全てはホロメンのために   作:夜桜透

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今回はS君が寝込む回です。
戦闘はありません。


19話 静養

 

 

チュンチュン…チュンチュン

 

窓から朝日が差し込み、小鳥の鳴き声も小さく聞こえる。

 

 

ヴーヴーヴーヴー

 

午前6時、スマホのアラームが鳴る。

 

布団から手が伸び、アラームを止めた。

 

S君「んあぁぁぁ」

 

気怠い声を出し、S君が目覚める。

 

S君「寒っ…」

 

まだ冬真っ只中、朝の冷え込みは厳しい。

 

S君「起きなきゃ」

 

二度寝したい欲求に駆られるも、仕事に遅れる訳にはいかないため、何とか起きようとする。

 

S君「んー…」

 

のそのそと体を起こそうとしたとき、

 

 

 

 

ビキーーーーーーーン!!!!

 

 

 

S君「ぐぁ!!!」

 

腰に電流が流れるような激痛が襲う。

S君はそのままベッドに倒れ込んだ。

 

S君「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!」

 

S君(こっ、これってまさか…)

 

S君(ぎっ、ぎっくり腰!?)

 

ぎっくり腰になるのは初めてのようである。腰に走る初めての痛みに、悶え続ける。

 

S君(いっいや、気のせいだと思えば…)

 

仕事を休むわけにはいかないという思いから、何とか動こうとする。

しかし…

 

 

 

 

 

ビキーーーーーーーン!!

 

さらに電流が流れる感覚に襲われる。

 

S君(こっ、これは無理だ!!)

 

S君(フェスやエキスポの仕事があるのにー!!!)

 

休めないのに休まざるを得ない状況になっていることに苦悶の表情を浮かべ、スマホに手を伸ばした。

 

 

 

 

ホロライブプロダクション

 

上司「…ああ、わかった。それは仕方ないからお大事にな。」

 

上司「はぁ…」

上司はため息をつき、受話器を置いた。

 

葛山「今の電話、なにかありましたか?」

 

葛山が上司に尋ねる。

 

上司「あぁ、実は桜木からの電話だったんだが、どうやらぎっくり腰っぽくて、今日休みを取りたいってことだった」

 

葛山「えっ、そうなんですか!?」

 

葛山(この前、体の痛みを我慢してるようだったが、ついにきてしまったか?)

 

葛山(それに、昨日は戻ってきたときには酷く疲れていたしな。ホロメンに注意喚起するだけならあんなに疲れないはず。確実に何かがあった)

 

葛山は、S君がぎっくり腰になったことに驚くと同時に、昨日のS君の様子についても思い返していた。

 

上司「ああ。だから申し訳ないんだが、今日のあいつの仕事、代わりにできそうなのは代わって、代われないものは延期の手配をしてもらってもいいか?」

 

葛山「分かりました。しかし、大丈夫ですかね。桜木は」

 

上司「どうだろうなぁ。ぎっくり腰になるのも初めてっぽかったし」

 

葛山「今日、余裕があれば様子を見に行ってきますよ」

 

上司「ありがとう。よろしく頼むよ」

 

葛山(あいつは何かを隠している…。様子を見がてら、直接聞いてみるか)

 

S君への疑念を払拭するためにも、葛山は業務の確認を始めた。

 

 

 

会議室

室内では6人のホロメンが、S君が来るのを待っていた。

 

みこ「S君遅いにぇ」

 

おかゆ「そうだねぇ。S君が遅れるなんて珍しいよね」

 

ルイ「フェスの準備とかで、仕事が立て込んでるのかもね」

 

ネリッサ「スタッフノミナサンモ、イソガシインデスネ」

 

ねね「もう少し待ってみて来なかったら連絡入れてみよか」

 

ハコス「そうですね〜」

 

6人が会話をしていると、会議室の扉が開く。S君が来たのかと6人が扉の方を見るが、入ってきたのは葛山だった。

 

おかゆ「あれぇ〜?葛山さんだ〜。S君はどうしたんですか?」

 

