RDR2予約ktkr!RDRで復習だ!
DMC(HD)でコントローラー投げた。
大体↑のような日々だった。
そして七星朔様。遅れましたが誤字報告ありがとうございます。
臨海学校だー。やったー。
「きもちわるっ」
「真輝大丈夫?」
スカートから晒した太ももの感触と頭がシェイクされる気持ち悪さの板挟みに会いながらバスに乗っている。かれこれ数時間ほど時間が経過したが、未だに終点は見えない。
シャルロットのおかげで何とかやって来れた。
「真輝め、情けない」
「でも意外だな。真輝がバス酔いするなんて」
「人って意外と妙な欠点持ってるものよね」
「まあ、こうして人が集まって移動となればバス移動しかあるまい」
「一夏さんは大丈夫ですか。酔ったりしていませんか?」
「俺は大丈夫だぜ。セシリア」
昔からバスは苦手なんだ。何故かわからんが。乗り物の中でどうしてもバスだけがダメなんだ。克服しようともしたが結局無駄だった。歳を重ねれば治ると親父に言われたが、そんな耳触りのいい未来よりも今この瞬間を、どうにかしてくれ。
「う”あ” あ” あ” あ” あ”」
「シンキーゾンビみたい」
前から本音ちゃんの声が聞こえる。助けて、助けて。
「シンキー、ダイジョブ?」
本音ちゃんに撫でられる。あぁ~、癒され……ない。不思議だね。
「ア” ア” ア” ア” ア”。まだぁ、つかないのか」
この地獄から抜け出せるなら何でもするぞー。ほんとうに。
なんでこんな朝っぱらから気分悪くならなきゃいけないんだ。到着しても気持ちわるいのは変わらないんだぞ。今は地に足が付いてるからいいものの。後は時間をかけて元の調子に戻していけば、元通りだ。治るまでのガマン。
「真輝は後から来るのか」
「砂浜に。ああちょっと休めば元に戻るからな」
一夏も一人で水着の美少女たちの中は居心地が悪すぎるか。俺はなるべく時間をかけてナオさせてもらおう。ナオルトイイナー。
「それじゃあ僕は着替えて先に行ってるからね。ちゃんと来てね」
「分かった。気分が戻ったらな」
「もう、仕方ないな。それじゃあね」
シャルロットのおかげで今回のバスは吐かずに済んだ。流石に女子だらけの場所で吐くのは外聞が非常によろしくない。これまでいい関係を築いたクラスの子がいきなりヨソヨソしくなる可能性があるし。いや多分一線引かれる。
昔は良く吐いてたけど、高校に入ってからはあんまり無くなったな。バスに乗る機会が減ったのもあるけど。今回は頭が痛くなって、気持ち悪くなっただけだし。いやそれだけでも十分嫌なんだけどね。
「あぁー、地面って本当に素晴らしい」
「フッフッフ」
「織斑先生すか?」
先に着替えて海水浴に向かう女の子たちと一夏とは一旦別れ、俺は先に自室に行く。シャルロットとラウラに肩を貸してもらい、部屋の前にまで送ってもらう手はずになっている。俺たちの後ろからついてくる織斑先生に案内してもらいながら部屋にたどり着く。シャルロットとラウラの二人には先に海水浴に向かうらしい。ちょっと気を使わせたかなー。
着いた部屋で寝転がって気分を変えようとしているところに何やら笑い声が耳に届く。首を上げつつ声をかける。部屋の入り口にもたれかかってる千冬さんを発見。絵になるなー。
「楽にしてていいぞ。それにしてもお前がバス酔いとは。意外だな」
「ずぁー、こればっかりはどーしよーもないですからね」
「他にもダメなのはあるのか」
「そーですね。乗り物はバス以外特にないですけど飛行機の離着陸は苦手ですね」
「飛行機のアレか。確かにアレが嫌いな人はいるな。私はそうでもないが」
「そっちはどうでもいいんです。気持ち悪くなるのは飛行機の離着陸だけですから」
首だけあげて千冬さんを見ておく。すぐに気持ち悪さが感じなくなったので体を動かそうとしたが、嗜めなられたので素直に従っておく。気持ち悪さは未だに消えない。大体バスを降りてから数時間しないと治らないんだ。
