過去編です。
オリジナル設定あります。
プロローグ 女神アクアの罪
私は、仲間に嘘をついている。
その事を感じた時、さみしい気持ちになる。
私は宴会が好きだ。騒がしいのが好きだ。
ただ、そんな事をしようものなら、何か事故を起こす。
前にそんな事があったからだ。
私は女神同士の宴会に出席していた。
その時、ある宴会芸をした時、怪我人を出してしまった。
その後、私は周りから距離を取られるようになった。
そんな私を助けてくれたのはエリスだった。
こんな女神とは似ても似つかない私のことが好きだと。
私はその事が嬉しかった。
しかし、私は問題を起こしたことにより、左遷されることになった。
その国は、おかしな国だった。
特に何も信仰していないのに、神は信じている。
多くの宗教を信じている。
そんなおかしな国。
私はその国をすごく気に入った。
ご飯も美味しく、面白い国だったからだ。
私は本屋である本を見つけた。
「何かしら?なろう系?」
そこには異世界に行き、無双する漫画が並んでいた。
一部はアニメ化もされているらしい。
「この世界はエリスの世界に似てるわね。この国の若者をあの世界に行かせたら魔王を打ち倒せるんじゃないかしら!」
私はそんなことを思い、エリスや上司に相談した。
その案はすぐに了承してくれた。
その後、その成果は確かに出ていた。
「やっぱり私は天才ね!エリスは私を先輩として崇めてもいいのよ?」
「ふふっ、今日は純粋に褒めますよ、先輩。」
ただ、風向きが変わったのは早かった。
私の与えた神器が悪用され始めたのだ。
そのため、私は所有者以外は上手く扱えないようにした。
ただ、私は所有者が悪用する可能性を考えていなかった。
「何よ...これ」
私は栄えていたある一つの王国が滅んでるのが見えた。
その要因は私の送った転生者だった。
「先輩、気にしなくて良いですよ...文明は最後には滅ぶものですから。」
そんな言葉をかけてくれたが私にはそんなふうに気楽に考えることはできなかった。
その後は私は真面目に過ごそうと決めた。
私の好きだった酒、漫画、ゲームをやめた。
ただ仕事をする
仕事、仕事、仕事、仕事、仕事…
そんなある日、今日も少年を転生する時私はその死因に笑ってしまった。
「何よ、これ...プースクスクス面白すぎるんですけど!」
私はそんなことを一人、笑っていた。
私はそんなことを気にせず、いつ通り仕事をした。
「アクア様って疲れてるんですか?」
少年はそんな事を言ってきた。
「なんでそう思うのかしら?私は女神なのよ。そんな人間の尺度では女神は表せないのよ。」
少年はそれでも、私に話しかけ続けた。
「どう見ても疲れてるじゃないですか!俺はよく徹夜してたので分かりますよ!」
その言葉に私は怒り、言った。
「あなたみたいなヒキニートと同じにしないでよ!死因がショック死なくせに!」
その少年はその言葉に怒り、
「分かったよ!お前はそんなやつなんだな!ならお前に嫌がらせをしてやる!俺の持って行く者はお前だ!」
何を言ってるのかしら?そんなことが許されるわけ...
「分かりました。」
天使はそういった。
「えっ?待ってほしいんですけど。まだ仕事が...」
「そのことは今はいいです。魔王を倒すまで気にせず、頑張ってください。」
そう言われて、私達は異世界へ転移した。
「ごめんな、アクア様。なんか、俺なんかが怒っちゃって。女神の辛さなんてわかんないけど、辛そうだったからほっとけなかったんだ。」
少年、もといサトウカズマはそう言った。
「いえ、私は嬉しかった。誰も気づいてくれなかったから。」
この世界に来たならばエリスに罪滅ぼしをしたい。
「...そういえば、アクア様の素はアレなんですか?」
...嫌われたくない。その気持ちが初めによぎった。
「違うわ。ついイライラしてて強くあたっちゃったわね…あとアクア様じゃなくてアクアって呼んでちょうだい。」
その時から、本当の私を見せたことはない。
私の嘘をついていることは2つ。
本当の私はこんなひどい性格をしていること。
私のせいで死んだ人、なくなった街が多くあること。
この事を知られたらこのパーティーから追放されるのではないか?
その事を考えると、本当の私を見せることはできなかった。
この世界線のアクアがまともだったのは過去に後悔があったからなんですよね...
逆に元の世界のアクアが責任を感じてなさすぎだと思う。