葛山「あぁ、桜木は今日ちょっと来られなくなってしまってな。今日は俺が代理で来た。」

 

ねね「そうなんですか。ちなみにS君は別件とかですか?」

 

葛山「いや、ぎっくり腰らしい」

 

みこ「えっ!ぎっくり腰ぃ!?」

 

みこを始め、その場にいたホロメンは驚く。

 

ルイ「ぎっくり腰かぁ〜、それは辛いね」

 

葛山「そうみたいだな。この後仕事が終わったら、様子を見に行く予定だ」

 

みこ「そうなんだにぇ」

 

S君の状態に心配そうにするホロメンたち。

 

みこ(S君、最近怪我がおおい。調子が悪いことも何度もあった。それにかなたんのときのこと…)

 

みこ(S君、何か抱えてる?)

 

みこは少し考えた後、葛山に話しかける。

 

みこ「ねえ、様子を見に行くの、みこも行っていい?」

 

葛山「ええっ、それはまぁ構わないと思いますが…」

 

おかゆ「それ!僕も行きたい!」

 

ルイ「私も行っていいですか?私もぎっくり腰の経験あるんでアドバイスとかできるかもしれません」

 

ねね「ねねも行く〜!」

 

ネリッサ「ワタシモイイデスカ?」

 

ハコス「普段お世話になってるからね〜。ボクも行くよ」

 

葛山「そっそうか…」

 

葛山(なんだか大変なことになってしまった気がする…)

 

S君を心配する者、少し楽しそうにしている者、反応は様々だが、この場にいる全員がS君の家に行くことになった。

 

葛山「とっ、とりあえず打ち合わせを始めよう」

 

6人「「「「「「はーい」」」」」」

 

 

 

 

 

夕方S君宅

 

S君(くぅぅぅぅ、腰が痛い…)

 

S君はベッドに横になっていた。

痛みはまだ治まらず、横になったまま動けないでいた。

 

S君(ぎっくり腰ってこんなに辛いんだな。何にもできない)

 

食事やトイレなどは何とかこなせていたが、他は何も出来ていなかった。明日の仕事さえ行けるか怪しかった。

 

S君(この後、葛山さんが来てくれるらしいけど、ほんとに申し訳ない)

 

フェスやエキスポを控えててみんな忙しいのに、自分のために時間を割いてしまっていることに申し訳なさを感じ、居た堪れない気持ちになる。

 

 

ピンポーン

インターホンが鳴り、S君はなんとか体を起こし、来訪者を確認する。

尋ねてきたのは葛山だった。

そして玄関に行き、鍵を外し、扉を開ける。

 

葛山「桜木、大丈夫か?」

 

S君「葛山さん、わざわざすみません。大丈夫かと聞かれると、まだ大丈夫ではないです」

 

葛山「そうか、とりあえずいくつか楽に食べられそうなものとか持ってきたぞ」

 

S君「すみません。ありがとうございます」

 

葛山「それと…」

 

S君「?」

 

みこ「にゃっはろ〜。S君大丈夫かにぇ?」

 

S君「ええっ!?みこさん!?」

 

おかゆ「僕たちもいるよ〜!」

 

S君「みなさんまで!?なんで!?」

 

みこに続き、おかゆたちが姿を見せる。葛山以外の来訪者に驚くS君。そしてぞろぞろと中に入ってきてしまった。

 

ハコス「へぇ〜、ここがS君の部屋かぁ!」

 

ネリッサ「ケッコウキレイニシテマスネ」

 

ねね「あはは!S君よく見たら髭面〜!」

 

ルイ「こらこら、余裕がなくてできない人にそういうこと言わないの」

 

おかゆ「あっ僕たちのぬいぐるみがあるよ〜!キレイに並べられてる〜!」

 

みこ「ほんとだぁ〜!嬉しいにぇ!」

 

ホロメンたちは興味津々な様子でS君の部屋を見回す。

 

S君「ちょっとみなさん、恥ずかしいのでやめてください!」

 

ルイ「あ〜ごめんねS君」

 

葛山「桜木、ゆっくり横になれ。あと、湿布貼ってやるから」

 

