ブラック企業で過労死した俺、今世はイリヤに転生しました。なお魔法少女業務は聞いてません。   作:健全な中に隠れた性癖

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第11話 正義の味方を、止めに行く

 

 赤い影が、踏み込んできた。

 

 赤い外套。

 

 白に近い髪。

 

 両手に握られた双剣。

 

 顔は黒く塗りつぶされているのに、その視線だけがこちらを見ている気がした。

 

 次の瞬間、距離が消える。

 

 速い。

 

 けれど、ライダーの時のような速さではない。

 

 重い。

 

 けれど、セイバーの時のような重さでもない。

 

 嫌なほど、無駄がなかった。

 

「イリヤさん、防御を!」

 

「分かってる!」

 

 ルビーの声に返しながら、私は結界を張った。

 

 赤い影の双剣が、そこへ叩き込まれる。

 

 金属音ではない。

 

 魔力と魔力が削れ合う、耳の奥を引っかくような音。

 

 防げた。

 

 そう思った瞬間、もう片方の剣が角度を変えてくる。

 

「読まれてる……!」

 

 慌てて結界をずらす。

 

 ぎりぎりで受ける。

 

 腕が痺れた。

 

「経験値の差ですね!」

 

「初心者に経験値差を押しつけないで!」

 

 赤い影は止まらない。

 

 近接で斬り込んだかと思えば、ふっと距離を取る。

 

 次の瞬間には、宙に浮かんだ剣がこちらへ射出される。

 

 中距離。

 

 遠距離。

 

 そして、また近距離。

 

 間合いがころころ変わる。

 

 それなのに、動きに迷いがない。

 

 必要な場所へ、必要な攻撃を、必要な分だけ置いてくる。

 

 美遊が横から射撃を放った。

 

 青い光が赤い影の肩を狙う。

 

 けれど、アーチャーの影は振り向きもしない。

 

 双剣の片方で弾き、もう片方で私の結界を削る。

 

「この敵……こっちの動きを見てから変えてる!」

 

「対応力が異常ですわね」

 

 ルヴィアさんの声にも、いつもの余裕は少なかった。

 

 凛さんが術式を走らせる。

 

「距離を固定させないで! 同じ形で受け続けると崩される!」

 

「分かってます!」

 

 分かっている。

 

 分かっているけれど、体が追いつかない。

 

 強い。

 

 でも、それ以上に嫌だった。

 

 強いから嫌なんじゃない。

 

 何をすれば自分が壊れるかを分かっていて、それでも最短距離で動いている。

 

 そんな戦い方だった。

 

 自分の負担を、最初から数に入れていない。

 

 自分の痛みを、必要経費として扱っている。

 

 その感じが、たまらなく嫌だった。

 

 赤い影が地面を蹴る。

 

 その足元から、鏡面界の景色が歪み始めた。

 

 公園だったはずの地面に、剣が突き刺さっている。

 

 一本。

 

 また一本。

 

 遊具の影が錆びた鉄の色に染まり、乾いた風が吹く。

 

 空が赤く見えた。

 

 いや、空だけじゃない。

 

 世界そのものが、赤く錆びていく。

 

「鏡面界が上書きされてる……?」

 

 凛さんの声が硬い。

 

「カードの残響が、空間を侵食しているようですわ」

 

「残響って、こんなに物理的に出るものなんですか!?」

 

「普通はもう少し控えめです!」

 

「控えめじゃない!」

 

 足元に剣が突き刺さる。

 

 私は飛び退いた。

 

 そこへ赤い影が滑り込んでくる。

 

 双剣が交差する。

 

「っ!」

 

 結界を張る。

 

 けれど、赤い影は真正面から押してこなかった。

 

 結界の端。

 

 薄い場所。

 

 こちらが意識を向けていない角度。

 

 そこを狙ってくる。

 

「嫌なところばっかり突いてくる……!」

 

「イリヤ、下がる」

 

 美遊が私の横に来る。

 

 前ではない。

 

 横。

 

 それだけで少し呼吸が戻った。

 

「位置、変えるよ」

 

「うん」

 

 作戦通り、私と美遊は左右を入れ替える。

 

 美遊が牽制。

 

 私が足止め。

 

 凛さんとルヴィアさんが後方から遠距離攻撃の範囲を制限する。

 

 だけど、赤い影はそれにも対応してきた。

 

 こちらが配置を変えれば、攻撃の角度を変える。

 

 結界を張れば、剣を投げる。

 

 距離を取れば、即座に踏み込む。

 

 距離を詰めれば、突き刺さった剣を足場にして上へ逃げる。

 

「また読まれた!?」

 

「動きが単純じゃないのよ!」

 

「経験値が違いすぎますわね」

 

 ルヴィアさんの分析が、妙に冷静で怖い。

 

