魔法少女ノ幻想記 作:脳を焼かれた二次初心者
焼かれた人「本当に晩鐘鳴らしたり本人出せるならやばかったが最強すぎるのでそんなわけもなく」
???「『
焼かれた人「ha?」
マーゴ視点。シェリーに負けず劣らず一人で普通にやっていけそうな印象
2022/8/22 念話部の括弧を変更
ーーー???ーーー
side マーゴ
光を抜けるとそこは草原でした…じゃないけれど
「開放感は十分ね」
どこかしら、ここ
衣、食、住、全部ないのはまずいわね
そこの森に狩猟小屋でもないかしら
ーーー???ーーー
side マーゴ
食べれるか分からないけれど、色々集まったわね
…雨、降るかしら
キヒッ
…?今何か…
キヒヒ
あれね…変質者、で済ませるには造形が違うわね
とりあえず
人型で武器を持つだけの知性はある…と。それなら…
ポイッ ボトボトッ
ギヒャヒャ
なるほど、毒がないのはあれなのね
…味覚まで同じかは、分からないわね
…とりあえず
『ボクは桜羽エマだよ』
ギャーギャー
知能はないみたいで助かるわ
…少し前に見つけた川、ひとまずあの下流を目指そうかしら
ーーーロダン伯爵領ーーー
side マーゴ
建物と人は見つけたけれど
城門に、武装は剣に槍、道には馬車、それに遠目だけど
…本当に、どこかしらここ
「次」
「商人です、王都から来ました」
「馬車を見させてもらうぞ」
「はい」
…日本じゃないわね
あんなUMAが居るなら異世界、と思いたいけれど…
ゴクチョー「みなさんは魔女になる因子を持っています」
どうしてこの短期間にいろんなのと遭ってるのかしら
まあ
「よし通れ」
「ありがとうございます」
「次」
厳重ねぇ…
ーーー夕暮れーーー
side マーゴ
『ギャーギャー』
「おい、聞こえたか」
「ああ」
『ギャーギャーギャーギャー』
「多いな…悪い、応援を呼んできてくれ」
「俺は残りを入れて門を閉めておく」
「いいのか?」
「残りは手ぶらの女と子供だ、書けと言われて書けるかもわからん」
「そうだな、頼んだ」
「皆さん、魔物が近くに居ますので急いで中へ」
あら?一人は引っ込んで一人は誘導始めたわね
闇に紛れて入るつもりだったけれど…こっちの方が楽ね
もう少し服を汚して…これでよしっ
「おいそこ、お前も早く…」
「おお…」
…通っていいのかしら?
「な、なあ、俺もう少しで仕事終わるんだが…」
…この顔は見覚えあるわぁ…ハァ
『悪は死ね!死ね死ね死ね!』
『ゴシャ ブシャ』
「…いけ、早く入れ」
じゃあねお兄さん、この先には何もいないけれど、元気にしてね
ーーー少し後ーーー
side マーゴ
ひとまず入れたけれど…貨幣経済っぽいわねぇ
まあ、盗ろうかしら…
「おい待て、こらー」ドタバタ
治安は程々といったところかしら
あらこれは…銅に銀、お札はないけれど…多分財布ね
……
「やっと撒いたか」
「この辺で落とした気がするんだが…」
『おい待て、こらー』
「ちいっ、しつこい」
「はぁ、はぁ」
「見つけたぞー」
「くそっ」
「しつこい、なんで今日は」
『おい待て、こらー』
「このっ」
………来ないわね
一回本物が来たのは予想外だったけれど、まあ誤差ね
じゃあ頂いてっと…
ーーー翌日ーーー
side マーゴ
『おっちゃん、これ一つ』
「おう」
『…』
「…」
男っぽい声なんて思ってるのかしら
「なあ嬢ちゃん、俺はまだ、いやおっちゃんか…何でもない」
…悪いことしたかしら?
