ポケモンゲットができない! 作:ういあ
偶には投稿しとかないとかなって
視界が黒で染まる中、ガンガンと鳴り、クラクラとする頭を右手で支えた。少しずつ瞼を開くと、私の近くで突発的な騒音が鳴り響いた。
完全に目を見開いた時、私は気がつく。視力が落ち、首がぐわんぐわんと座らずに誰かに抱き抱えられていることを。
そして私は気がつく。知らない唇が私の手の甲に接吻しようと迫っていることに。口じゃなくて良かった、そう思いながらされるがままに受け入れると、意識が定まってきたおかげか、彼らがなんと言っているのか理解できるようになった。よかった、と言う喜びの声が多い。
やは、り
そう思いながら私は何度目かの巻き戻しを体験しているとはっきりと認識した。
\\\///
夕飯を告げる声が下から聞こえてくる。もうこんな時間か、と心の中で思いながら、痺れが残っている枕がわりの腕を解いて立ち上がる。
学校は卒業もした、色々な資格も楽勝だった。しかし、私はどうしても働く気になれなかった。20後半になり、一年に一回資格を取れば親も文句を言わなかった。いや言えなかった。
堕落を謳歌している私の元に来る「働け」がどうでも良く思えた。が、このままで良いものか。その疑問が毎晩私の頭の中でずっとへばりつく。
決心がついたのは、いや決心はつかなかった。だが、このままでは不味いという心理的なそれで私は旅に必要な物を最低限背負い込み、ふわふわした目的のために家から1歩ずつ遠ざかった。
\\\///
暑苦しいと思いながらも、木陰で休むという手段をとれなかった。それは何故か。現在花びらが舞う暦の季節。家族連れ、カメラを構えた推定写真家、子供たちだけで来て退屈そうな表情を浮かべている子供たち。彼らが占領していたので木陰に入れなかった。
くそ、と吐き捨てるように言い山に沿って歩いていた。偶然、前方に洞窟を見つけた。あと少しで隣町に到着するが、折角だから休憩しようと思い、膝を地につけながら入り込む。
ゴホゴホと咳き込みながら、胡座をかいて座り込み少し経つと嫌な予感がした。いい歳した40代前半の中年に顔を舐められるような、そんな気持ち悪さだ。ドームを描くように沿った壁へ背を向けながら、息を殺している。すると、この洞穴にどこか硬質的で神秘的なポケモンが叫んでいる声がした、、、隣で。
つい最近あった気もするディアンシーは動けずにいる私の顔をじっと見つめたあと、脇腹に小さな手を突き出してくる。ぐふ、と声を出しながら動くと彼女は嬉しそうにはにかんだ笑顔を浮かべた。
〇いかわおもれぇ!〇パイダーおもれぇ!〇どマギおもれぇ!FRE〇おもれぇ!〇ライガンおもれぇ!……etc
色々と娯楽を消費してました。楽しかったです