 経験値。

 

 嫌な言葉だ。

 

 経験が多いということは、それだけ戦い続けたということだ。

 

 それだけ傷ついたということだ。

 

 それだけ帰れなかったということだ。

 

「なら、もっと変える」

 

 美遊が言った。

 

 私は頷く。

 

「うん。作戦を固定しない」

 

 美遊が青い魔力弾を斜めに撃つ。

 

 私はその軌道に合わせて結界を張る。

 

 弾かれた魔力が、赤い影の逃げ道を一瞬だけ狭めた。

 

 そこへ凛さんの術式が絡む。

 

 赤い影の足が止まる。

 

 ほんの一瞬。

 

 でも、すぐに剣が降った。

 

 上空から投影された無数の剣が、雨のように落ちてくる。

 

「上!」

 

「分かってる!」

 

 防御を広げる。

 

 剣が結界に突き刺さる。

 

 一本、二本、三本。

 

 重い。

 

 数が多い。

 

 そして何より、嫌なことに、それらはただの攻撃ではなかった。

 

 地面に刺さった剣が、次の足場になる。

 

 障害物になる。

 

 軌道を変えるための支点になる。

 

 赤い影は、自分が放った剣すら戦場の一部として使っていた。

 

「使えるもの全部使うタイプだ……!」

 

 思わず声が出る。

 

 それは効率的だ。

 

 合理的だ。

 

 強い。

 

 だけど、嫌だ。

 

 その合理性の中に、自分自身まで含まれている気がする。

 

 美遊が一瞬、赤い影の背中を見た。

 

 その動きが止まる。

 

「美遊!」

 

 叫ぶと、美遊ははっとしたように瞬きした。

 

「……ごめん」

 

「見えた?」

 

「見えたわけじゃない」

 

 美遊は言葉を探しているようだった。

 

 赤い影は止まらない。

 

 私は結界を張り直しながら、美遊の隣に寄る。

 

「じゃあ、何?」

 

「思い出した、に近い」

 

 その言葉に、胸が小さく揺れた。

 

「私の兄も、ああいう背中をしていた時がある」

 

「……そっか」

 

「でも、同じじゃない」

 

「うん。同じじゃなくていい」

 

 長くは話せなかった。

 

 赤い影が距離を詰めてくる。

 

 でも、それだけで十分だった。

 

 美遊は忘れているわけじゃない。

 

 分からないふりをしているわけでもない。

 

 ただ、話すには重すぎるものを、ちゃんと抱えている。

 

 その背中に、アーチャーの影が重なってしまっただけだ。

 

「美遊」

 

「何?」

 

「今は、こっちを見る」

 

「うん」

 

 美遊が私を見る。

 

 その目が、ちゃんと今に戻る。

 

 よし。

 

 そう思った瞬間、赤い影の双剣が私の結界に触れた。

 

 まずい。

 

 そう思うより早く、記憶が流れ込んだ。

 

 剣の丘。

 

 焼けた空。

 

 助けを求める声。

 

 伸ばした手。

 

 届かなかった手。

 

 倒れている誰か。

 

 また別の誰か。

 

 救ったはずなのに、次の場所でまた誰かが死んでいる。

 

 助けたはずなのに、何も終わらない。

 

 契約。

 

 役割。

 

 処刑台のような終わり。

 

 正義の味方になりたかった。

 

 それでも救えなかった。

 

 それでも止まれなかった。

 

 違う。

 

 それは正義じゃない。

 

 それは救いじゃない。

 

 自分を数に入れない救い方なんて、最後には誰も救わない。

 

 そう叫びたいのに。

 

 分かってしまう。

 

 その理屈を、私は知っている。

 

 自分が壊れるまで働けば、誰かは助かる。

 

 自分が我慢すれば、場は回る。

 

 自分が黙っていれば、誰かが安心する。

 

 そんな嘘を、私は前世で何度も飲み込んだ。

 

 飲み込んで。

 

 飲み込んで。

 

 最後に、息ができなくなった。

 

「イリヤ」

 

 遠くで声がする。

 

 美遊の声。

 

 返事をしようとして、できない。

 

 赤い荒野が広がっている。

 

 無数の剣が、私の足元にも突き刺さっている。

 

 前に進めば刺さる。

 

 後ろに下がっても刺さる。

 

 どこにも帰る道がない。

 

「イリヤ」

 

 手を握られる。

 

 冷たい手。

 

 でも、確かな手。

 

「帰るって言った」

 

 その言葉が、胸を叩いた。

 

 帰る。

 

 そうだ。

 

 帰るって言った。

 

 お兄ちゃんに。

 

 美遊に。

 

 自分に。

 

「……帰る」

 

「うん。一緒に」

 

 赤い荒野が少しずつ薄れていく。

 

 剣の丘が遠ざかる。

 

