魔法少女ノ幻想記 作:脳を焼かれた二次初心者
A.ありません。戦闘なら精霊術でいいので。鼓膜なんか狙ってないで命か四肢奪りましょう
わちゃわちゃしてます
ーーー夜会中断後、ガルアーク王国王城ーーー
「セントステラ王国の勇者、タカヒサ=センドウ様がハルト殿との面会を望んでおられます」
「ご同行願えますか?」
ハルト「(貴久からの呼び出し…間違いなく美春達の件だろう…が)」
ハルト「(沙月も一緒なのか?どの程度把握している?)」
ハルト「……タカヒサ殿が私に、ですか?」
ハルト『(二人は…)』
マーゴ『(ついていこうかしら)』
シェリー『(行くんですか!?)』
「はっ、『話をしたい』とのことです」
ハルト『(部屋で待っていても…)』
マーゴ『(今は城全体の警備を固めたい、それなら…)』
マーゴ『(英雄と勇者の会合の警備に精鋭は回さないんじゃないかしら?)』
ハルト「…なるほど」
ハルト「承知しました。案内をお願いします」
ーーーーーー
ハルト『(…マーゴさん)』
マーゴ『(私にとっても想定外よ?)』
ハルト『(…いえ、そうですね)』
リリアーナ「ハルト様、先ほどはありがとうございました。おかげで助かりましたわ」
貴久「僕からも礼を言わせてください。リリィを守ってくれたようで」
マーゴ『(愛称…話したのかしらね)』
シェリー『(命綱に等しいのに話しますかね?)』
マーゴ『(命の危機を前に冷静で居られたら、話さないわね…でも)』
ハルト「いえ、私は自分に襲いかかってきた賊を撃退しただけですから」
マーゴ『(無事で済んだからこそ、かもしれないわ)』
シェリー『(なるほど!たしかにヒロさん死んだ後冷静な人増えてました!)』
ハルト「お付きの皆様やこの国の騎士の方々のおかげでしょう」
ハルト「(なるほど)」
ハルト「(たしかに動揺していても仕方ない…か)」
リリアーナ「いえ、ハルト様がいらっしゃらなければ、私も襲われていたかもしれませんわ」
リリアーナ「もっとご自分のなされたことに誇りをお持ちくださいませ」
シェリー『(誰か襲われた方がよかった気もしますねー)』
マーゴ『(不謹慎よ?)』
シェリー『(でも次の芽は摘みやすかったですよ?)』
ハルト『(シェリーさん?何を…)』
ハルト「私には身に余るお言葉です」
リリアーナ「謙虚なのですね」
ハルト「いえ、そのようなことは」
シェリー『(口封じが完璧過ぎたんですよね)』
シェリー『(失敗が確定した直後、尋問が始まる前。タイミングばっちりでした)』
マーゴ『(…現場に居たってことね)』
シェリー『(ですね!なのでハルトさんが居る間は2度目はないと思います)』
貴久「そろそろ先輩…沙月さんも来るはずです。話はそれから」
シェリー『(おそらく一斉発動なので数人攫わせておけば禁呪使うの躊躇ってそうですし)』
マーゴ『(サポートに動くだけでもどの国の招待客かは分かっていた…と)』
ハルト『(…俺の活躍で一時の平穏を得た代わりに尻尾はもう掴めない、ということですか)』
シェリー『(はい!)』
シェリー『(といってもハルトさんは間違いなく邪魔なので殺す算段がつけば来ると思います)』
ハルト『(…なるほど)』
「サツキ様をお連れしました」
ーーーーーー
side マーゴ
話し合いに集中すると言って念話から外れていったけど…
この感じ、
…ついてきて正解ね
シェリー『(マーゴさん、どう見ます?)』
マーゴ『(
一人きりになって本当なら言葉も通じない状況で三か月
いきなり情報が入れば顔に出てもおかしくない…それに…
シェリー『(マーゴさんもそうでした?)』
マーゴ『(私は…そんなことなかったわね)』
マーゴ『(それより適応する…生きていくのに必死だったもの)』
シェリー『(生きるのに必死だと感情が消える…なるほどー)』
…何に納得してるのかしら?