まあ目的でもあるしもう一つ
「二つ買ってくれるのか?」
「おい一枚多いぞ、ほれおつりだ」
「毎度ありー、また来てくれー」
1枚と4枚、それを2つ買って3枚払いの釣り2枚…
間違いなく10進法ね、覚えやすくて助かるわ
あとは宿、ね…
ーーー数週間後ーーー
side マーゴ
「おいこれで何箇所目だ」
「6です隊長」
「本当にこの街に何かいるんじゃないんだろうな」
「やめてくださいよ」
「冗談だ」
「…そういえば隊長、勇者様は…」
「ああ話は持って行ったんだが、切れないなら任せるだと」
「切れない…ですか?」
「ポルターガイスト?とか呟いていたがよく分からんのだ」
「…なるほど?ともかくお力はお借りできないということですね」
「ああ」
そろそろ帰らないかしら
「隊長」
「おお戻ったか、どうだった」
「この近くにもやはり居たようです」
「最近か」
「はい。髪を結んだ男声の黒髪女性、2日前に見たと」
「まだいるかもしれんな、探せ」
……今回は肩落とさないわね
頃合いかしら
「おいそこの、顔を見せろ」
『はい?なにか?』
「何!?」
『どうしたの?』
「黒髪、身長、顔つきは一致する。だがこの声は…それに髪型も違う…」
『?』
「どうした、何をしている」
「何でもありません、今行きます」
『いってらっしゃい、おしごとがんばってね』
「ありがとう」
…これ以上姿を隠すのは厳しそうね
ーーーロダン伯爵領某所、数日後ーーー
side マーゴ
「それでうちに来たと」
「確かにうちは色々やっているが、嬢ちゃんが働くようなところじゃないぞ」
【この通り読み書きはできるから働かせてもらえないかしら】
「さっきからそれだが…声が出ないのか」
【いえ出るわ、でも今はよくないの】
「話してみろ」
『こんにちは』
「な…男!?」
【女よ】
「…」
【だからそっちの仕事は厳しいの】
「…いったん置いてやる。だが役に立たないのなら
【何されるのかしら、怖いわね】
「…!」
「おい出ていけ、部屋の外で待ってろ」
「これで2人だ、それが売りか」
【ええ、話せなくても役に立てると思うわよ】
「なるほど、うちはいくつめだ」
【来たのは4つ目、明かしたのは2つ、気づいたのは初めてね】
「…うちの前は余程のアホだな」
「わかった、俺の秘書をやれ」
ここらが落としどころかしらね…
『ええ、よろしく』
「…喋れるじゃないか」
【事情があって、読み書き聞きより話す語彙が少ないの】
「…どういう事情だ…」
本は
「まあいい、しばらく俺が教えてやる」
【ありがとう、さっそく質問だけど】
「なんだ」
【「勇者」ってなに?】
「様」がついてるから偉い人なんだろうけど、あまり会話に出てこないのよね…
「そんなことか」
「世界を救うと予言されこの地に神器を携え降臨されたお方のことだ」
神器を持った救世主…ああ、□トね
…ドラ〇エ?
魔物と合わせると勇者ってとこかしら…なるほど、「様」がつくわけね
【わかったわ、ありがとう】
「これから
【意外と優しいのね】
「…ちぃっ、やりにくい」
信用ならできそうだしこの領地に居る間はここにお世話になるかしらね
ーーーロダン伯爵領ロダニア、しばらく後ーーー
side マーゴ
「くそっ、くそっ」
また荒れてるわねぇ…今度は何かしら ガチャ
「大丈夫?」
「
「……」ハァ
「………くそっ」
「…それで、私がどうしたの?」
「……この前の商談で勇者様が居ただろう」
「ヒロアキ様?居たわね」
「…興味を持たれた」
「…はい?ヒロアキ様に?」
「ああ、平等が大事とかぬかしてたな」
どちらかというと日本人探しかしら
この辺で黒髪は珍しいようだし
「だがお前が行かなくても
「できない相手がいるのね」
「……くそったれ」
「…」
「領主はどうとでもなる、兵士相手でも手はある」
「…」
「だが勇者のガキは未知数、そしてそれ以上に勇者の願いなら王の剣が動きかねん」
「…なるほどね」
「奴相手では傭兵も雇えん」
「…お世話になったわ、ありがとう」
「……何とかすると言ったら、俺を信頼して待つことは、できないか」
「無理ね、でも信用ならしてるわ、地声で話す程度にね」
「…出るつもりなら
「優しいのと正直なのは美徳だから大事にね?」
「くそがっ」
牢屋敷よりはいい環境だったわね
「じゃあね」
「…ああ、
「…ふふっ、ええ、
ーーー屋敷、数日後ーーー
side マーゴ
マーゴ 「勇者様のお披露目会、でしょうか」
ユグノー「ああ、出席してもらいたい」
マーゴ 「…あの、ユグノー公爵様。私は勇者様とはほぼ初対面だと記憶しているのですが」
ユグノー「その通りだ」
マーゴ 「それに平民ですので…周りも納得できないかと」
ユグノー「最終的には
ロアナ 「……」
あの時のエマちゃん並に分かりやすい無言不機嫌、久々ね…可愛いわぁ
それに比べ
ユグノー「私も悪い話ではないと思い、
いい話だけど反対?…どういうこと?
