ポケモンゲットができない! 作:あいう
幸いなことに、通報はされなかったようだ。マチエールもまだ幼いため、そういったことに違和感を持っていないようだった。今日を振り返りながら、床へと着く。
目覚めた時、ハンサムが俺に向かって出ていけという。冗談だろと思った。しかし、冗談ではない。一応理由を聞かないと、納得ができないため聞くことにした。
「フレア団をおびき寄せて欲しい。報酬はこれぐらいだ……」
「いやいや、そんなのいくら貰っ……いいでしょう。ちなみに、この金ってどこから?」
「本部からだ。」
「前金として半分は貰っておくよ……成功したら、全部貰うから」
「……すまない、今までにないほど活発になっているんだ。だから、君の助けが必要だ。頼む……」
「終わったら、ご飯奢ってくださいよ……」
話がつき、荷物と金を貰う。内容は、ちょくちょく俺の姿を公の場に表すだけでいいらしい。フレア団の注意がそちらに多少でも向けば万々歳らしいから。しかし、それには俺の身の安全が含まれていない。だから、逃げ道……公権力者に近づき、助けて貰えるだけのコネを作らなくては……!
マチエールにも、お別れの挨拶をする。最後の最後まで、お兄さん発言を絞りだせなかったのが、心残りだ。が、少し寂しそうな表情を最後に浮かべ、手を振って見送ってくれた彼女に、今度なにか買ってあげようと決意する。私は心を奪われた。恋愛的な意味ではない。庇護欲だ!
惜しみながら、ここから去る。連絡先にある昨日の彼女に頼み事をするため、スマホを起動する。そして、昨日友達になったばかりだが、家に泊めてくれと頼む。迷っている様子だったが、押しに押(恐喝)しまくってた。
「頼む……俺には君しかいないんだ!
いいのか……このまま俺が野垂れ死んで……君の責任だぞ」
そのセリフを言ったあと、意識が朦朧とする。や、やばい。お、怒らせた。だ、ダメだ、死……
意識が回復した時、目の前には金色の髪をした少女が立っていた。目を覚ましたことを確認した彼女は、目をパチパチとしながら、こちらに声をかけてくる。
「あの〜、大丈夫ですか……」
「……あれ、俺はどこだ、ここは誰だ……」
「逆ですよ、逆……ほんとに大丈夫ですか?
うーん、他のみんなもいないし……スマホも置いてきちゃったし……よし、担ごう!」
「まっ……て、尊げ……んが」
「とりあえず、ポケセン運びますね「待ってくれ」!」
「今の俺は、命を狙われているんだ、だから、そこはやめてくれ、いずれ治る。だから、ここら辺に置いてくれ」
「だ、ダメですよ!ぇぇえっと、どうしよう……よし、私のホテルに連れてきます!」
いぇーい、3000UA行ってたぜ。寝ます。最近、not健康なので。腰と足、風邪と怪我……どうしようもないや