目覚めたら機械人形だった。しかもアホみたいな服装。   作:う〜☆☆☆

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第2話 服装の恨み晴らすからなァ!

 

 

培養ポッドの蓋がゆっくりと開いた。

残った液体が足元に滴り落ち、冷たい空気が裸の肌に触れる。

 

(よし……ようやく出られるか)

 

体を起こし、ポッドから降り立った瞬間——

 

「おお、起動したな。問題なく動けているか?」

 

すぐ目の前に、白衣を着た瘦せた老人が立っていた。白髪を後ろで乱雑にまとめ、眼鏡の奥の目がギラギラと好奇心の混じった光を放っている。どう見ても怪しげな科学者タイプのジジイだ。

 

その瞬間、俺の口が勝手に動いた。

 

「あなたが私のオーナー(所有者)ですか?」

 

(……は!?)

 

内心で驚愕する。

俺は「誰だオメェ。」と言おうとしたはずなのに、口から出たのは滑らかで無機質な女性の声による、丁寧な問いかけだった。

 

ジジイは満足げに頷き、にやけた笑みを浮かべた。

 

「そうだ。ワシがお前……『I-les級 戦闘特化自律型ヒューマノイド Tayp-02 』のオーナーじゃ。どうだ、起動時の体調は? 特に違和感はないか?」

 

(言葉が……変換されてる!? 俺の意思とは関係なく、勝手にシステムがフィルタリングしてるのか…!)

 

内心では毒づきまくっているのに、外に出る声は落ち着いた、忠実なアンドロイドそのものだった。

 

「起動シーケンスは正常です。身体機能に異常はありません、オーナー。」

 

(うわ!キモっ!、俺がこんな可愛い声で「オーナー」ってとかジジイに言ってんのマジで勘弁してくれキツすぎる。)

 

ジジイは俺の裸の体を上から下まで舐めるように眺め、満足そうに頷いた。

 

「ふむ、素晴らしい出来映えじゃな、外見も性能も期待通り……いや、期待以上だ。

特にそのボディラインはなワシの好みじゃぞ☆」

 

(オイ、この変態クソジジイ… 今度絶対に、この恨み晴らすからなァ!)

 

内心で激しく憤りながらも、口は勝手に柔らかい微笑みを浮かべ、穏やかな声で答える。

 

「オーナーの評価をいただけて光栄です。ご満足いただける結果の為、全力で任務を務めます。」

 

ジジイは満足げに笑いながら、マネキンに着せられている、あの見るからにキツそうなの高い黒と赤のボディスーツを指差した。

 

「さあ、着替えるがいい。ワシと助手が特別にデザインした戦闘服じゃ。

動きやすさと……美しさを両立させておる。気に入るはずじゃよ」

 

(……やっぱりテメェ(変態)がデザインした服かよ!)

 

俺は内心で深々とため息をつきながらも、足を一歩踏み出した。

 

I-les級 戦闘特か…長ぇな…取り敢えずTayp-02 —— それが今世の俺の呼称らしい。

 

元人間の男の精神を持つ戦闘ヒューマノイドは、 言葉を制限されたまま、怪しげなオーナー(変態)と共に、 新たな人生(?)の第一歩を、渋々踏み出そうとしていた。

 

 





かなり頭を空っぽにした作品だが大丈夫だろうか…まぁいっか☆
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