マーゴ『(
貴久「……はい、そうです。彼女は俺に協力してくれると言ってくれたので…」
マーゴ『(そもそも嘘つくのが下手なタイプね、多分)』
シェリー『(それは感じました!罪悪感で供述が破綻しそうな人ですよね)』
ミステリーだけじゃなく人狼ゲームに近い推理モノも好きなのかしら
ハルト「タカヒサ殿はどうしたいとお考えなのですか?」
貴久「…俺はあの三人を保護したいと思っています」
貴久「俺がこの手でみんなを守りたい…悔いが…ないように」
ハルト「なるほど。では仮に三人が城に付いていくのが怖いと答えたら、貴方はどうしますか」
貴久「そんなことはありません。きちんと説得します」
ハルト「説得するのと安全だと言えるかは別問題でしょう?」
貴久「リリィなら大丈夫です!リリィは王族ですが、俺の理解者だ」
貴久「政治の道具にさせないように協力してくれると言ってくれました」
ハルト「その言葉を保証できる根拠はありますか?」
貴久「彼女は王族で俺は勇者です!協力すれば口答えできる貴族なんていない!」
マーゴ『(
片や初恋と義妹と実弟、片や初恋と実妹と一番弟子、当然ではあるけど…
シェリーちゃんとしては自然なのかしら?
シェリー『(精霊の民の里より過ごしやすい場所限られてそうですからねー)』
マーゴ『(
シェリー『(自然が豊かでみんな優しいいい場所ですよ!)』
マーゴ『(それは楽しみね)』
ハルト「私もサツキ様もリリアーナ王女殿下のことをほとんど存じておりません」
貴久「っ……それは……」
シェリー『(決着ですかね!)』
マーゴ『(王女様次第ね)』
この静観っぷりじゃ無さそうね
沙月「
沙月「
…あらぁ?
貴久「それは…本人の意思…を、
あらあらぁ?
貴久「話せば…みんなと会って話せばわかります」
…
マーゴ『(シェリーちゃん)』
シェリー『(どうしました?)』
マーゴ『(ハルトさんに提案してほしいことがあるんだけど……)』
ーーーしばらく後ーーー
side ハルト
明日の日程は決まった
午前中に外出しアイシアと念話で接触
ついでに二人には岩の家に戻ってもらって情報共有
アイシアから会うかの返事をもらって午後は国王との謁見
その後は…三人の判断に任せようかな
亜紀はラティーファと約束していたから戻るだろうか
雅人は…基礎は終えてるから続きはセントステラの騎士に任せても大丈夫だろう
みーちゃんは……
シェリー『(ハルトさんハルトさん)』
………
シェリー『(ハールトさーん!)』
ハルト『(すみません、少し考え事をしていました)』
ハルト『(何かありましたか?)』
シェリー『(明日から美春さん達がガルアークに居る間、護衛に回っていいですか?)』
…?
ハルト『(…マーゴさん)』
マーゴ『(正解よー)』
シェリー『(勧められたのもありますが、一つ仮説ができました!)』
シェリー『(集団で攻めたうえで尻尾を掴ませない、そんな事件他にも最近ありましたよね)』
ハルト『(…アマンドですか)』
シェリー『(はい!セリアさんと私はバレてません。ハルトさんを標的にするには役不足)』
シェリー『(そうなると同一犯と仮定した場合その標的は、おそらくリーゼロッテさん…)』
ハルト『(あるいはユグノー公爵、ヒロアキ様、フローラ様、ロアナ様…)』
そういえば賊の多くはこちらに向かっていた…ガルアークの王族以外が狙いだとするなら…
ハルト『(セントステラへの出発まで、夜会を解散するまでの間の方が危険かもしれない…と)』
シェリー『(同一犯という仮定のもとではありますが)』
シェリー『(アマンドの黒い魔物?ならどこでも出せそうですし護衛欲しくなりませんか?)』
…あれか
1度目で使わなかった以上おそらくはできない、あるいはしたくないと見ていい…が
とはいえ自棄になって使われると困る手段なのは確か…か
ハルト『(マーゴさんの方は…)』
マーゴ『(
ハルト『(…なるほど)』
経験上こういうのははぐらかされる。追及してもおそらくあまり意味はない
とはいえ"内緒"ではなく"勘"、つまり
一番可能性が高いのはリリアーナが王族としての責務を優先することだが…
…ガルアークに居る間の護衛をつける理由にはならない。本国と連絡を取れない今は必要ない
……わからない、がミリアと同じだけの記憶を持ったうえでその判断ということは…
ハルト『(分かりました。シェリーさん、お願いします)』
シェリー『(はーい!)』
ハルト『(ただ、三人の判断に影響を与えないようお願いします)』
シェリー『(わかりましたー!)』
どうなるにせよ
人生2周目と探偵と
シェリーの仮説
アマンドでレヴァナントが唐突に屋敷に湧いた→屋敷の中に召喚or転移させる術を持っている→今回は失敗を見据えて禁呪を仕込んだ捨て駒だけ使った→同一犯とすると本気の襲撃来るとまずい
目的に沿って動く敵には強いイメージ。なので貴久は苦手
シェリーちゃん可愛い大好きえらいねすごいね天才!