この最強の爆裂娘と2週目を!   作:四神水晶

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ハンスの強さが盛られました。
このままだとめぐみん無双になるので。





この毒物スライムに神の一撃を!

 

 

 

俺達は温泉の源泉を調査すべくロビーに集まっていた。

「先輩…そんな装備で大丈夫か?」

サトウは饅頭を詰め込んだカバンを見て、そう言った。

 

「大丈夫だ、問題ない。」

この装備はスライムのハンスの気を引くためである。

今のめぐみんのパワーなら隙を作れば魔王軍幹部なんか全員吹きとばせる火力をしているからな。

…逆に負ける想像ができない。

「なんでそんなに饅頭を詰め込んでるのよ...」

アクアから可哀想なやつをみる目で言われた。

「...食欲が強い敵だったら使えるかもなって。」

「そんな敵がいるわけないだろう。」

ダクネスからも…

「大丈夫だ。これは俺が持っていくから。」

とりあえず、この話を終わらして早く源泉に行くことにした。

 

 

 

俺達は源泉の所に来たのだが...

「この先には温泉を管理している人しか通れませんので。」

そんな事を警備の騎士に言われた。

「いやぁ、その管理をしている人とは旧友の仲でして...差し入れでもしようかなと。」

そう、饅頭を見せた。

「なるほど、では確認してみますね。」

つまり、管理人は源泉の近くにいるってことか...

ハンスもいるかもな。

「確認が取れました。通って良いとのことです。」

俺達は騎士に見送られながら山の中に入っていった。

 

 

 

「タカハシってその管理人と知り合いなの?」

アクアはそんな事を聞いてきた。

「そんなわけ無いだろ。俺はそこまで友好関係は広くないぞ。」

その言葉を聞いて、サトウは不思議がりながら言った。

「なら、なんで俺達を通してくれたんだ?」

それは偽物だからですとは言えるわけもなく...

「他人の空似じゃねえか?」

そんなことを言ったら

「そうだとしたらこの世界にそっくりさんが3人いることになるぞ...」

…変だろうか?

「別に世界にはそっくりさんは3人いると言われてるじゃねぇか。」

「私はそんな事を聞いたことがないのですが...」

まとみんはそう言っているが

「俺達の国ではそう言われてたんだけど…」

納得いかないような顔をしていた。

「俺らの運が良かったってことでいいじゃないか。」

そういえばハンスには氷結魔法が使えるはずだ。

「なあ、まとみんは氷結魔法を使えるのか?カーストクリスタルプリズンとか。」

「私はそこまでの魔法は使えませんが、フリーズガストくらいなら使えますよ。」

…聞いたことがない。

「何その魔法?」

「氷結魔法の上級魔法版ですよ。カーストクリスタルプリズンなんてそんな使える人は居ないんですからね。」

ウィズって凄かったんだな…

連れてくればよかった。

「俺もいつか使える魔法を増やそうと思ってな。」

まとみんはその言葉を聞き、

「タカハシが覚えた所で1発撃ったくらいで魔力がギリギリですよ。」

...何故この世界は俺の思うようにいかないのだろうか。

「俺にはドレインタッチがあるし、別に気にしてないし。」

そんな事を言っていたらサトウが...

「大丈夫だ、先輩。別に先輩にそこは期待してないから。」

「...泣いていいか?」

 

俺達は源泉のある所までやって来たのだが…

「なあ、アレって…」

しっかりとハンスがいました。

「どう考えても毒を入れてるよな。俺はサクッとアクシズ教徒を呼んでくるわ。あいつから目を離すなよ。」

そう言い残し、俺はテレポートをした。

 

 

そんな事があり、俺はアクシズ教の教会に来たのだが…

「ようこそ!アクシズ教団へ!入信ですか?今入信すると...」

熱烈な勧誘を受けた。

「俺はそれよりもいい話を持ってきたのですよ。最高責任者はいますか?」

「ああ、あのお方なら今は警察に捕まってます。」

そうだった。アクシズ教団は、全員ヤバイ奴だった。

「今いる人で一番偉い人を呼んでください。アクシズ教徒を増やす策があります。」

「分かりました!すぐ呼んできますね!」

そう言って受付の人は呼びに行った。

 

 

それで呼ばれたのはセシリーだった。

結構偉い人だったのかもしれない。全く尊敬する気にはならないが。

「こんにちは。一体アクシズ教徒を増やす策って何かしら?」

そんな事を言ってきた。

「実はですね…この街に魔王軍幹部がいたんですよ。その討伐に貢献すればアクシズ教の素晴らしさが世界に広がるはずです!」

そう言ったらセシリーは

「…なんて完璧な作戦なの?!あなたをアクシズ教の幹部に入れてもいいくらいじゃないかしら?!」

そんなことを言い出したセシリーに対し、

「今は仲間たちがその魔王軍幹部を監視してます!精鋭部隊を作り、討伐することでこの街の平和を、アクシズ教を世界に広げましょう!」

「あなたは最高な考えを持ってるわね!あなたの名前は?」

「タカハシカズマです。」

関わりたくなかったが、仕方ない。

「分かったわ。あなたは名誉アクシズ教徒に任命するわ。」

絶対に嫌だが今はそんな事を言ってる暇はない。

「早速行きましょう!アクシズ教の為に!」

 