「礼を言ってなかったな」
「何の礼ですか?」
本当に何の礼のか分からなかったので聞き返す。千冬さんに何か貸しを作っただろうか? どうも酔うと頭の回転がよくない。全く心当たりが思いつかない。
「お前には一夏を助けてもらったからな」
「そういえば助けましたね」
確かにに学年別トーナメント戦で一夏を助けている。どちらかといえば、シャルロットとラウラのついで、だったりする。シャルロットは俺と戦ってたし、ラウラは味方で爆弾背負ってたし。
「ふっ、お前からしては一夏の評価はそんなところか」
「いや結構すごいと思ってますよ。すぐに友達になれるところとか、何気なく気使いするところとか」
「そうか。よく見ているな」
「まあ、前いた学校だと目立たないようにするために人付き合いは選んでたんで」
万人受けする性格はしてないから、あんまり人と仲良くなることが上手くないんだ。だから一夏みたいに人に率先して話しかけられる奴は尊敬できる。きっかけ作るのが苦手なだけで、人と仲良くなれないわけじゃないんだ。
あと最初になんて話しかければいいのかが分からない。一回仲良くなればトントンなんだが。だからかいつの間にか仲良くなった友達の方が多い。友人を友人だと胸を張れないっていう欠点のようなものがある。
俺の悪い習性だと分かってはいるんだがな。どうにも治らん。そういえばこっちに来てからあんまり気後れしてないな。女性苦手なんだけど。何でだ?
「なんだ。そんなにひどい学校だったのか」
「学校そのものは酷いわけじゃないんですが、グループ格差が酷くて」
「なるほど。教師側の問題ではない、というのは少しばかり安堵できるが。教師としては確りと教育できなかったのかを問い詰めたいところだ」
教員の問題じゃなくて安心できるけど、一教師として学校の問題をどうにかできなかった気になると。
流石に千冬さんでも学校側の問題を一人でどうにかできるとは思えんが。それに問題をよく起こしてた不良グループの方にPTA、教育委員会の役員がいたからな。問題は学校が率先してもみ消してたっけ。
「……う、うむ。それは何というか。不幸だったな」
流石に千冬さんもうちの学校については口出しは難しいようだ。微妙な空気になったところで何か話題はないかを探す。バス酔いによる気持ち悪さは既にない。そろそろ行くか。
「おっし、ありがとうございました。千冬先生。やっとバス酔い治りました」
「それなら、私もそろそろ行くとしよう。男子更衣室はないからお前はここで着替えるといい」
「……あれ、それじゃあ一夏のやつはどこで着替えに行ったんですか?」
「……まさか」
俺の疑問に対して何かしらの答えが浮かび上がったのか、水着を片手にすぐ部屋から出ていく。神に愛されている一夏ならどんな結末を迎えているのか。嫌な想像が簡単にできてしまう。
千冬さんが部屋の外に出ていった後、すぐに部屋の中に入ってきた一夏。どうやら一通り歩き回った末に山田先生に連れて来てもらったらしい。
流石に女子更衣室までは入ってないよな。とジョークを言ってみたら目を背けやがった。まあ言及は勘弁してやった。
気がつかずに女子と一緒に部屋に入ったんだとしたら、流石としか言いたい。流れるように女子更衣室に入る男なんて俺は知らない。一夏さんホントスゲーっすわ。
「もう、勘弁してくれ」
「御手洗君とか五反田君に言ったら面白そうだね」
「それだけは本当に辞めてくれ」
あいつらに知られたら絶対騒がれる、とか言いつつうなだれる一夏。一夏の友人二人には面識はないものの、一夏を通して互いに知っている。ここ(IS学園)だと男の友人はできないからな。数少ない男友達らしい。
今の一夏としては数少ない気心知れた友人なんだとか。有名人と化した今、何でも知らないクラスの子がいきなり友達になろうと言ってきたりするそうだ。それが自身の小中学の子ならばまだしも、別の中高校生までやってくるんだと。
