全てはホロメンのために   作:夜桜透

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7話投稿です。
今回はS君メイン回です。
ホロメンはお休みとなります。

また、少々ツッコミどころのある内容かもしれませんが、ご容赦ください。

それではどうぞ。


7話 休日

 

チュンチュン

鳥の鳴き声が響く。

窓から光が差し込み、目が覚める。

 

「んん、もう朝……今何時……」

 

時計を見ると9時を指していた。

 

「寝すぎた…」

 

(昨日も帰るの遅かったからな…とりあえず起きるか)

 

(あぁ〜…からだおも…)

 

のそのそと起き上がり、朝食の準備をする。

 

(今日は…食パンとスープでいいか)

 

食パンをトースターに入れ、お湯を沸かす。待ってる間は、テレビのニュースを眺める。

ボーっとしながら待つこと数分。

 

チーン!

パンが焼きあがった。

皿に食パンを乗せ、粉末スープにお湯を注ぐ。

 

「そういえば」

 

ガチャ

冷蔵庫を開け、中を確認する。

 

「あったあった」

 

S君が見つけたのは数日前に作った味玉だった。ついでにカットサラダも見つけ、器に盛り付けた。

 

「いただきます」

 

モソモソと食べ始める。

適当に済ませるつもりだったが、バランスのよい朝食となった。

朝食を食べてる間も、ボーっしたままのS君。まだまだ頭が起きていないようだった。

 

「ごちそうさま〜」

 

食器を洗い、歯磨きや髭剃りなど、最低限の支度を済ませる。

 

(何着てくかな〜)

 

服装を考え、シンプルにパーカーとデニムにした。

 

(今日は何をするか……とりあえず午前中はジムに行くか)

 

ジャージをカバンに入れ、最寄りのジムへ向かった。

 

 

 

 

 

 

フィットネスジム

 

「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」

 

小刻みに息を吐きながら走る。

タイマーは既に30分を超えていた。

息もだいぶ上がっている。

 

「はぁ、はぁ……」

 

(こんなもんかな)

 

ランニングマシンを降り、S君は次のエリアへ移動した。

 

 

 

 

 

 

パァン、パァン

 

乾いた打撃音が響く。

 

S君はサンドバッグに拳を打ち込む。

その動きはもう慣れたものだった。

――いや、慣れすぎているとも言える。

 

ジムトレ「桜木さん、随分慣れてきましたね。来始めた頃よりかなり良くなってますよ」

 

S君「ありがとうございます」

 

ジムトレ「いやいや、継続してきた成果ですよ。どうです?ボクシング本格的にやってみませんか?」

 

S君「あ〜、いえ、それは今は大丈夫です。あくまで護身程度なので」

 

ジムトレ「そうですか。気が変わったらいつでも言ってください」

 

S君「あはは、その時は」

 

その後も打ち込みを続け、30分ほどで切り上げた。

そしてS君はシャワーを浴び、ジムを後にした。

 

 

 

 

「そろそろ昼か」

 

街を歩いていると、ラーメンチェーン店【三蘭】が目に入る。

 

「今日はあそこにするか」

 

軽く並び、席に着く。

 

(こういうのはいつも通りでいい)

 

ささっとオーダー用紙を書き込み、店員に渡す。少し待ち、ラーメンが運ばれてくる。

 

(美味そうだ)

 

両手を合わせ、「いただきます」と呟き、勢いよく麺を啜り始めた。

 

(あぁ〜うめぇ〜)

 

(安定した美味さだな)

 

S君の顔が緩む。その後も啜り続け、あっという間に食べ終え、替え玉を注文する。そして数分後には、替え玉も完食していた。

 

「ご馳走様でした」

 

 

 

(さて、この後どうするか)

 

(そういえば東京駅にホロメンの壁面広告があったな。見に行くか。)

 

最寄り駅から電車に乗って東京駅に向かう。

 

 

 

東京駅

 

(おお〜ここか)

 

東京駅構内の壁面広告を眺める。ホロメンの壁面広告は想像してたよりも大きく、目の前に立って見てみると、それは壮観だった。

 

(記念に写真〜)

 

パシャッ、パシャッ

 

スマホのカメラで何枚か写真を撮る。

 

(いい写真だ)

 

(さて、次はどこに行こうかな)

 

(秋葉原でも行くか)

 

 

再び電車に乗り、秋葉原に着いた。

 

(何かホロメンのグッズでもあるかな)

 

電気街を歩き回り、適当に店を回りながら見ていく。

 

(こういう時間、久しぶりだな)

 

いくつかの店を見て回るが、目新しいものは特にない。

 

「あれ、本屋がある」

 

初めて見る本屋だった。新しくできた店なのだろう。足を止め、入ってみることにした。

 

(少し見ていくか)

 

店内を見て回ると、

 

『初めての人でもできる!初心者棒術!』

『エイム力を鍛えよう!スナイパーへの道』

『世界の剣術特集』

 

(なんだこの棚)

 

いかにもマニアックなコーナーに、思わず足を止め、立ち読みを始める。

 

(ふ〜ん……こういうの、今の俺には無駄じゃないかもしれないな)

 

気づけばかなり時間が経っていた。

 

(やばい、長居した)

 

(もう夕方か)

 

(帰るか)

 

帰宅後、夕食を簡単に済ませる。

 

YouTubeを開くと雪花ラミィの配信が始まっていた。

 

ラミィ「みなさーん!こんばんはー!ホロライブ5期生、顔は肝臓、雪花ラミィでーす!今日はホロメンみんなと晩酌雑談配信でーす!」

 

(今日は飲酒配信の日か)

 

酒を飲みながらの雑談配信。

時間と共に空気が緩んでいく。

 

(コメント……どうするか)

 

(いや、まぁいいか)

 

そのまま最後まで視聴する。

 

ラミィ「はーい、今日はここまで〜!ありがとうございました〜!」

 

配信が終わる。

 

「あー、もうこんな時間か」

 

ベッドに倒れ込む。

 

(眠い)

 

(でも……なんか疲れが抜けない)

 

(最近ずっとこうだな)

 

(休んでるはずなのに)

 

目を閉じる。

 

 

 

全てはホロメンのために




今回も読んでくださり、ありがとうございました!

今回は休日を過ごすS君を書いてみました。

社会人になると、一人で過ごす休日もありますよね。
むしろ一人で過ごすことの方が多いのでしょうか?

読者の皆さんは、休日をどのように過ごされていますか?

ちなみに作者は今日、マンダロリアンの映画を観てきました。
グローグーがとてもかわいかったです!

暑い日が続き、疲れやすかったり体調を崩しやすかったりする時期になってきました。
無理をせず、自分を労わりながらゆるりと過ごしていきましょう。

それでは、次回8話でまたお会いできれば嬉しいです。
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