 

 

俺は3人の凄腕プリーストを連れ、仲間と合流した。

「助っ人を呼んできたぞ。」

そう仲間に言ったら

「あれ?お姉さんじゃないですか。」

まとみんはこの頃から面識があったらしい。

「ああ、めぐみんさんがお姉さんと...ってめぐみんさんが2人いる!どういう事?!もしかしたら私のめぐみんさんに囲まれたいという願いをアクア様が叶えてくれたのかしら...アクア様、感謝します!」

めぐみんは言いにくそうに

「私の名前はたかはしめぐみなのですが...」

「あら?他人の空似だったの?なら自己紹介をしなくてわね。私の名前はセシリーよ。お姉さんと呼んで。」

…もう気にしないほうがいいと思う。

「分かりました。セシリーさん。」

「わかってないじゃない。1回言ってみて?」

そうめぐみんを諭していると...

「そう言ったら、ずっと言わないとかもしれないじゃないですか。」

セシリーは少しギクッとした。

「...ほんとにそのつもりだったのか?」

「…」

「おい。」

久々にダメなやつと関わると精神が削れる...

「早くあいつを倒そうぜ。」

そう言って源泉の監視を続けてたらしいハンスを指差し言った。

「あの人は誰なのかしら。管理人とも違うらしいし...」

「あいつはデッドリーポイズンスライムのハンスですよ。」

「おっ?スライムなら雑魚なのか?」

サトウはそんなことを言った。

「いや、物理攻撃が効かないくせに魔法の耐性もある。さらにデッドリーポイズンスライムは毒を持っていて、触れたら即死だ。」

俺のその言葉を聞き、

「えっ?やばくない?」

「やばい。俺でも完全に溶かされたら生き返れない。」

ただ、ここには優秀なプリーストが4人もいる。

勝った!風呂食ってくる。

 

 

 

そんなうまくいくわけもなく…

「おい!そんな近寄るんじゃない!爆裂魔法を撃てないじゃないか!」

アクシズ教徒は死を恐れず、ハンスに接近戦を仕掛けていた。

「なんなんだ!アクシズ教徒は!死が怖くないのか?!」

ハンスも引いていた。

「怖いけれど、アクア様のご加護がある私達は死なないわ!ねぇ、タカハシ!」

「アクア様でも流石に助けれないわ!ちゃんと戦況を見ろ!」

そんなふうになかなか倒せずに手間取っていたら...

「やるじゃないか。俺の本気を見せよう。」

そうハンスは言った。

巨大化なら勝てる!

「こい!リトルスライム!」

...何それ?

そうしたらハンスの一部分がスライムとなり、その部分が分裂し、スライムの群れを作った。

「なんじゃその技は?!」

そのスライムはめぐみんなどの後衛職を狙った。

「フリーズガスト!」

まとみんは氷結魔法を放っているが...

減るスピードより、増えるスピードが速い。

「ダクネス、サトウ、アクア、セシリー達はまとみんたちを守れ!俺はその間にチビスライムを引きつける!」

「先輩は大丈夫なのか?」

そうサトウはスライムを処理しながら言った。

「俺は何度でも生き返れるからな。」

「...完全に溶かされたら生き返れないって言ってたじゃないか。」

実際、それだけは死因になりうるが、それだけだ。

「それだけは気をつける。」

 

 

とりあえず、ヘイトを集めよう。

俺は持ってきた饅頭だらけのカバンを持つことでチビスライムを引き寄せた。

「お前!?なんでそんなもん持ってんだ!?」

ハンスは驚いているが、まあ爆裂魔法で吹き飛ばせば関係ないだろ。

そう思い、油断していたら、チビスライムが毒ガスを出してきた。

 

...知らないよ!そんな技!

 

 

 

俺は天界に来ていた。

「...あの、カズマさんはハンスを討伐したことがあるのですよね?」

エリス様はそんな事を言ってきた。

「だって仕方ないじゃないですか!俺が知らない技をポンポン出してくるんですから!」

なんだよ!これは!裏付け設定か?!

「それは、本気を見てなかっただけじゃないですか?」

そんな訳は...

「...温泉って浄化作用が、あったりします?」

「当たり前じゃないですか。普通の毒物なら浄化しますよ。」

まさか、あのハンスは弱体化したあとだったのか?

「...戦況はどうですか?」

「爆裂魔法を2発撃ち込んだそうですが、再生し始めているようです。何とか氷結魔法で止めようとしていますが...」

やべぇ状況になってきた。

まさかウィズがキーパーソンだとは思わないじゃん。

そんな事を話していたら、魔法陣が現れた。

「すいません!俺はもうお時間のようです!」

そんな事を言ったらエリス様は驚きながら言った。

「え?!一体誰が蘇生して...先輩?!でも先輩は戦闘中で...」

「あとで説明しますから!」

そう言い残し、俺はまたあの世界に生き返った。

 

 

 

 

俺は生き返った直後にすぐ冒険者カードを確認した。

「とりあえず使えるスキルは...」

氷結魔法か、浄化魔法を...