真面目に対応してくれるのはルイと葛山くらいだった。

 

S君「お二人とも、ありがとうございます」

 

ルイ「S君、楽な姿勢は取れる?」

 

S君「はい、横向きになると少し楽です」

 

ルイ「そう。そしたら膝にクッションを挟むともっと楽よ」

 

そう言い、クッションを差し出し、膝に挟ませるルイ。

 

S君「すいません。ありがとうございます」

 

葛山「桜木、買ってきたものは冷蔵庫に入れておくぞ」

 

S君「はい」

 

ルイと葛山は必要なことを行っていく。そこに部屋の物色を終えた面々が会話に加わる。

 

みこ「S君大丈夫かにぇ?」

 

ネリッサ「トテモツラソウデスネ」

 

ネリッサはそう言ってS君の頭を撫でる。

 

S君「あの〜ネリッサさん。恥ずかしいのでやめてください」

 

ネリッサ「ワタシハ、ミンナニアイヲモッテセッシテイマス。キニシナイデクダサイ」

 

S君のやめてほしいという訴えをサラッと流し、ネリッサは撫でるのをやめなかった。

 

ハコス「S君は何かやってほしいこととかある?」

 

S君「いえ、とくには…」

 

おかゆ「じゃあさ〜。晩御飯を何か作ってあげようよ〜」

 

みこ「それいいにぇ!みこ、頑張っちゃうぞ!」

 

ねね「ねねも手伝う〜!美味しいもの作ってあげるね!」

 

ルイ「それなら私は洗濯をしちゃおうかな。洗濯物貯まってるの見えちゃったし」

 

S君「いや、洗濯物はちょっと…」

 

葛山「桜木、諦めろ。彼女たちはとまらん」

 

葛山にそう言われ、もうされるがままとなってしまった。

しかし、各々自分のために動いてくれるホロメンたちを見て、若干の恥ずかしさを感じつつ、思わず笑みを浮かべた。

 

S君(なんだか、こういうのあったかいな)

 

葛山「信頼されてるな」

 

S君「はい。自分には勿体ないくらいです」

 

葛山「そう言うな。これは今までお前が積み上げてきたものだ」

 

その言葉に嬉しさが込み上げる。

また、自分は支えることを第一に考えていたが、こうして支えて貰うのもよいと思った。

 

葛山と話してるうちに、料理が出来上がり、今日初めてまともな物を食べることができた。

 

みこ「味はどうにぇ?」

 

S君「ええ、美味しいですよ」

 

おかゆ「よかったぁ〜。途中でみこち、やり方間違えるんだもん」

 

ルイ「いや、しゃっちょも間違えてたじゃん」

 

ねね「まぁまぁ、美味しいんだからいいじゃん!」

 

ネリッサ「Sクンサン、ハヤクヨクナッテクダサイネ」

 

ハコス「そうだよ〜。まずはゆっくり休んでね」

 

ホロメンからの暖かさを感じる。

体はまだ辛いが、心は満たされたようだった。

 

みこ(よかった。少しは元気になったみたいにぇ)

 

ねね「ところでさ〜。さっきグッズの棚見てて思ったんだけど、なんかみこちのグッズだけ少し多くない?」

 

S君「ブフッ!」

 

ねねの突然の発言に咳き込むS君。

 

おかゆ「あ〜!たしかに〜!」

 

ねね「もしかして〜S君の推しってみこちなのかなぁ〜?」

 

みこ「えっ!みこぉ!?」

 

にやにやしながら言うねね。全員の視線がS君に集まる。

 

S君「うっ」

 

みこ「Sく〜ん、正直に言ってしまうにぇ」

 

葛山「2回目だが、諦めろ」

 

みこに迫られ、葛山の死刑宣告とも言える発言に根負けする。

 

S君「はい…35Pですぅ…」

 

みこ「ふっふーん!やっぱみこちゃんはスタッフにも推されるエリートだにぇぇ!!」

 

ホロライブスタッフに推されていることを知って、めちゃくちゃドヤ顔をするみこ。

 

S君は恥ずかしさのあまり、顔を伏せている。

 