ユグノー「それから、フローラ王女は最初から賛成しておられる」
マーゴ 「貴族ですらないものが参加しては、外聞が悪いのではないでしょうか」
ユグノー「それについては考えがある」
ユグノー「ホシマ君、お披露目会以降はホシマ・ユグノーと名乗ってほしい」
ユグノー「これについては勇者様にも納得していただいている」
…
それはともかく、義理にしても血縁による結びつきができるなら個人的には好都合、と
ロアナ 「……」
フローラ「…?」
渋々と不思議ってとこかしら、「様」とつくだけの影響力はあるみたいね
マーゴ 「マナーや教養については…」
ユグノー「お披露目会は1ヶ月後だ、それまでには形にできるだろう」
マーゴ 「…分かりました。お引き受けします」
ユグノー「そうか、ありがとう」
マーゴ 「…すみません、一つ質問よろしいでしょうか」
ユグノー「構わん。なんだね」
マーゴ 「なぜ勇者様は私に夜会への出席を求めるのでしょうか」
ユグノー「話せない…いや、本人からは聞いていない。
直接は言われてないけど察してはいる、話せることではない…と
ロアナ 「……」
フローラ「…?」
相変わらずの表情…まあ嫉妬かわがままか、きっとその辺ね
おかげさまでマナーや世界情勢が本職から教われて好都合、としておこうかしら
マーゴ 「分かりました、ありがとうございます」
ーーーガルアーク王国、社交館、夜会1日目ーーー
マーゴ「(流石に場違いね…)」
ハルト「(ホシマ・ユグノー…ユグノー?)」
「勇者ヒロアキ・サカタ様は
ハルト「(なるほど、遠縁ならスティアードと顔が似ていなくても不思議はない…)」
ハルト「(一緒に入場せずこの紹介になったのも、勇者の意向の兼ね合いといったところか)」
マーゴ「(嘘八百ねぇ…)」
「…その美しい黒髪に
マーゴ「(言ってすらないのね…八百じゃ済まないかしら)」
ハルト「(黒髪…確か目撃があったのも黒髪)」
ハルト「(黒部ナノカと宝生マーゴ…まさか!)」
ハルト『(シェリーさん…もしかしてあれは…)』
シェリー『(はい、間違いありません!マーゴさんです!)』
ハルト『(…ありがとうございます)』
ハルト「(なぜここに…)」
誘拐されたと思ったら早々に図書室に居て一番に解読進めてる原作ちょっと適応力高すぎる
目の前で死体ができた後、人外に終身刑or死刑の二択告げられた後にできる行動じゃないて
魔法の応用力・熟練度もチートなので合流だけ前提に脳内で好き勝手に動いてもらうことに
宿屋でポルターガイスト起こしつつ不法滞在のプロットのはずが貴族に…そうはならんやろ
ユグノー(建前)「養子という折衷案で勇者様を説得できるのは場に当主本人が居た私だけだった」
ユグノー(建前2)「大変でしたが勇者の無茶ぶりに外聞を損なわないように迅速に対応しました」
ユグノー(本音)「愚息+1人のせいでハルト氏との縁に期待が持てない、勇者の機嫌を取らねば」
ユグノー(本音2)「唐突な決闘の申込みとか喧嘩とかされるより根回しで済む分まだ楽で助かる」