ……

 

一気に踏み込む。

 

……ドンッ!!

 

最初のパイクマン。

背後から蹴り飛ばされる。

他のメカノイドを巻き込み転倒。

 

ランサー。

振り向く。

 

「……遅い」

 

……ガギッ!!

 

ヒートダガー。

ランサー胴体を貫通。

火花。

機能停止。

 

正面。

霊夢と魔理沙。

同時に気付く。

 

「通ったぜ!!」

 

「今なら押し返せる!!」

 

挟み撃ち。

成立。

後方。

禰豆子。

メカノイド遠距離部隊へ突入。

 

……ガギッ!!

 

……ジュッ!!

 

パイクマン。

両断。

 

ランサー。

頭部を貫かれ停止。

 

後衛。

完全に乱れる。

 

……バシュンッ!!

 

ランサー狙撃。

禰豆子を狙う。

だが。

外れる。

 

「……遅い」

 

一気に距離を潰す。

ヒートダガー。

ランサー胸部へ突き刺さる。

 

……ジュッ!!

 

火花。

機能停止。

 

正面。

キルゾーン。

 

「射撃減ったぜ!!」

 

ニードルガンが止まる。

狙撃も激減。

 

「今のうち!!」

 

……ギュオッ!!

 

チャージライフル。

カマキリ頭部を吹き飛ばす。

 

魔理沙。

ビームマシンガン掃射。

 

……ギュォォォッ!!

 

ムカデ装甲。

赤熱。

剥離。

ついに内部フレームが見え始める。

 

「見えてきたぜ!!」

 

ムカデ。

なお前進。

重機関砲展開。

 

……ドドドドッ!!

 

残った壁が砕け飛ぶ。

石片飛散。

 

「っ……!」

 

石片が頬を裂く。

それでも。

霊夢。

照準は動かない。

 

ムカデ。

正面。

内部フレーム露出。

一瞬だけ見えた隙間。

 

「――そこ!!」

 

……ゥィン

 

……ギュオッ!!

 

青白い閃光。

装甲の隙間へ直撃。

 

ついに。

チャージライフル。

ムカデ装甲を貫通。

 

……バゴォッ!!

 

内部から爆発。

重機関砲停止。

ムカデ巨体が揺らぐ。

 

「通った!!」

 

機械化ムカデ。

ぐらつく。

 

……ガガッ

……ジジッ……

 

赤い光。

明滅。

重機関砲。

完全停止。

 

……ドゴォッ……

 

巨体。

キルゾーンへ崩れ落ちる。

動かない。

 

「……止まったか」

 

霊夢。

肩で息をする。

 

「やっとね……」

 

キルゾーン入口。

禰豆子。

最後のパイクマンを蹴り倒す。

 

……ドゴッ!!

 

頭部を踏み砕く。

完全停止。

 

静かになる。

キルゾーン。

ボロボロ。

壁は穴だらけ。

床は砕け。

メカノイド残骸が転がる。

 

さらに。

その下。

原住民の死体。

大量。

 

埋葬できなかった死体。

夏の熱気。

完全に腐り始めている。

 

魔理沙。

鼻を押さえる。

 

「っ……くさ……」

 

霊夢。

顔をしかめる。

 

「最悪……」

 

腐臭。

血。

腐肉。

熱気。

全部混ざる。

 

「……ひどい」

 

だが。

休めない。

 

「修理するわよ……」

 

「次来たら終わりだしな……」

 

三人。

すぐに作業開始。

 

……カンッ

……ギィッ

……ガコッ

 

腐臭漂うキルゾーン。

死体を跨ぎながら。

黙々と修理を続ける。

 

 




Rim Worldで腐乱死体は病気(肺腐病)を引き起こす有毒ガスを周囲に放出し、精神に大きなデバフがかかります。また、周囲の環境の美しさを大きく下げて、これも精神にデバフがかかります。
さらに死体には資産価値が設定されており、転がっているだけで拠点の総資産価値が上昇し、襲撃の規模を押し上げます。
そのため、襲撃を撃退する→敵の死体が拠点周辺に散らばる→次の襲撃人数が増える→さらに多くの死体が転がるという悪循環に陥ります。
このように、死体はデメリットの塊なので、連続襲撃中は如何にして効率よく死体を処理するかが重要になります。
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