ねね「こういうふうに身近に推してくれる人がいるってなんか羨ましいな〜」

 

ハコス「そうですね〜。私も推してもらえるよう頑張らないと」

 

葛山「桜木は基本的に箱推しだぞ。雑談してると、いろんなホロメンの話題を話す」

 

S君「ちょっと葛山さん!バラさないでくださいよぉ〜!」

 

ネリッサ「デハ、ワタシタチノコトモオシテクダサッテルンデスネ!」

 

おかゆ「それは嬉しいね〜」

 

ルイ「S君、ありがとう」

 

S君「うぅ〜」

 

再び恥ずかしさに襲われ、また顔を伏せてしまう。

 

ルイ「じゃあ、そろそろ私たちは帰るね」

 

葛山「俺はまだちょっとだけのこるよみんなは先に帰って大丈夫だ」

 

ハコス「分かりました!」

 

みこ「S君、バイバイにぇ〜」

 

おかゆ「おだいじに〜」

 

S君「みなさん、今日はありがとうございました」

 

ネリッサ「マタオシゴトデアイマショウ」

 

ねね「またね〜!」

 

ホロメンたちは帰っていった。

 

そして部屋には、葛山と二人になった。

 

葛山(さて、答えてくれるかな)

 

葛山「なぁ…桜木」

 

S君「はい、なんでしょう」

 

葛山「お前、俺たちに何か隠してることがあるだろ」

 

S君「えっ!?なっ何も隠し事なんて…」

 

葛山「…お前は、ここ数ヶ月で怪我や不調が多かった。それに、自分から危険に飛び込んでいくこともあった。」

 

葛山「普通ならありえないんだよ」

 

葛山「さらにだ。先日警察は、未確認生命体のことを公表した。昨日も未確認が出たよな。それを聞いた直後、お前は出ていった。ホロメンに注意喚起に行くと言ってな」

 

葛山「それで戻ってきたと思えば、お前は酷く疲れていた。時間も長かった。注意喚起に行くだけなのに。明らかにトイレではない」

 

葛山「なぁ桜木、お前はいったい何をかくしているんだ!?」

 

葛山は真剣に聞いてくる。S君はその目を見た。あまりにも真剣な目。本当のことを知りたいという思い、そして自分を心配しているということが伝わってくる。

 

S君(これはもう、無理だな)

 

S君「全て…話します」

 

S君はゆっくりと起き上がり、腹部にアークルを出現させた。

 

葛山「お前、それは…」

 

葛山は一歩後ずさり、目を見開いて驚く。

 

言葉が出ない。

 

呼吸だけが聞こえる。

 

S君「これが、俺が隠していたものです」

 

葛山はS君の腰に現れたアークルを見る。少しだが見覚えがあった。

それは、先日警察から公表された未確認生命体「新種」に付いていたものと同じものということを思い出す。

 

それからS君は、自分が転生者であること、クウガのこと、グロンギのことを全て話した。

本来なら話すべきではないのかもしれない。だがS君にとって、葛山は信頼できる人物であるとわかっていたため、全てを話すことにした。

 

葛山「…」

 

全てを聞いた葛山は何も言わない。

 

S君(そりゃぁ黙るわな。こんなこと荒唐無稽すぎる)

 

そして少し間を置き、葛山が口を開く。

 

葛山「お前の話…正直信じられない…」

 

葛山「でも、お前はそんな嘘を言うようなやつじゃない」

 

葛山は目を伏せる。S君が語ったことは、どれも信じられないことばかりだった。だが目の前のアークルだけは紛れもない現実だった。

 

葛山「…」

 

葛山「お前、全部一人で背負い込んでたのか?」

 

S君「ええ、俺にしかできませんから」

 

葛山「こんなの、一人で背負うには重すぎるだろ!」

 

S君「はい。正直、俺にできるのか自信はないです。俺なんかが世界を守るだなんて」

 

葛山「辛くないのか」

 

S君「…辛いですよ。でも、やらないといけないので」

 

葛山「…そうか」

 

