ポケモンゲットができない! 作:ういあ
死んだかと思ったわ
今日こそ、今日こそジムに行く。そう思って早3日。理由はこの怠惰の化身へと堕ちた大先生だ。もー、何こいつ!食っちゃ寝を繰り返し、あまつさえバトルをしようとしない。なんだこいつ!
「だいせっ……ミュウツー、お前そろそろ働け。」
「……」
蹴り飛ばそうか本気で迷ったが、首元に突き立てられた透明なナイフの存在に気がついた。恐怖で体が動かない。アルコールを注射器で直接摂取したあとみたいだ。……おっと?
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平和的な手段でジムを攻略することを約束した。ギャーギャー言い合いながらも、このままでは不味いということを2人して認識した。ジメジメとする天気なので、どちらも気がたっていた……ということにした。もはや、生きていけない。自販機にある1番安い水を買ったあと、浴びるように、ごくんと音を立てながら飲んだ。その様子を羨ましそうに見ていたポケモンがあまりに哀れだったので、ゆったりと近づき飲ませてやった。
こいつの名前はなんだったか。がぶがぶと齧り付く勢いで飲んでいる間に聞きたいことがある。5歩先に歩いていたミュウツーを呼び止める。
「おい、大先生。こいつの名前なんだっけ?」
「ッチ……この子のか?……なんだったか」
「冗談だろ……」
「あぁ冗談だ。」
巫山戯ている間にこいつは飲みきったようで、満足そうな顔をして、目を瞑りながらウトウトしている。
「……で、こいつの名前なんだ?ここまで出てきているんだ。」私は自分の首元をトントンと叩きながらそう言った。
「この子は……ディアンシーだ。」
「……ァンシー?……え、殺されちゃう。」
「?お前は何を言っているんだ」
「ばっか!お前、ディアンシーって言ったらお姫様じゃん!」
「確かそうだったな。……あぁそういう。」
親衛隊髑髏部隊並に非道なメレシー共が私たちと共に居たと知れば殺すこと間違いないだろう。キャー
……というか、何故ここにいるのか。ここ辺りに洞窟がある?わからない。泳いだ場所にあったはずの掲示板も見ていないため、何も知らないのだ。どうしたものか、どうするべきか。冷静だと思うかもしれないが、実際はそんなことはない。在り来りな考えばかりが浮かび、解決案よりも先に死に様を考えている。
たすけて、だいせんせい!
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助けを求められても困る。仲間になりたそうにこちらをみているのだが、私も下僕と同じ意見なのだ。下手に関わってはいけない。これは毒と同じなのだ。上手に使えればいいのだが、曰く付きの下僕と共に過ごしながら上手くやっていける自信が無い。話しかけてみるべきかと思い、少し声が篭もりながら皆で話そうとする。木陰に移動し、周りに誰もいないことを確認したあと、最初に切り出したのは下僕だった。
「ディアンシーさん、君は……着いてきたい?」
待ってましたと言わんばかりに、首を激しく縦に振った。若干引きながらも今後は私が言葉を紡ぐ。
「だが、お前は姫だ。私も人のことを言えた立場じゃないが、こいつが危険な状況になる。」
「それな、なんでお前が言ってんのか知らないけど。」
下僕はごもっともな意見を言った。無視したが。沈黙が場を支配すると、ディアンシーの口が動いた。
「私が行きたいの……!黙って従って、……ね?」
「「ちょっとまて」」
私と下僕は目を合わせあったあと、口を開いたまま唖然とした。
「なに?」
「そんな流暢に話せるんだったら、最初っから喋れや!」
下僕は口が悪いことにはツッコんでいなかった。そっちだろ、普通。そう思いながら、私は最初っから気になったことを聞く。
「お前は変異種だ。メレシー達もそう簡単に君を逃がさないと思うんだが……」
「……皆弱かった。私より弱いやつに守られる意味ない」
「「oh……」」
彼女はヤンチャな子だった。この時だけは、私と下僕の心は完璧に一致していただろう。絶対にパーティーに入れてはならないと。
暑い、それ以外に言うことがないですね。びっくりしましたもん。さーて、外出るぞ。ガチャ……買い物に行こうとした時、どうしようもない熱気と湿度が私を抱擁しました
あっつすぎだろ!
手持ちを増やすべきか
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はい
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いいえ