 目の前に、美遊がいた。

 

 私の手を握っている。

 

 その目が、いつもより少しだけ揺れていた。

 

「ごめん。今、かなり危なかった」

 

「戻ったから、いい」

 

「よくはないけど、ありがとう」

 

「うん」

 

 美遊はそれ以上言わなかった。

 

 責めない。

 

 急かさない。

 

 ただ手を離さない。

 

 そのことが、今はありがたかった。

 

 赤い影が再び動く。

 

 私は息を吸った。

 

 今見たものが、まだ胸の奥に残っている。

 

 嫌な熱。

 

 空っぽな痛み。

 

 でも、そこから分かったこともある。

 

「あの影、守ろうとしてない」

 

 凛さんが眉を寄せる。

 

「何を?」

 

「自分を」

 

 言葉にすると、はっきりした。

 

「あれは、最初から自分の消耗を前提にしてる。被弾も、負担も、全部計算に入ってる。武器だけじゃなくて、自分の体まで使い捨てにしてる」

 

 ルヴィアさんの表情が険しくなる。

 

「だから、あの無茶な軌道……」

 

「攻撃を止めるだけじゃ駄目。自分を壊す前提の動きを、止めないと」

 

 美遊が私を見る。

 

「どうやって?」

 

 私は周囲を見る。

 

 地面に突き刺さった剣。

 

 降り続ける剣。

 

 赤い影が足場にし、障害物にし、武器にしているもの。

 

 危険。

 

 とても危険。

 

 なら、その危険をそのまま使う。

 

「降ってくる剣が危ないなら、危ないまま利用する」

 

 凛さんが目を細めた。

 

「発想が乱暴だけど、悪くないわ」

 

「ただし、制御を失えばこちらが串刺しですわ」

 

「最悪の注意書きありがとうございます!」

 

 でも、それしかない。

 

 アーチャーは読んでくる。

 

 なら、こちらも戦場そのものを変える。

 

 剣の雨を避けるだけではなく、落ちる場所を誘導する。

 

 凛さんとルヴィアさんが結界を張る。

 

 投影剣の落下範囲を絞る。

 

 美遊が射撃で剣の軌道をずらす。

 

 私は防御結界で剣を弾き、地面に刺さる位置を調整する。

 

 剣の林を作る。

 

 アーチャーの影が動ける道を狭める。

 

「やるよ、美遊」

 

「うん」

 

 美遊が一歩前へ出かけた。

 

「私が囮に――」

 

 そこで止まる。

 

 美遊は私を見た。

 

 私も見る。

 

 美遊は少しだけ黙ってから、言い直した。

 

「……ならない」

 

「偉い!」

 

「別の方法を考える」

 

「それが最高!」

 

 美遊は小さく頷いた。

 

 それだけで、本当に嬉しかった。

 

 自分を投げ出す以外の選択肢を、美遊が考えようとしている。

 

 それは、ちゃんと前に進んでいる証拠だった。

 

 剣の雨が降る。

 

 私は結界を広げる。

 

 真正面から受けず、弾く。

 

 右へ。

 

 左へ。

 

 地面へ。

 

 剣が突き刺さる。

 

 美遊の射撃が一本の剣を弾き、軌道を変える。

 

 凛さんの結界が上空の範囲を絞り、ルヴィアさんの術式が落下地点を縛る。

 

 剣が林のように立ち並ぶ。

 

 赤い影の動きが、少しずつ狭まっていく。

 

 それでも、止まらない。

 

 赤い影は剣の間を抜ける。

 

 自分の外套が裂けても構わず進む。

 

 影の腕が、突き刺さった剣に触れて削れても、止まらない。

 

 その姿に、胸が苦しくなる。

 

「そこまでして、誰を助けるつもりなの!」

 

 叫んだ。

 

 赤い影は答えない。

 

 でも、記憶の残響だけが流れてくる。

 

 誰かを。

 

 誰でも。

 

 目の前にいる誰かを。

 

 そうしなければ、自分の意味がないから。

 

「意味を他人の命だけに預けるな!」

 

 私は結界を前へ押し出した。

 

 盾ではなく、壁。

 

 壁ではなく、檻。

 

 赤い影の動きを止めるための、防御。

 

 美遊が横に並ぶ。

 

 青い魔力が、私の結界に重なる。

 

「帰る場所を、捨てないで」

 

 美遊の声は静かだった。

 

 でも、その言葉はまっすぐ届いた。

 

 赤い影が、ほんの一瞬だけ揺らいだ気がした。

 

 凛さんが叫ぶ。

 

「核が出た!」

 

 赤い影の胸元。

 

 双剣が交差する中心。

 

 そこに、カードの核が見えた。

 

「今ですわ!」

 

 ルヴィアさんの術式が最後の拘束を重ねる。

 

