科(化)学系チート持ち転生者のお話 オタク番外編   作:金属粘性生命体

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オタクの二十五歩

 

 

 

【夢路の本気の趣味】ただの光を、机の上に置きたかった【AR技術テスト】

 

■ 概要欄

 

今回はボーカロイド関係の新規デモではありません。

生存報告と、別技術の初期テストです。

 

現在、ボーカロイド関連の技術検証については、関係各所との確認が必要な段階に入っています。

そのため、MEIKO、KAITO、初音ミクに関する新規動画は、当面かなり慎重に扱います。

 

詳細は話せません。

相手方の詳細、やり取りの内容、協議内容、提出資料なども話しません。

 

今回やること:

・生存報告

・今後の投稿方針の説明

・版権に触れないAR表示技術の初期テスト

・現実空間への位置固定

・スマホ越しの簡易表示

・遮蔽物、距離、視点移動の確認

 

今回やらないこと:

・ボーカロイド関連の新規デモ

・既存キャラクターの表示

・既存作品を連想させる演出

・ホログラム表示

・物理的な接触

・体

・配布、販売、ソースコード公開

 

これは、将来的にさまざまな“そこにいる”表現へ繋げるための基礎練習です。

まずは、ただの光を机の上に置くところから。

 

本気の趣味を。

 

─────────────────────

 

『お久しぶりです』

 

『今回は、ボーカロイド関係の新規デモではありません』

 

『現在、関係各所との確認が必要な段階に入っているため、MEIKO、KAITO、初音ミクに関する新しい動画は慎重に扱っています』

 

『詳細は話せません』

 

『ただし、止まっているわけではありません』

 

『今日は、別の技術の話をします』

 

(コメント)

うぽつ

生存確認

待ってた

止まってないならよし

新規デモじゃないのは寂しいけど仕方ない

公式絡みなら慎重でいい

別の技術?

また夢路が何か変なこと始めたな

 

 

『なぜ別の技術をやるのか』

 

『ボーカロイド関連の新規公開は、今後確認が必要です』

 

『他の既存キャラクターや既存作品に関わるものも、同じように軽率には扱えません』

 

『だから、誰の権利にも触れない練習用プロジェクトを作りました』

 

『目的はAR表示技術の基礎練習です』

 

『名前のあるキャラクターではなく、ただの光や図形で始めます』

 

『ここで得た技術は、将来的にいろいろな“そこにいる”表現へ繋がります』

 

(コメント)

なるほど

土台作りか

版権なしなら自由に出せるもんな

ちゃんとしてる

また練習の規模がおかしいやつだ

ただの光で済む気がしない

二次元が手元に来るための第一歩か

画面の向こうをこっちに持ってくるための技術ってこと?

夢がデカい

 

 

(画面が切り替わる)

(スマホカメラの映像。黒川の机が映る。ノートPC、マグカップ、メモ帳が置かれている)

(画面中央、机の上の何もない空間に、小さな青白い光の粒が表示される)

 

[字幕]

LUMEN_TEST_001。

版権なしAR表示テスト。

 

名前のあるキャラクターではありません。

ただの光です。

 

(コメント)

出た

光だ

本当にただの光

かわいい

LUMEN_TEST

名前あるじゃねえか

テスト名だからセーフ

ただの光なのにもう不穏

 

 

[字幕]

まずは、現実空間への位置固定。

机の上に仮想オブジェクトを置きます。

 

(スマホを左右に動かす)

(画面は揺れるが、光の粒は机の同じ位置に固定されたまま残る)

 

[字幕]

カメラ位置が変わっても、机の座標に固定されます。

 

(コメント)

おお

ズレない

ちゃんと机の上にいる

地味にすごい

スマホ動かしてもそこに残ってるの良い

基礎だけど一番大事なやつだ

これができないと何を表示しても浮くもんな

 

 

(黒川の手が画面の横から光の粒へ近づく)

(光の粒が、風に吹かれたように少しだけ揺れる)

 

[字幕]

手の接近判定。

触れてはいません。

近づいたことだけを検知しています。

 

(コメント)

反応した

かわいい

触れてはいません、が重要

物理接触ではないのね

近づいたことだけ分かるのか

これそのうち触れるようにする気だろ

二次元が手元に来る日が近づいてる感ある

 

 

(黒川がマグカップを動かし、光の粒の手前に置く)

(光の粒の一部が、マグカップの後ろに隠れて見えなくなる)

 

[字幕]

簡易遮蔽テスト。

現実物体の奥にあるように見せます。

 

(コメント)

隠れた!

