この最強の爆裂娘と2週目を! 作:四神水晶
俺達は早速カツラギとその取り巻きを連れてレストランにきていた。
「タカハシは一体どこからこの金を出しているんだい?」
「そうよ!もしかして盗んだの?」
「黙ってろ取り巻き1号。俺は自分で商品を開発して金を稼いだんだよ。⋯⋯で、俺の願いについてだが、魔王討伐の同行を頼みたい」
取り巻き1号が『私にもフィオって名前があるの!』とかほざいていたがキャラが薄いのが悪い。
「けど、君達は勝てるのか?魔王に」
「勝つさ」
隣でアクアがご飯を食い続ける中話し合いは続く。
こいつは置いてきたほうが良かったかもしれない。
「まあ、僕はついていくさ。男に二言はないからね」
アクアの前でカッコつけるカツラギ。
アクアにはこうかはないようだ。
「「キャ〜」」
取り巻きにはこうかはばつぐんだ!
そんな惚れた女一人落とせない男とその取り巻きが魔王討伐のパーティに参加することになった。
ここまで来たらもう勝ちだ。
「じゃあ私はサトウ達を呼んでくるわね」
そう言ってアクアは立ち去った。
そして俺達は会計を済まして外へ出た。
あいつ普通に奢らせやがった⋯⋯
「というわけでこのパーティと一時的に協力しようと思います」
そうカツラギ達を紹介した。
「まあ、この私に任せるといいですよ!爆裂魔法で全てを消し飛ばして見せます!」
そう言ってめぐみんはポーズを取った。
「すまない。冷静に考えたら僕達は要らないんじゃないかと思えてきたのだが⋯⋯」
「奇遇だな。俺もだ」
もう全部あいつ1人でいいんじゃないかな⋯⋯
そんな事もありつつ、ゆんゆんとも合流した俺達は魔王城へと向かう事になった。
「次の街はアルカンレティアか⋯⋯」
もう戻ってきてしまった⋯⋯
変わらぬアクシズ教徒の勧誘と引いている人々。
「ほんと、変わらないですよね⋯⋯」
「わ、私も何も言い返せせないわ⋯⋯」
「お前⋯⋯念の為お前の信徒だろ⋯⋯なんとかしろよ⋯⋯」
前の世界のアクアはよりたちが悪い。
自分が悪いと分かっていないからな。
あいつらと比べるとましに感じてくるのは凄いと思う。
そんなことを考えていたらついにアルカンレティアに着いてしまった。
ここで乗り換えをしなければならないのだが⋯⋯
「アクア様!こちらの馬車をお使いください!」
アクシズ教からの絡みである。
「えっと⋯⋯大丈夫よ?私達は自分で馬車をとるから」
「いえいえ!アクア様に何かがあったらどうするんですか!」
アクアが女神だとバレているためこんなVIP待遇をされているのだ。
ただ問題点が1つ。
「この私が操縦しましょう」
この人が操縦しなければ。
いや、アクシズ教の人じゃないならいいのにな⋯⋯
この運転をする可能性のある人物はゼスタ。
ショタコンでロリコンで異種もいける。
ストライクがでかすぎる教団の最高責任者だ。
つまりは関わりたくない人物である。
前回も魔王城まで送ってもらったのだがその間にもアクシズ教団最高責任者の名に恥じない活躍をした。
よだれを垂らすと魔物は逃げ出した。
俺も逃げたくなった。
そんな彼が運転しようと言っているのだ。
「まあ、いいのではないか?」
ダクネスめ⋯⋯お前が馬車も運転できればこんな奴に頼らなくて良かったというのに⋯⋯
「なあ先輩、なんでそこまで嫌がるんだ?確かにアクシズ教とは関わりたくないけど⋯⋯」
「あいつな親玉でアクシズ教一ヤバイ奴だからだ」
「⋯⋯は?」
「心外ですな。私を変態扱いなど」
「言ってません」
よく見るとゼスタはほのかに顔が赤くなっていることに気がついた。
ま、まさかこいつ⋯⋯Mでもあるのか⋯⋯?
誰が嬉しいんだ。おっさんのMは⋯⋯
「やっぱり断らないか?」
「けど僕達が皆乗れる馬車はこれくらいだよ?」
そう。サイズ的にはなのだが⋯⋯
「チェンジ」
「駄目です」
根負けした俺たちは結局ゼスタを頼ることになってしまうのであった。
そうして俺達は馬車に揺られながら魔王城へと向かう。
「⋯⋯僕がここなのは少し嫌なのだが」
カツラギはゼスタの前で馬にまたがっていた。
二人乗りである。
たまに青ざめるカツラギをみて少し可哀想だなと思った。
「カズマ、代わってあげたらどうですか?」
「いやだ。お前もいやだろ?」
「確かにそうなのですが⋯⋯」
少しずつカツラギの目から生気が失われていった。
すまないカツラギ。
金はあとで渡してやるからな。
そうして俺達は魔王城の目の前までたどり着いた。
ついに俺達は魔王城にたどり着いたのだ。
「めぐみん⋯⋯あの城撃ち抜け」
「了解です」
そうしてエクスプロージョンを放つが⋯⋯
結界に阻まれ、攻撃が通らなかったのだ。
文字数が減り続ける男!
スパイダーマッ!(BGM)
どんどんモチベが下がる男!
スパイダーマッ!(BGM)