ポケモンゲットができない! 作:ういあ
ドグラ・マグラみたいにしようとしました。無理!↓
耳の奥で毛虫が這っているかのような音がした。今でも思い出すと生理的な嫌悪感をカんジタ。……それは3年前の出来事だ。
知らない記憶がワタシの頭に流れている。時間さえもわからないのに、何故か私はイツ起こったのか把握できていた。俺は変にアタマが痒くなる。髪をかきあげるように手を頭に移動させてみよう、可かシい
朝、オきて歩き出す。夜、きて歩き出す。私は歩いていた。歩いている感覚だけが独り歩きし、実際には動いていないのに溜まっていった疲労感に恐怖した。…これは何年前だ?記憶にない、不可解。
……おかしい……何故私は、どうしてわからない。あれについて考えると記憶にない記憶がくる。?……マトモが崩れて、僕は……想い出す。それを認めたくなくて、自問自答を繰り返して結論を出す。あれはワタシだ、そう解ってしまった瞬間、理解したくもない情報が思念体の私に刻まれる。
何故呪われたのか、ナゼ不運な目にあったのか、何故伝説と幻のポケモンが都合よく目の前に現れたのか、何故自分は変だったのか、何故、何故、何故。
不思議に思っていたそれに終止符が打たれた。
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きっとあの日がターニングポイントだった。
7歳の誕生日、僕はリュックサックに水筒や着替え、スマホやポケモンが入っているのを何度も確認して旅に出た。親もいない、孤児院での生活だったし、あそこは窮乏しており、僕がいなくなった方が多分いい。浅はかで自分がいなくなったら起こる騒ぎも想像していたのに、最もらしい理由を並べて旅をすることを優先した。
この地方はシンオウ地方と言うらしい。まだ所々文字が朧気なところはあるが、旅をするのには不足はない。スーパーで買ったサンドウィッチに手をつけながら船の出港時間を待っていようとベンチに座った。
あと7分だ、幸いにも本を持っていて時間を潰せる。プレゼントに貰ったもので内容もまだ知らない、だからワクワクしていた。1ページ1ページ読み進めていると、汽笛がなった。彼はまだ7歳だったこともあって時間感覚がズレていた。
まずい、その言葉で言い表せてしまう程の小さなミス。しかし、7歳の子供はどう思うだろうか。善悪も曖昧な彼等はそれをどう受け止めていたのだろうか。
彼は焦っていた。人生が終わるかもしれない、そう考えてしまうほど慌てていた。だから、バカをした。
だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされた、だまされ……た。
金もない、家もない困窮した生活から脱却をするために、賭けに出た。それは子供にも嘲笑われるような夢物語。
シンオウ様に会いに行くというものだ。
結果としては成功した、代償を払って。それは神々の娯楽の為の条件だった。
ドグラ・マグラみたいな狂気じみた奇書を見たいです。私が作ってもいいですが、それは奇書というより怪文になるでしょう。