辺境の惑星でリアル弾幕ごっこ   作:わさびの食べ方にうるさい人

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リアル季節は初夏ですが、ここでは初冬に入ります。


静かに、冬は来る

朝。

霊夢、外に出る。

 

「……寒い」

 

息が白い。

昨日までとは明らかに違う。

 

「一気に下がったな」

 

「……(変わった)」

 

湖。

水面の端。

薄く凍っている

 

「……嘘でしょ」

 

「まだ秋だと思ってたんだがな」

 

「……最悪のパターンね」

 

「何がだ?」

 

「一気に冬に入るタイプ」

「しかも極寒」

 

「どれくらいまで下がる?」

 

「最悪――」

「マイナス50℃」

 

「……は?」

 

沈黙。

 

「それ、生きてられるのか?」

 

「対策しないと無理」

 

「……(危ない)」

 

「冬支度、今すぐやる」

 

「だな」

 

森。

禰豆子、木を倒す。

 

……バキッ

 

丸太を大量に運ぶ。

 

「とにかく燃やすもん確保だな」

 

「暖炉と風呂だけじゃ足りない」

 

小屋。

隙間を埋める。

布、土、木材。

 

「風を完全に遮断する」

 

「隙間だらけだったしなこれ」

 

干していたグレートウルフの毛皮。

 

「これ、使うわよ」

 

防寒具として加工。

 

「ようやく出番か」

 

禰豆子、外で作業。

寒さの中でも――

平然としている。

 

「お前、寒くないのか?」

 

「……(平気)」

 

「ほんと便利よね……」

 

小さく呟く。

 

 

夜。

気温がさらに下がる。

風が強くなる。

 

……ゴォォォ

 

小屋が軋む。

 

「これ……マジで来るな」

 

「ええ」

 

「……(もうすぐ)」

 

湖。

表面が完全に凍り始めている。

 

「これ、もう使えなくなるな」

 

「ええ」

 

一拍。

 

「井戸、掘る」

 

「マジかよ……」

 

拠点の少し離れた場所。

地面に印をつける。

 

「……(ここ)」

 

「水脈、分かるの?」

 

「……(なんとなく)」

 

掘削開始。

スコップ、工具。

そして――

禰豆子の力。

 

……ザク、ザク

 

しばらく後。

湿った土。

さらに掘る。

 

……ジワッ

 

水がにじむ。

 

「来たな!」

 

「これで凍らない水源確保」

 

既存の水道管。

霜が広がる。

 

「これ完全に凍るな」

 

「だから対策する」

 

小屋の中。

霊夢、簡単な図を書く。

 

「電気ボイラー作る」

 

「そこまでやるか……」

 

「やらないと死ぬ」

 

金属パーツ。

宇宙船の残骸。

ヒーター部品を流用。

 

「これで水温めるのか」

 

「そう」

 

大型容器を改造。

断熱材を巻く。

 

「完全に設備だなこれ」

 

「生活ってそういうものよ」

 

配管を巡らせる。

暖炉付近を通す。

 

「ここで熱を回す」

 

「配管暖房ってやつか」

 

スイッチ投入。

 

……ウィン

 

水が循環する。

配管が温まる。

 

「凍らないな」

 

「これでいける」

 

小屋内部。

ほんのり暖かい。

 

「……全然違うな」

 

「これで生きられる」

 

肉。

干す、燻す、保存。

 

「保存食増やすか」

 

「凍るから腐りにくいしね」

「でも量が必要」

 

「……(もっと狩る)」

 

拠点。

・井戸

・配管

・ボイラー

・暖房

・食料備蓄

 

完全に――

越冬仕様

 

「もうこれ、普通の拠点じゃないな」

 

「生きるための設備よ」

 

「……(ここで越す)」

 

外。

雪が――

降り始める

静かに。

確実に。

 




Rim Worldで寒冷地帯プレイの場合、対策しないと凍傷で指がもげ、最後には凍死します。
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