 ルビーが光る。

 

「イリヤさん!」

 

「分かってる!」

 

 美遊が隣で手を伸ばす。

 

「一緒に」

 

「うん、一緒に!」

 

 私は魔力を込めた。

 

 壊すんじゃない。

 

 殺すんじゃない。

 

 ただ、止める。

 

 もう、そんなふうに自分を燃やさなくていいと、叩きつける。

 

「もう、働かなくていい!」

 

「締まっているようで締まっていない台詞!」

 

「うるさい!」

 

 ルビーのツッコミに叫び返しながら、私は光を放った。

 

 美遊の青い光が重なる。

 

 赤い影の胸元に、二つの魔力が叩き込まれる。

 

 影が崩れていく。

 

 赤い外套がほどける。

 

 双剣が砕ける。

 

 剣の丘が、遠くへ薄れていく。

 

 最後に、赤い影がこちらを見た気がした。

 

 顔は見えない。

 

 表情も分からない。

 

 でも、問いだけが残った。

 

 ――お前は、どうする。

 

 胸の奥が熱くなる。

 

 私は唇を噛んだ。

 

「私は……帰るよ」

 

 その瞬間、空中にカードが浮かんだ。

 

 アーチャーカード。

 

 凛さんが手を伸ばす。

 

 だが、カードは凛さんの方へ行かなかった。

 

 こちらへ。

 

 私の方へ引かれるように、ふらりと動いた。

 

「待って、カードが……!」

 

「イリヤさんに反応している?」

 

 ルヴィアさんの声が鋭い。

 

 ルビーが珍しく黙る。

 

 私の胸が痛んだ。

 

 前世でもない。

 

 今世でもない。

 

 もっと別の何かが、胸の奥を引っ張る。

 

 赤い外套。

 

 剣の丘。

 

 正義の味方。

 

 帰れなかった誰か。

 

 その残響が、私の内側に触れようとしている。

 

「イリヤ!」

 

 美遊が私の手を強く握った。

 

 その冷たさで、意識が戻る。

 

「私は、帰る」

 

 もう一度、言った。

 

 カードの動きが止まる。

 

 その隙に、凛さんが素早くカードを掴んだ。

 

「アーチャー、回収完了」

 

 世界から赤い空が消えた。

 

 突き刺さっていた剣が、煙のように薄れていく。

 

 鏡面界の公園が、元の形に戻っていく。

 

 終わった。

 

 終わったはずだった。

 

 けれど、私の胸の奥には、まだ熱が残っていた。

 

「イリヤさん」

 

 ルビーの声が、いつもより低い。

 

「今の反応……」

 

「何?」

 

「カードの一部が、あなたに触れたかもしれません」

 

「触れたって、どのくらい?」

 

「分かりません」

 

「分からないって一番怖い」

 

 美遊が私の顔を覗き込む。

 

「痛い?」

 

「痛い、というより……変」

 

「変」

 

「うん。私の中に、誰かの影が残ってるみたい」

 

 美遊の手が、少しだけ強くなる。

 

「帰る?」

 

「うん。帰る」

 

 現実に戻ったあとも、違和感は消えなかった。

 

 凛さんとルヴィアさんはカードを確認し、ルビーとサファイアさんは何かを小声で話していた。

 

 美遊はずっと私の近くにいた。

 

 いつもより、言葉は少ない。

 

 でも、離れなかった。

 

 家に戻り、部屋に入る。

 

 変身が解ける。

 

 いつもの服。

 

 いつもの部屋。

 

 机。

 

 ベッド。

 

 カーテン。

 

 鏡。

 

 全部、見慣れたものだった。

 

 それなのに、何かが違う。

 

 私はゆっくり鏡の前に立った。

 

 銀色の髪。

 

 赤い瞳。

 

 いつもの私。

 

 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。

 

 そう思った瞬間。

 

 鏡の中の私が、少しだけ違って見えた。

 

 肌の色が、ほんの少しだけ違う。

 

 目つきが鋭い。

 

 唇が、私よりも冷たく笑っているように見える。

 

 赤い光が、瞳の奥で揺れた。

 

「……今の、何?」

 

 瞬きをする。

 

 鏡の中には、いつもの私がいた。

 

 けれど、ルビーは何も言わなかった。

 

 いつもなら、ここで軽口の一つでも飛んでくるはずなのに。

 

 黙っていた。

 

 その沈黙が、何より怖かった。

 

 アーチャーカードは回収した。

 

 赤い影は消えた。

 

 剣の丘も、もう見えない。

 

 それなのに。

 

 鏡の向こうに、一瞬だけ知らない私がいた。

 

 その子は、私と同じ顔で。

 

 私よりずっと鋭い目をして。

 

 まるで、まだ終わっていないと言うみたいに、こちらを見ていた。

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