目覚めたら機械人形だった。しかもアホみたいな服装。 作:う〜☆☆☆
5話目です!
巨大なバスターソードを前に、内心で(これどうやって扱えばいいんだ……)と頭を抱えていたその時——
奥のセキュリティドアが静かにスライドして開いた。
中から現れたのは、白銀の髪に青い瞳を持つ美しいヒューマノイドだった。
白と濃紺を基調とした戦闘スーツを身にまとい、右手には巨大で洗練された多機能装備を抱えている。
俺の視界に即座に緑色のホログラ厶表示が浮かび上がった。
【『Ally machine』Tayp-01 — Iris】
(……味方機?Type-01…?Iris…?なるほど、俺と同じシリーズのヒューマノイドか。こいつも俺と同じように作られたんだな)
彼女は優雅に歩み寄ってくると、俺の姿をじっと見つめ、柔らかい微笑みを浮かべた。
「あなたが私の妹機のType-02ですね博士からお話は聞いています。」
「私はI-les級 戦闘特化自律型ヒューマノイド Tayp-01—— アイリスです。よろしくお願いします。」
(……こいつ、名前ついてんのかよ。アイリスって。俺はただのType-02扱いなのに、ずいぶん差があるな……)
内心で少し複雑な気持ちになりながらも、俺の体は再び勝手に動いた。
丁寧に一礼し、滑らかな声で答える。
「I-les級 戦闘特化自律型ヒューマノイド Tayp-02です。Type-01 アイリス、初めまして。
よろしくお願いいたします。」
(姉って訳か……なんか妙な気分だな。)
ふとアイリスが持つ右手に目が行く。
アイリスの装備は、俺のバスターソードと同じくらい詰め込み過ぎな代物だった。
大型のエネルギーシールド発生装置でありながら、周囲の電子機器を自在に無効化する強力なジャミングフィールドの展開や電波遮断が可能な粒子散布が可能。
さらに砲撃モードに切り替えると、高出力のエネルギー弾を砲撃できる多機能兵器だ。
あと、シールドモードで殴打するらしい。怖ぇ…。
(またギミック大盛りか……ミズキさんたち「多機能」どんだけ好きなんだよ。
アイリスの装備も扱い難そうだな…)
Dr.ミズキが興奮して手を叩いた。
「姉妹機が揃いましたね! Tayp-01のアイリスはすでに戦闘データが蓄積されています。
Type-02も早く慣れて、二人で連携訓練を——」
博士もニヤニヤしながら頷いている。
アイリスは穏やかな表情のまま、俺の巨大なバスターソードに視線を落とした。
「妹機の武装も個性的ですね。……一緒に戦える日が楽しみです。」
(こいつ妙に親しげだな。AIとして設定されてるのか、それとも……アッ…そうだ姉妹機だからか。)
俺は内心で警戒しつつも、表面上は完璧な笑顔を浮かべたままだった。
ラボに二体の戦闘ヒューマノイドが揃い、 研究者たちの期待の視線が一層熱を帯びていく。
多機能すぎる武装と、言葉を奪われた状況。
そして突然現れた「姉機」のアイリス——俺の新たな日常(?)は、ますます面倒くさい方向へ動き始めていた。
少し時間が経った頃…訓練室前にて
(くっそぉ!いちいち重てぇなぁこいつ!)
すると、ジジイが「忘れとった、アレス。パワーリミッターを解除すると軽くなるぞ。」と言う。
主人公はすぐに言われた通りリミッターを解除すると、急にバスターソードが軽くなった。
(……えぇ……俺の努力は…?)