その時、俺は()()()()()()()()()()が目に止まった。

「なんでこのスキルが今更...でもこれって」

そこには『ゴッドブロー』と書いてあった。

 

 

俺が戦いに復帰した頃にはハンスはもうスライムとなり、サイズも小さくなっていた。

「結構小さくなったな。」

「それでも大きいですよ!もう隙を与えてくれません!」

めぐみんはそう言いながらチビスライムから逃げていた。

「私達は警戒されているようです!」

まとみんの言う通りにチビスライムは魔法使い2人組を積極的に攻撃していた。

それを守りながら攻撃していたようだ。

「アクア、俺に案がある!一緒に付いてきてくれ!」

「死ぬのは嫌よ...ってその力は?」

俺には何も感じないが...

「とりあえずそれは置いておけ。俺達はあいつ本体を叩く。」

「けど、物理攻撃は効かないんだろ?」

サトウはそんな事を聞いてきた。

「俺は1つ効いた技を知ってるんだよ。」

「なんでそれを知ってるか分からないが...まあ、先輩に任せるよ。」

「ありがとな。ダクネスもセシリー達もめぐみん達を守ってくれ!」

「分かった。その期待に応えよう!」

ダクネスは頼もしい返事をしてくれた。

「当たり前じゃない!このロリっ子達が失われたら人類にとって痛い損失になるわ!」

...アクシズ教徒は何時だってぶれない。

「アクア、行くぞ!」

 

 

「お前は?!何故生きている?」

ハンスはそんな事を言ってきた。

「ちゃんと息の根を確認するんだな。」

「確認したわ!」

そっか。もしかしたらチビスライムとも感覚を共有しているのかもしれない。

「てか、スライムでも喋れるんだな。」

確か前の時は喋れなかった気が...

「大きなときは喋ってなかったから、多分、サイズが小さいと喋れるのよ。」

アクアはそう言った。

「ただ、お前達は失敗したな。戦力を分散するのが狙いだったのかもしれんが、決定打がないお前らを相手する必要はない。せいぜい仲間が死ぬ姿をここで見てるんだな!」

ハンスはそんな風に油断していた。

「それはどうかな?やってみなきゃ分からねぇ!」

俺達はハンスに向かって走った。

「アクア!力を貸せ!」

「分かったわ!」

俺は右手に魔力を込め、アクアはその逆の手に魔力を込め、叫んだ

「「ゴッドブロー!」」

その攻撃は、ハンスを吹き飛ばした。

「もう一発!」

俺達はゴッドブローを撃った反対の手に魔力を込め...

「お前らは何なんだ!まさかあの教団の...」

「「ゴッドレクイエム!」」

神の一撃を放った!

その一撃によってハンスは浄化され、周りの温泉も浄化された。

 

 

俺達が街に戻った頃には温泉の汚染問題は治り、温泉の営業は再開された。

...まあ、その温泉の効能は失われてしまったのだが。

 

その後、アクシズ教団から呼び出しをくらい、怒られると思いながら、俺はアクシズ教団の教会に向かうと...

「ありがとうございました!タカハシカズマ殿!」

アクシズ教徒から熱烈な歓迎を受けていた。

「どういう事だ?俺はてっきり怒られるかと...」

そんな事を言ったら

「そんなとんでもない!まさか貴方達はこの街の、ましてはアクシズ教の恩人です!温泉も浄化してもらい、さらには聖水にしてくれるなんて!」

そんな事をゼスタから言われた。

全くもって嬉しくない。

「あなたはアクシズ教に入信する気はありませんか?」

「お断りします。」

それだけはお断りだ。

「残念です...まあ、アクア様の使者として、この教団の恩人として、幹部と同じ権限を付与します!」

...結構便利かもしれない。

特にアクシズ教から逃げる時に。

「それはありがたく頂いちゃおっかな!」

「ならばこの契約書にサインを!」

俺はこの言葉に疑問を浮かべ、その書類を見てみると...

入信書だった

「書くかぁ!」

俺はその入信書をビリビリに破いた。

「残念です...まあ、この人材を無くすのは惜しいので、アクシズ教をこれからもよろしくお願いしますね。」

そう言いながら、ネックレスを渡してきた。

「何ですか?これは?」

「これは幹部のみ渡されるネックレスです。感謝の印に受け取ってください。」

何か裏があると思うが、嬉しく受け取った。

「あ、ありがとうございます。」

「本当に感謝してるなら、またいい案を思いついたなら教えてください。」

そんな事ならいいだろう。

「分かりました。」

その後、俺にしか聞こえない声で言った。

「アクア様をよろしくお願いしますね。」

その頃からわかってたのかもな。

「分かりました。俺たちに任せてください!」

俺は言葉を返し、教団を後にした。

 

 

 

 





勝った!第3章完!

...ちなみにまだ3章は続きます。
言ってみたかっただけです。
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