そのことを後で話したら千冬さんに話したら教えてくれたんだが、中には口にするのも憚る手口を取ってくる輩もいたそうだ。有名人の弊害だと鬱陶しげに話していた千冬さんは珍しく、イライラしているように見えた。
ブラコンだなーとか考えたらしばかれた。不思議だよ。
「にしても、良い景色だな」
「露骨な話題変換。だけど、確かにこの光景は良いものだ」
青い海、白い砂浜。それだけなら日本にはどこにでもある。だが砂浜に目を凝らして見ると水着姿の同級生がいる。そこに溢れるだろうキャッキャウフフな光景を思い浮かべ、バス地獄に揺られ続けたかいはあっただろうと思いたい。
「それじゃあ、とっとと行こうぜ。皆を待たせるのは気が引けるからな」
「それもそうだな。さっさと行って水着を拝みに行くぞ!」
俺の言葉で笑いながら砂浜への道を歩いていく。一夏との友好関係は良好。俺の知る範疇でISの知識を教え、練習を手伝ったかいはあった。俺も最初は習う側だったけど、
まあ、できればこうやって遊べればいいんだけどなー。無理なんだよなー。
「今を死ぬ気で遊ぶだけだ! 海だー!」
ようやく到着した砂浜に足をつける。ビーチサンダルと足裏に入ってくる砂の感触がちょっと気になるが、目線を砂浜の美少女たちに目を向ければ気にならない。
二次元に出てくる美少女たち。色とりどりの水着。日々ISの練習で鍛えられている肉体。健康的なエロさというべきか。エロさよりも前に健全さが伝わってくる。どことなく微笑ましく感じてしまうのは何故だろうか。
「これはいいものだ」
「何言ってんだ、真輝?」
「ハッ? お前知らないの? 壺の人」
「壺? それより呼ばれてるぞ!」
マジか、壺の人のことを知らないのか? ウソだろ。今の子ガンダム知らないの? まあ、マさんが出てくるのは結構少ないし。少ないよな?
「一夏くーん! 真輝くん! 一緒にバレービーチやろー!」
「おっしゃ! やったるで!……一夏、先に行ってろ。後で参加する」
「うん? 分かった」
俺が来るのを見計らってやってきた二人組を見る。案の定、言葉にしがたい物体をシャルロットが引き連れてくる。包帯グルグル巻きのラウラ。実際に目にしてみるとインパクトは水着の美少女の比じゃない。
「あはは、真輝。ラウラのこと見すぎだって」
「うっ、み、見るな真輝」
「見るなと言われても、その恰好をどうにかしてから言えよ。取るぞー」
こうなればさっさと包帯をひっぺがすか。毎朝の訓練での機敏さは見る影もなく俺の手で包帯をむしり取られる。中には原作同様のラウラの姿が。だが、改めて見るとその華奢な体躯に目がいく。月並みだが力を入れたら折れそうに思える。
実際に毎朝ボッコボコにされてる身からすると嘘のように感じるが。それでも軍人であることを除けば、本当に女の子なんだと感じさせられる。
「じ、ジロジロ見るんじゃない!」
「あっ、すまん。いや、改めて女の子なんだなと思ってな」
「フフッ。何言ってるのさ。僕やラウラだって女の子なんだよ」
それはよく知っている。二人とも可愛い女の子だ。とはいえ、今のままではその二人に守られる可能性だってあるわけだ。俺の戦闘能力の八割以上が
だから『神器無効化』《セイクリッド・キャンセラー》があれば、ほぼ無力になるんだ。明日やってくるのは
俺が
ラウラとシャルロットの二人は俺が守る。簪も守る。本音ちゃんやクラスメイトの皆だって力が限りで守る。強い男として頼りにされているんだ。滾らない訳がない。
女は男が守る。親父は俺にそう教えた。弱い子は守るのは当然だし、何が幸せになるかは分からないけど、幸せにしてみせる。俺は弱い側から去った。強い側に立つきっかけができたんだ。力は正義だ。子どもだって知ってる真実だ。
二人から向けられた笑顔に誓って傷付けさせてなるものか。
ぶっちゃけガノタじゃないと『|あれ(壺)は良い物だ』知らないんじゃない。