葛山はS君の言葉を飲み込む。そして覚悟を決めたように話し始めた。

 

葛山「なら、俺はできる限りのサポートをしてやる。仕事中に未確認が出たときには任せろ。お前が抜けれるようなんとかしてやる」

 

その言葉を聞き、S君は勝山の顔を見る。

 

S君「いいんですか?」

 

葛山「お前はもう引く気はないだろ?だからやってやるよ。正直、俺にはこれくらいしかできない。だが、一つだけ約束してほしい」

 

S君「なんですか?」

 

葛山からの「約束してほしいことと」は何なのか、S君は聞き返した。

 

 

 

 

葛山「死ぬな」

 

 

 

 

 

S君「!」

 

シンプルだが、重い一言だった。

その一言にどれだけの思いが込められているのだろうか。

S君はその言葉を受け止め、口を開く。

 

S君「はい!」

 

約束できることではない。しかし、力強く返事をした。

 

葛山「よし!じゃあまずは安静にして、体を直せ!とりあえず明日も休んでおけよ」

 

S君「はい。葛山さん、本当にありがとうございました」

 

葛山「いや、お前に比べたら大したことじゃない」

 

葛山「じゃ、俺は帰る」

 

S君「はい、帰り道、お気をつけて」

 

葛山「わかってる。ああと、そうだ」

 

S君「なんですか?まだ、何かありましたか?」

 

葛山「ああ、実はさくらみこさんだが、彼女もお前が何かを抱えてるんじゃないかって思ってるぞ」

 

S君「ええっ!?」

 

葛山「ここに来る途中、お前について話していた。怪我のこと、危険に飛び込むこと。彼女なりに心配していたよ」

 

葛山「彼女は普段は抜けているところもあるが、こういうことには敏感だ」

 

S君「そうですか…」

 

葛山「いつか、話せるときがきたら話してやれ」

 

S君「はい。いつか、必ず」

 

葛山「そんじゃ、今度こそ帰るぞ。じゃあな」

 

S君「はい、お気をつけて」

 

 

 

 

この日、S君は一人の理解者を得た。また、自分を支えてくれる人達がいることを改めて認識し、心が少し軽くなったように感じた。

 

 

 

 

全てはホロメンのために

 

 

 

 

おまけ

 

葛山とホロメンがS君宅に行った次の日。

 

ラミィ「ねぇ、みこち」

 

枢「ちょっといいですか?」

 

みこに話しかけるラミィと枢。何故か二人の目からは、ハイライトが消えていた。

 

みこ「なっ、なんにぇ?」

 

みこは二人の様子にたじろぐ。

 

枢「昨日、S君のお見舞いに行ったんですって?」

 

ラミィ「しかも、S君の最推しがみこちなんだって?」

 

二人の圧がみこにのしかかる。

みこは圧に負け、正直に言う。

 

みこ「えっ、え〜と、はい…」

 

 

 

ズン

 

 

 

さらに圧が強くなる。

 

ラミィ「ずるい」

 

枢「枢もおばあちゃんのお見舞い行きたかった」

 

ラミィ「私もおばあちゃんに推されたい」

 

二人の目がさらに黒くなる。

 

みこ(こっ、怖いにぇ〜!!)

 

ラミィ「今度こういう風にお見舞いに行くときは、私たちにも声掛けてね」

 

枢「お願いしますね」

 

みこ「はっ、はい!」

 

みこ(Sばぁガチ勢怖い…)

 

みこ「あっ、そういえば、S君今日も休みみたいにぇ」

 

ラミィ・枢「ちょっと行ってきます」

 

みこ(S君ごめんだにぇ)

 

その後、ラミィと枢に凸されるS君。

二人の様子に心配し、ぎっくり腰経験者で、今日動けそうな人ということで、みこから連絡をもらったリオナもついて行ったとのこと。

 




今回、葛山にS君の正体が初めてバレます。

ここまで読んでくれた方なら、葛山を登場させた理由も分かってきたのではないでしょうか。
実は名前にもヒントがありました。

今後もちょこちょこと正体がバレていきます。

次回もよろしくお願いします。
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