東方夜光録『ヤコウロク』   作:◆◇夢幻水晶◇◆

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 本編始まりました!何やら会話風景が美少女ゲーみたいになっている気が……いやいや気のせいだ!!!どうしよう…前書きって書くこと無いな…まぁいいか。
楽しんでいただければ光栄です!!


一幻~少女と既視感~

変わり映えのない、とは言ったものの友人との会話は日々変わるもの。もっとも、高校二年にあがったばかりで、新しく後輩というものが出来たので割と最近は変わらず同じような会話をしている。結局のところ変わっていないじゃないかとツッコミを入れたくなるところではある。

 

 

「おや、おはようございます。丁度よかった。憩夜、一年生の可愛い女子は粗方ですが把握しましたよ。写真もありますが……。」

 

 

 こいつは 岳騨(たけだ) (さとる) 確かこの辺の一番大きな寺の息子だったはずだが生憎除夜の鐘で消えるような煩悩は持ち合わせていないらしい。チャームポイントは頭だ、年中光ってやまないのである。

夏場にはいい迷惑である。何故かって? 夏って日差し強いだろ? 頭光るだろ? つまりそういう事だ。

 

 

「ふむ、見せてもらおうか」

 

 

可愛い女子と言われて反応しないわけにはいかない、自分で言うのも何だが、俺は結構なフェミニストだと自覚している。しかし俺も健全な男子だ、ある程度はしかたないだろう? 異論は認める。

 

 

「ええ、この娘なんてどうです? 水鏡(みかがみ) 麗歌(れいか) さんとおっしゃる方だそうで。」

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

「どうしました憩夜?」

 

 

 

「いや、何でもないぞ。しかし妙な既視感(きしかん)があってな。」

 

 

 

「いわゆるデジャブと言われるものですね? 驚きましたよ、写真を見るや否や急に黙りこくるんですから、てっきり一目惚れでもしたのかと思いました。」

 

 

 

「女を惚れさせた事なら何度もあるが、こちとら惚れた事はないんでな。」

 

 

 

ニヤッと不敵に笑ってみると案の定返答が返ってくる。

 

 

 

「流石憩夜ですね、格好良さは日増しになっている気がしますよ。僕の心も掴んで離しませんからね。」

 

 

 

最後のは想定外だった。やめろ、そういう事を言うんじゃないほら見ろ女子たちが遠巻きに俺たちを見ながらヒソヒソと何か話してるじゃないか。キャーとか言われてる……俺が言いたいわ!意味は違うけどな?

 

 

 

「しかし、武術で鍛えられているからか憩夜の動物的勘や『なんとなく』はよく当たりますからね。この方の周りの状況には少々気を配ることにいたしましょうか。」

 

 

 

「ありがたいが、ほどほどで構わないからな? 既視感なんて大抵は関係ないものだしな。」

 

 

 

「そうですか? 少し楽しみだったのに残念です。」

 

 

 

楽しみにするな楽しみに、少し犯罪チックな事を仄めかす悟だが頼むと本当にやってのけてしまうのだ前に一度だけ情報戦をしたことがある、とある男子の一週間のデータを集めるというものだ、あくまで予め迷惑はかけないことと口外はしない事を誓った上で、だ。結果は惨敗だった、男が目的では大してやる気も出ないと言っていたのにも関わらずだ。あいつが何をそろえて来たのかは悟とその男子の名誉のために伏せておく。

 

 

 

「他の事に労力を割いてくれ……。」

 

 

 

「了解しました。」

 

 

 

悟は終始微笑を浮かべながら話し、自分の席へと戻って行った。

 

ああは言ったが正直言えば写真を見たときに感じた既視感を忘れる事が出来なかった……。




  どうも!!◆◇夢幻水晶◇◆です!!!
 さて、第一話という事ですがいかがだったでしょうか。プロローグとはまた違った憩夜君が見れたのではないでしょうか? 
一言だけ言わせてもらうとですね。
幻想郷の開始地点をどうしようか?ですね。
正直ろくに決まっていないのです……。そんなこんなですが頑張ります!
 
 それではまた次回!!!( `・ω・)ノシ
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