遮蔽あるのすごい

机の上に本当にいる感が出る

ただの光なのに存在感が増した

これ大事だわ

現実の物の後ろに隠れるだけで一気に“そこにいる”になる

 

 

『“そこにいる”ように見せるには、見た目より前に、座標が必要です』

 

『現実の床、机、壁、段差、遮蔽物を認識し、その上に仮想存在を自然に置く必要があります』

 

『位置がズレると、どれだけ見た目を作り込んでも、ただの画面上の合成に見えます』

 

『だから、まずはただの光です』

 

『光を机の上に置けないなら、何もそこには置けません』

 

(コメント)

言ってることは分かる

基礎からやるの偉い

光を置けないなら何も置けない、確かに

いきなり名前のある存在を出さないの信用できる

また土台が重い

ただの光への熱量じゃない

二次元を手元に置くための基礎工事だこれ

 

 

『将来的には、いろいろな“現実にいるように見える存在”へ繋がる技術です』

 

『現実空間に相棒がいるように見えるAR』

 

『専用デバイスを通して、普段は見えないものを探す体験』

 

『画面の中にいる存在を、画面の外へ近づけるための表示技術』

 

『体験施設やイベント会場で、そこにいるように感じるための基礎』

 

『ただし、今日はただの光です』

 

(コメント)

言い方で夢が広がる

相棒が手元に来るのか

見えないものを見る体験ってワクワクする

画面の外へ近づける、良い

二次元が手元に来るための技術じゃん

あえて具体名出さないの偉い

今日はただの光です、が逆に怖い

ただの光で終わる気がしない

 

 

(画面が暗転する)

 

『ボーカロイド関係の進捗は、確認が取れるまで表に出せません』

 

『でも、止まっているわけではありません』

 

『VOICE-LINKやV-COREの調整は続けています』

 

『詳細は話せません』

 

『勝手に問い合わせないでください』

 

『その間、版権なしの技術練習を公開していくかもしれません』

 

『これも本気の趣味の一部です』

 

『派手ではありませんが、将来のために必要です』

 

(コメント)

生存報告助かる

止まってないならよかった

ARの方も追うわ

別技術なのに本筋に繋がってる

派手じゃないけど重要

こういう基礎回好き

二次元が手元に来る土台なら全然追う

名前のある存在を出さない判断、かなり信用できる

 

 

(画面が再び机の上に戻る)

(光の粒が、机の上で小さく跳ねる)

 

[字幕]

現時点では、これ以上の意味はありません。

 

(コメント)

絶対ある

嘘つけ

意味あるだろ

可愛い

ただの光なのにもう愛着湧いてる

名前つけるなよ?

名前つけたら終わりだぞ

また育てる気だろ

 

[字幕]

名前はまだありません。

 

(コメント)

名前はまだ

また「まだ」だよ

名前つける気だ

絶対育つやつ

ただの光が育つな

版権なしだから逆に好き放題育てられるの草

これオリジナルの何かになるやつでは?

 

 

『今回はここまでです』

 

『その間に、別の足場を作ります』

 

『まずは、ただの光を机の上に置くところから』

 

『本気の趣味を』

 

(コメント)

お疲れ

待ってる

ARも追う

ただの光から始まるの良い

本気の趣味を

本気の趣味を

名前はまだ

まだって言ったな

絶対続くやつ

二次元が手元に来る日を待ってる

 

ちょっと設定を見直してたら作り直したくなってきた、どっちがいいと思う?

  • 作り直す
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