ポケモンゲットができない!   作:あいう

12 / 20
セレナを登場させるのは……まだはやい


まだやってる最中なんですけど、レベルが御三家だけ高くなる現象が起きてますね


12……拷問シーンを入れました。ガラリと変わるので見なくてもいいです。ここを読まなくても、大丈夫にするので

 

 

背負われてる状態から、俺は脱出をする。また捕まえてこようとしてきたが、まずは対話をするべきだと提案をする。こちらにも事情があることを察したのか、不安げな様子で椅子に腰をかける。

 

 

違和感を感じる、なにか大きな違和感だ。

 

 

 

おかしい。なぜ急に椅子が出現した、なぜ急に場所が変わった?先程まで、街中にいたはずなのだ。ではなぜ今は、森にいる?

 

おかしい、これは絶対におかしい。まさか、今も俺は夢を見ているのか?

 

そう考えた時にだんだんと意識が覚醒していくのが分かる。これは夢だった。一体いつから夢だった……いつから夢へと成り代わった。

 

 

まず最初に目にしたのは、赤い服と怪しいサングラスの人物だった。催眠術にかけられていたのだと理解する、人間に向かってポケモンの技を使うのはご法度だが、こいつらには関係ないのだろうと推測する。彼らはまず頬を殴り、腕を拘束し、背中を固定した。

 

「……まて、何をする」

 

「私たちの計画を知っている可能性がある人物を処分しろとの命令があってね。残念だけど、私たちのために死んでくれ……ああ、でも、情報だけは吐いてね。内容によっては、生きて帰れる……かも?」

 

「ふざけるなよ……俺がそんな情報をそう易々と言うと思うのか?舐めるな」

 

「おいお前ら、爪剥ぎ機持ってこい」

 

「おい、まって、まってくれ!冗談だ。アイスブレイクはすんだ、仲良くしようじゃないか……親友……やだ!やだやだやだ!やだーーーーーーー!死にたくないよぉ!──っぁぁぁぁぁぁあ゛ぁ゛ああ゛ぁぁぁぁぁあぁ」

 

指先の健康に付いていた爪がビリッと剥がれ落ちる。初めて感じる、感じたこともない痛みに声を抑え切ることは不可能だった。あまりの痛さから逃れようと体が勝手に動き出す。

 

「次は2つ一気にだぁ……その様子じゃ、ショック死する方が早そうだな……フハッ、我々に盾を着くからだ、フハハッ!」気味が悪い笑みを浮かべながら、次の爪を剥がす準備を始める。

 

そんな時でも、俺の頭の中は冷静に物事を考えられていた。こいつらに情報を与えては行けない。が、俺の精神がイカれちまう前に、こいつらを納得させる必要がある。狂ったあとの制御はできない。ハンサムのことやセレナのこと、ジガルデなどの今後壁になる存在のことを話してしまう訳にはいかなかった。

 

 

だから、多少の情報を与える必要がある、そう考えている間にもうひとつの爪がイカれてしまった。痛みを押し殺そうと、舌を噛み続ける。情報を与えようにも、絶え間なく続く痛みで話すタイミングを掴めなかった。話そうとするたびに、痛みが襲いかかった。

 

「まっ……てくれ……これ以上はもう……」悲惨な様子で助けを乞った。これ以上痛めつけるなと目で訴えかけた。無駄なことだと気がつくのに、そう時間はかからなかった。

 

何時間にも感じられた拷問が終わりを告げる。足含めた爪が無くなったからだ。この時間が終わり、苦痛を叫んだあの時間がもう来ないことを嬉しくは感じられなかった。それよりも悲しみが先に来た。トラウマを植え付けられ、死ぬかもしれない状況に置かれたこの状況に虚しさと苦しさと孤独感を感じた。助けは来ない、このまま朽ち果てるしかないんだと、一人で死ぬしかないんだと……

 

意識が深い闇に落ちていく。

 

 

 

死んでしまうのだと覚悟した時、慣れ親しんだ、いや違う、この3日間を共にすごした相棒の声が聞こえてきた。あぁ、ハンサムだ。どうやってここを突き止めた?……多分、GPSだ。嬉しさはもちろんあった。でもそれ以上に恨みがあった。なぜ私をこんな目にあわせた。承諾してしまった自分の責任であることは十分理解している。でも、恨まずにはいられなかった。お門違いの恨みを持ってしまった自分に失望しながら、助けてくれてありがとうとお礼を言う。安心してしまったのだろうか、眠気が襲ってきた。

 

 

 

病院で目を覚まし、ハンサムから聞いた話だが、あの時の団員が捕まったが、そいつはフレア団から切り捨てられたらしい。だから、まだフレア団の一斉検挙まで時間が掛かる。世間が不信感を持ち、フレア団の信用が下がり始めたのが、不幸中の幸いだ。そう考えていると、ハンサムが頭を下げていた

 

 

「すまなかった、本当にそう思っている。こうなる危険性は理解していた。理解していながら、君一人の犠牲で解決へ近づけると思って君を送り出した。こうなるとは思っていなかった。すまない、君の精神的なそれは治る可能性は低いだろう。だから、私たちの組織がサポートをする。君はそこでこの件が終わるまで安静にしていてくれ。」

 

「待ってください……私もいきます。」

 

「ダメだ、まだ爪は再生しきれてない。そんな状態では連れていくにも連れて行けない!」

 

「ラッキー達、回復技を使えるポケモンがいるでしょう!

そいつらの技をかけてください。」

 

「君もわかっているんだろう!短時間での技の乱用は寿命を縮めると!」

 

「わかってますよ、わかってる!

でも、ここで解決しないと、俺は負けたままになる。惨めに暮らしていくことになる。それは自分の魂が許さない。頼むよ、俺を連れて行け……!」

 

「っ、いいんだな!」

 

「いいです、俺を連れて行ってくれ」

 

 




プラターヌ博士の名前を完全に忘れてました。あぁ、そういえばこんな名前だったなと。

なんか、前回と内容がガラリと変わったのは、クトゥルフ神話の本を読んだ影響ですね。なんか、狂気に犯されてしまいまして……書かない訳にはいかなかった
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。